INTERVIEW 02
エージェントは企業と求職者をつなぐ架け橋のような仕事。様々な経験を経て対応力をあげていく。
入社して配属されたのはHR事業部です。仕事内容にギャップはなかったのですが、想像以上に調整力が必要とされる仕事だなというのは痛感しました。
エージェントの仕事は求職者へのお仕事の紹介だけでなく、相談にのったり、その方が働きやすいよう派遣先の環境改善を提案したりすることも含まれます。必ず“人”対“人”の仕事になるため、ストレートに物事を進めることに難しさがあります。
1、2年目で本当に苦労したのはスタッフフォローにおけるトラブル対応です。
例えば「わたしは派遣スタッフなので、もっと丁寧に仕事を教えてもらいたい」、さらには「机が狭くて使いにくい」「実際に仕事が始まってみたら、思っていたより駅から遠いので困っている」など、一見わがままに思えるような要望や意見にもまず耳を傾け対応しなくてはなりません。
自分だったら思いもよらないような要望を受け止めて、企業との架け橋にならなくてはいけない部分が上手くできず、モヤモヤしていた経験もあります。こればかりはとにかく多くの経験をして対応力をあげていくことが重要で、近道はないですね。
また、ジャスネットで働くようになり、経理や会計は営利・非営利に関わらずどんな会社や組織にも必ず必要で、会社の根幹になるようなものだと改めて実感するようになりました。今はその分野で会計プロフェッションやクライアントに対して、ジャスネットの様々なサービスを提案し、長期的にサポートできるという点に強いやりがいを感じています。
うれしかったのは、もともとは経理未経験で紹介した方が経理の経験を積んで正社員になり、さらには経理部門の採用担当者として、「ジャスネットに人材を紹介して欲しい」と連絡をくださったこと。「ぜひS.Yさんに紹介して欲しい」と言っていただけた時には、まさに長期サポートを実現できたのだなと実感しました。
エージェントは大変なことも多いですが、同じくらい求職者の方やクライアントの方から感謝されることも多い仕事です。人と対話し、様々なことに対応していくことに難しさと面白味があるので、相手に興味を持ち一緒に考えることのできる、面倒見のいい人に向いているのではないでしょうか。