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2016.08.01 プレスリリース

一般社団法人日本CFO協会と提携し「FASS人材バンク」をスタート

ジャスネットコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:黒崎淳、以下JNC)は一般社団法人日本CFO協会と提携し、人材紹介サービス(名称「FASS人材バンク」)をスタートいたします。
今回スタートする人材紹介サービスの目的は「経理・財務スキル検定(FASS検定)受験者へのキャリア形成・転職支援の強化」です。

JNCは、一般社団法人日本CFO協会、株式会社税務経理協会などの業界著名機関と連携し、経済産業省「経理・財務サービス・スキルスタンダード(注1)」を活用したキャリア形成に焦点をあてた様々な情報提供活動を実施し、経理・財務スキル検定(以下、FASS 検定)受験者のキャリア形成や受験対策をおこなってまいりました(注2)。2016年8月1日からサービス名を「FASS人材バンク」とし、一般社団法人日本CFO協会とより強固なパートナーシップを組むことで、受験者のキャリア形成支援・転職支援体制を強化することといたしました。

FASS検定の累計受験者は、2016年1月31日現在で43,159人に達しており、経理・財務の第一線で活躍する実務家のスキルレベルを客観的かつ信頼性をもって測定する手段として、企業から高い評価を得ております。FASS検定は、経理・財務分野における客観的な実務スキルを測定する試験で、合格・不合格の判定ではなくA~Eの5段階で評価されます。そのため、さまざまな企業の経理・財務部門で、経理・財務パーソンの実務能力を評価する客観的な基準として活用されております。昨今では、企業からの求人に際し「売掛金管理業務ができる人」など経理・財務サービス・スキルスタンダードの30の項目を活用した求人依頼が多くなっており、経理・財務人材のスキル評価の指標にもなりつつあります。企業にとって、自社の弱みを補充する業務領域の可視化が進みつつあるのみならず、個人にとっても自己のキャリア開発に役立てやすい環境が整いつつあり今後も求人応募の条件にFASSのスコアを設定してくる企業も増えてくるものと思われます。

JNCは、FASS検定受験者のキャリア形成や転職活動をサポートするため、転職希望者がどの業務分野をマスターしているのか、FASS検定の結果を個別に把握し、企業の求人と求職者のきめ細かいマッチングを実現させる取組を強化してまいります。今後、JNCは、一般社団法人日本CFO協会とともに経理パーソンの生涯価値向上に貢献すべく、出版物、Web、セミナーでの情報提供と、最適な仕事を紹介するエージェント業務を総合的に提供してまいります。

▼お申し込み・詳細については下記をご参照ください。
http://career.jusnet.co.jp/entry/fass/index.php

「FASS人材バンク」サイト

(注1) 経済産業省は、経理・財務部門の組織・⼈員配置の最適化・⼈材の円滑な移転を促進するための共通基盤として「経理・財務業務マップ」を2003年に公表した後、翌2004年には「経理・財務サービス・スキルスタンダード」の開発をおこない経理・財務⼈材育成事業を展開してきました。日本CFO協会は、経済産業省の委託を受け、2004年以来「経理・財務サービス・スキルスタンダード」の普及促進策の担い手として経理・財務⼈材育成事業に取り組んでいます。経理・財務スキル検定(FASS 検定)は、この事業の一環として一般社団法人日本CFO協会が2005年度下期より実施・運営している検定試験です。

(注2) JNCでは、FASS検定試験のテキスト書籍『キャリアアップを目指す人のための「経理・財務」実務マニュアル』の読者限定のセミナーとして「読者会」を実施しています。これは、単なるセミナー形式ではなく、参加者同士がチームになり、課題を解き、"ディスカッション"をして理解を深める参加型の講義であることです。これは、経理部員同士の交流の場ともなっています。なお、過去の「読者会」の様子は、弊社の経理の仕事を学ぶ動画サイト「Accountant's Library」内の『「経理・財務実務講座」実践編シリーズ』にて視聴することができます。

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