税理士・会計事務所のための事業承継サービス
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ジャスネットコミュニケーションズ株式会社
厚生労働大臣許可番号 13-ユ-070198/厚生労働大臣許可番号 派13-070300
大手人材派遣会社および大手シンクタンク子会社にて、人事アウトソーシング事業の立ち上げに従事。その後、財務系コンサルティング会社においてM&A仲介事業の立ち上げを担う。さらに会計ソフト開発会社では、会計事務所・社労士事務所向けM&Aサービスの立ち上げ、グロースに携わるなど、事業開発から人事、M&Aまで幅広い領域での経験を有する。
子どもの頃は勉強嫌いで、体育のときだけ活躍するサッカー少年でした。サッカー選手になりたいという漠然とした夢がありましたが、高校の頃には「上には上がいる」と気づき、「ああ、勉強しなければ」と思い、人生で初めて勉強し大学に進学しました。
大学入学後は、自分の好きなことだけを勉強していたら金融(特に銀行)に興味を持ち、銀行員になることを目指し始めました。ただ、銀行に就職した大学OBと会っていても、私にはこの人たちと一緒に仕事するイメージが全然湧かなかった。当時はいわゆる就職氷河期で、日本の経済状況がもっとも厳しかった時代です。銀行も統廃合を繰り返していて、「本当にこのまま就職していいのだろうか」という迷いがありました。
そんなある日、とある大学の授業にて「君たちは普通のサラリーマンをやっていても、親の世代ほどには裕福にはなれないよ」と言われたんです。当時の経済状況を考えれば、もっともな言葉です。ただしこの言葉には続きがありました。「普通のサラリーマンでは裕福にはなれない。でも、自分で事業を起こしたり、新しいことにチャレンジしたりする道もある」というものです。その一言をきっかけに、私もビジネスの立ち上げに関わりたいと思うようになりました。
ビジネスを始めようと思っても、お金もアイデアもありません。まずはさまざまな会社を見てみたいと考え、幅広い企業の経営に関われる税理士業界や社労士業界に興味を持ちました。大学時代にファイナンシャル・プランナーの勉強をしていたこともあり、社会保険や年金制度への関心が高かったので、最初の就職先は社労士事務所を選びました。
入社後はいきなり40社の顧問先を任されて、人事・労務の相談や手続きに飛び回る日々。当時20代だった私は、父親や祖父の年齢に近い社長や役員の方々に、社会保険や給与手続きのイロハを教えなければなりません。可愛がられることもあれば手厳しい指摘を受けることもあり、かなり鍛えられました。
その後、「より大きな会社で働きたい」という思いが強くなり、国内最大手の人材派遣会社で人事本部に勤務することになります。当初は前職と同様、人事・労務業務に携わっていましたが、経営企画のマネージャーとの出会いがあり、人事アウトソーシング事業の立ち上げメンバーに抜擢されました。ここで、大学時代に抱いていた「ビジネスの立ち上げに関わりたい」という思いがつながってきたわけです。「会社の資金を使って、社内でビジネスを立ち上げる方法もあるんだ」という新たな発見でした。
その後、この人材派遣会社で立ち上げ、拡大させる予定だった人事アウトソーシング事業は協業していた大手シンクタンク子会社に場所を移して継続することになります。人材派遣会社での事業撤退とともに私も会社を移り、事業プランの再作成、採用活動、営業活動、アウトソーシング導入後のフロー改善提案など、すべての業務に関わりました。当時私一人で始まった事業部も、今では100人以上の組織になっているそうです。
ここでは本当に苦労をしました。繁忙期には何度も徹夜もしましたし、上長と衝突することもありました。若かったこともあり、社内で反感を買うこともありましたが、少しずつサービスの進め方が浸透し、業務を任せられる人が増えていきました。ゼロベースから事業を立ち上げるノウハウは、このときに身についたと思います。
次の転職を考えたのは、人事アウトソーシング事業の中核だった大手シンクタンク企業の子会社が売却されることになったからです。私をこの会社に導いてくれた代表も勇退されることになり、「さて次はどうしようかな」と考えていたときに声をかけてくれたのが、仕事でも関係のあった税理士・社労士法人を傘下に持つ財務系コンサルティング会社でした。
この会社の代表は、私のことをよく理解してくれている方でした。「松尾さん、何やりたい?」と、夜な夜なお酒を酌み交わしながら様々な事業の提案を持ち掛けてくれて、最終的に「やろう」と決まったのがM&A仲介事業でした。が、もしかするとこの代表の中では最初からM&A仲介事業をやるのは決まっていたのかもしれません。当時、M&Aについては何も知らない私でしたが、代表から「M&Aのノウハウは私が教える。だから、どう組織を組み立てるか、そこを考えてほしい。松尾さんはそういうのが得意でしょう」と言われ、こうしてまたゼロから事業を立ち上げをすることになりました。
M&Aと聞くと洗練された世界を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、やることは泥臭いものです。事業承継を含め、M&Aに興味のありそうな企業を毎晩深夜までリサーチし、翌日には片っ端から電話をかけ、DMを送る。面談アポが取れれば、そこから長ければ年単位での勝負が始まります。地方にはたくさんの老舗企業や有力企業がありますが、「会社を売りたい」と言おうものなら町中で噂になってしまいます。税理士事務所にも銀行にも相談できない。だからこそ、悩みを相談してもらえるよう、適度な距離感を保つ関係性づくりに苦心しました。
このとき、M&Aに興味を持っている企業との新たなつながりを開拓したいと考え、会計事務所や税理士事務所の経営を支援している企業などにも営業に行きました。そのときに接点を持った会社の一つが、会計ソフトの開発会社です。日本では誰もが知っている会計ソフトを手掛けていて知名度も高い会社です。この会社で「M&Aのマッチングプラットフォーム事業」を立ち上げる話を聞き、会計事務所のM&A事業に足を踏み入れることになりました。
マッチングプラットフォームサービスの立ち上げ後、会社の方針転換を経て会計事務所・社労士事務所のM&A仲介事業も手掛けていくことになります。私が人事アウトソーシング事業を立ち上げていた頃と比べると、一般事業会社の間ではM&Aという手法はかなり浸透してきたと思います。事業拡大や後継者問題の解決の手段としても定着してきました。ただ、会計事務所・社労士事務所業界を見てみると、M&Aの考え方はまだ十分には普及していません。「買収先のいいようにされるのではないか」「事務所のやり方を否定され、みんな辞めさせられてしまうのではないか」といったイメージが根強く残っています。
例えば、売り上げも利益も出ていない会社や、多額の負債を抱えている会社であれば、業務の仕組みを変えるために手を入れる必要はあるかもしれません。しかし、会計事務所・社労士事務所ではそうした事例はめったになく、むしろ買主が介入することで利益が減ったり、顧問先が離れてしまったら本末転倒です。順調に業務が回っている事務所の「良さ」は、M&Aで損なわれることはありませんし、代表や長く在籍しているスタッフには継続して働いてもらいたいと思う買主がほとんどです。M&Aに対する誤った印象や思い込みを取り除き、事業承継の有益な選択肢として検討してもらえるよう、先生方の信頼を獲得していければと思っています。
好きだったサッカーはフットサルに変えて現在も続けており、社内外問わずさまざまなメンバーでフットサルを行うこともあります。攻めるときには一気に相手ゴール前まで行き、守るときにはコートの一番後ろまでダッシュで戻る。ゴールキーパー以外なら、どんなポジションでも担う私のプレイスタイルが仕事のやり方と共通していると気付いたのは社会人としてだいぶ鍛えられた後になってからです。サッカーフィールドを一選手の視点からではなく、スタンドやテレビから俯瞰して見るようなイメージを頭に浮かべる。そうすると、攻守に穴がある箇所が見えてくる。これは事業・組織を組み立てる視点と同じなんですよね。
ジャスネットは「一生涯サポート」を掲げていますが、独立か転職かを悩まれてご登録いただく税理士、会計士、社会保険労務士の方がたくさんいます。私がこれまでに培ってきた経験や人脈を糧に、独立を目指す方や会計事務所・社労士事務所の課題解決に貢献していきたいと考えています。M&A仲介事業を進めていくほか、事務所向けの人材育成プログラムの構築や採用代行など、会計事務所・社労士事務所を包括的に支えるサービスの実現を目指しています。
ただ、一つの事業が単体で上手くいっても意味がありません。人材紹介・人材派遣業を行うジャスネットだからこそできる事業の方向性があるはずです。事業を点として見るのではなく、線でつなぎ、面へと展開する。どうやって進めていけば事業の相乗効果が生まれるのかを考えながら組み立てていくのは、私の得意とするところです。全力で楽しみながら、サービスと向き合っていこうと思っています。
ジャスネットコミュニケーションズ株式会社
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