S.Nさん 20代 女性
Nさんは就学前の子どもを育てながら、地元の税理士法人で働いていました。もともとこの事務所に入社したのは、事務所側から「子どもが小さい間は、在宅勤務で働いていてもいい」という条件を提示されたからです。ところが実際に働き始めてみると、「やはり毎日通勤してほしい」と切り出され、話が違っていたためNさんはやむなく退職した経緯がありました。そこで当社の在宅ワーク紹介サービスに登録されたのです。
Nさんに案内したのは、東京の都心にある税理士事務所です。この事務所では2人の在宅ワーカーと契約を結んで仕事をやり繰りしていましたが、そのうちの1人が家庭の都合で、これまで受けていた量の仕事を受けられなくなってしまいました。一方で業務量は増え続けており、在宅スタッフを3人体制にすべく、新たに募集をかけていたのです。
同事務所を紹介することにしたのは、Nさんができるだけたくさんの報酬を得ることを望んでいたからです。この事務所は、今いるスタッフでは仕事が回らずに苦労していたため、Nさんが望む分だけの業務を発注することが可能でした。
また同事務所では、きちんと納期を守り、品質を保っていれば、契約改定のたびに料金の見直しが行われ、報酬単価のアップが期待できます。その点もNさんにとっては魅力的ではと考えました。
ちなみに同事務所が使っている会計ソフトは、Nさんが前職の事務所で使っていた会計ソフトと同じでした。同じソフトなら仕事に慣れるのも早いだろうという判断もありました。
先日Nさんに連絡したところ、「今は少しずつ仕事を増やしてもらっている段階です」とのこと。当社の在宅ワーク紹介サービスを利用し、安心して働かれているご様子でした。Nさんが早く在宅業務に慣れて、望むような報酬が得られるようになることを願っています。
大学卒業後、新卒でジャスネットコミュニケーションズ株式会社に入社。入社後は派遣社員向けのエージェント業務に従事。2016年秋、在宅ワーク事業の新規立ち上げとともに、この事業に携わる。在宅ワークを事業の柱の一つとして確立することで、子育てや介護などの事情により多様な働き方を必要としている人のサポートをしていきたいと考えている。