オールラウンダーとして積み上げた経験と、何より寄り添う気持ちを大切に、身近なパートナーとして中小企業の発展に貢献したい

下村 隆志Takashi Shimomura

下村隆志税理士事務所

1977年1月生まれ。京都府出身。
専修大学経済学部卒。専修大学大学院修了。銀行勤務、専門学校講師を経て税理士に。2007年より2022年まで計3カ所の会計事務所、税理士法人に勤務。2023年1月に独立開業予定。

オールラウンダーとして積み上げた経験と、何より寄り添う気持ちを大切に、身近なパートナーとして中小企業の発展に貢献したい

下村 隆志Takashi Shimomura

下村隆志税理士事務所

1977年1月生まれ。京都府出身。
専修大学経済学部卒。専修大学大学院修了。銀行勤務、専門学校講師を経て税理士に。2007年より2022年まで計3カ所の会計事務所、税理士法人に勤務。2023年1月に独立開業予定。

税理士への道銀行で感じたもどかしさで税理士の資格取得を決意

わたしは京都出身なのですが、父親が銀行員だったため転勤が多く、子どもの頃は色々な場所で過ごしました。男3人兄弟の真ん中でしたが、あまり兄弟げんかをした記憶もないので、どちらかというと穏やかな性格だったのかもしれません。休みの日には父親とよくキャッチボールをして遊んでいました。新しいグローブを買ってもらえたときは、ものすごくうれしかったことを今でも覚えています。

大学は父親の影響もあり、経済学部のある専修大学に進学しました。大学3年生の秋から就職活動を始めたのですが、就職活動先も父親の影響からか、自然と金融機関を選んでいました。活動当初は、銀行、証券、信販会社と万遍なく企業研究を行い、説明会にも参加していたのですが、活動を進めていくうちにリテール業務に深く興味を持つようになり、地方銀行、信用金庫を中心とした活動にシフトし、その中で内定をいただいた地方銀行に就職しました。

銀行には2年在籍していたのですが、当初は財務諸表を理解することもままならなかったので、言われるがまま融資書類を作成し、取引先の査定業務や上司、先輩の手伝いといった業務に追われる日々でした。

ただ、当時は銀行の貸し渋りなどが問題になっていた時代。わたしは銀行業務を通じて中小企業に元気になってもらいたいとの想いで銀行に就職したのですが、不良債権の処理、延滞先の管理など自分の思いとは真逆の現実を目の当たりにして、もっと違う角度から中小企業の力になれないだろうかという想いが募っていきました。

そんな時、働きながら税理士を目指していた方がたまたま転勤してきました。その方に色々と相談にのってもらっているうちに、わたし自身も税理士という資格に惹かれ、税理士であれば自分の当初の想いが実現できるのではないかと考え、そこで初めて税理士を目指そうと決意したのです。

現在までの職務経歴・専門オールラウンド型の税理士を目指し奮闘

銀行を退職してから、専門学校へ通い、税理士試験の勉強に専念しました。それから1年4か月がたった頃、「教える立場として働いてみない?」と声をかけていただき、講師として働くことに。合格していた固定資産税の講師として教壇に立ちながら、引き続き試験勉強を続けました。

非常勤の期間も含め6年ほど講師として働きましたが、やはり実務経験の必要性を感じ、会計事務所での勤務を始めることとし、さらに一刻も早く資格を取得すべく大学院へ進学することに決めたのです。

最初に働いた会計事務所は、専門学校の先輩講師が勤めていたところで、会計データの入力や給与計算、個人の確定申告などから始まり、1年くらいで法人の決算をまとめられるまでに。ただ、この事務所は法人のお客様がメインだったので、資産税の案件がほぼ無かったことから、2年ほどで別の事務所に移ることとなりました。

次に移った税理士法人は、中小企業や個人事業のお客様が多い地域密着型の事務所で、12年間勤務しました。わたしの税理士としてのコアな部分を形作った事務所と言っても過言ではありません。法人のお客様の業種も多岐にわたり、また事務所全体で年間500件ほどの確定申告業務もあり、さらに、その確定申告のお客様から派生した資産税業務などの経験も多数積むことができました。

現在は、別の税理士法人に移り、法人を25件程担当し、スポットの資産税業務を行いながら、全関与先の申告書レビューや、後進の育成など管理職としての業務も行っております。

仕事への想い・夢今後は経営者視点も持ってお客様に寄り添いたい

2カ所目の事務所では、入社当初から10年以上担当し続けているお客様がほとんどでしたので、お付き合いが長くなればなるほど経営上の課題、後継者問題、最近ではコロナの問題など様々な出来事が起こり、また様々な相談を受けてまいりました。

今思い返してみれば、わたしにとってはよくある相談の1つにすぎなかったかもしれませんが、お客様にとってはそれが初めてのことであり、不安に思うことの方が当然多いわけです。相談を受ける専門家の立場として、わたしはできるだけお客様の不安を取り除き、負担をかけないようにするということを一番に考えてきました。

一緒に問題を解決できたときにいただく「下村さんが担当でよかった」の言葉は何よりも心に響きましたし、お客様に真摯に向き合ってきて本当によかったと思わせてくれましたね。

また資産税にも数多く携わってきましたが、デリケートな部分にも触れながら申告までもっていかなければならないので気苦労が絶えません。以前、兄弟間の折り合いが悪い方の相続を担当した時のことです。期限内申告もままならない状態から何とか分割協議をまとめ、申告に至ったのですが、その過程で相続人の方から厳しいお叱りを受けるなど、何度となく投げ出したいと思うような状況がありました。無事申告が終わった際にかけられた「ありがとうございました」の言葉は、シンプルですが安堵感とあいまって、 わたしには忘れられない言葉でした。

わたしが独立開業を決断したのは、諸先生方が築かれた事務所の看板の下での一担当者としてお客様に関わっていくのではなく、自身が独立し経営者になることで、同じ経営者として経営の苦労にまで想いを馳せてお客様に寄り添っていきたいと思ったからです。今まで培ってきた税理士としての知識、経験をより多くのお客様に提供できればと思っています。

プライベート息抜きは小説などの読書と二児の父としての時間

下村隆志_プライベート写真

プライベートでは6歳、2歳の男の子の父として奮闘する毎日です。休みの日には公園で一緒に遊んだり、自転車の練習をしたり。最近は長男とキャッチボールをするようになりました。また次男が言葉を覚えてきたので、兄弟でコミュニケーションをとる姿がよく見られます。一緒に遊んだり、同じテレビをみたり、長男が兄として弟の面倒を必死にみようとしている姿はとても微笑ましいです。

最近は仕事と子育てで忙しく、なかなか時間がとれないのですが、昔から読書は好きでした。学生の頃は、父親が集めていた司馬遼太郎や池波正太郎などの時代小説をよく読んでいましたね。社会人になると好みが変わってきて、宮部みゆきや東野圭吾、野沢尚などのミステリー系や、横山秀夫、真山仁、重松清、池井戸潤などの社会派系の小説をよく読むようになりました。

どのジャンルの小説にもいえるのですが、読み始めると良い意味で日常とは別の世界に没入でき、その中で臨場感や緊迫感、爽快感を感じられるのが自分にとってはものすごく大きく、読書は仕事の疲れを忘れさせてくれる大事な時間でもあります。

メッセージ身近な税の専門家として謙虚に、そして誠実に

下村隆志

たくさんの中小企業や個人のお客様と接してきて改めて思うのは、税理士は先生業ではなく、サービス業だということです。わたしは先生と呼ばれるのは苦手なのですが、お金をいただいている以上、プロとして的確なアドバイスをしていくのは当然です。ただ、その立場に驕ることなく、お客様に謙虚にそして誠実に向き合っていくという姿勢は、決して忘れてはならないと考えています。

事業承継を考えていらっしゃる先生は、ご自身が大切にしてきたお客様をしっかりサポートし受け継いで欲しいと考えていらっしゃると思います。わたし自身も直接お客様と会って信頼関係を築き上げ、責任をもって最後まで向き合うというスタイルで仕事をしてまいりましたので、承継させていただけるのであれば、先生のお気持ちに是が非でも応えていきたいと考えています。

今も遠方のお客様へお伺いしていますので、フットワークの軽さには自信がありますし、もちろんご希望であればリモート業務にも対応できます。事業承継にあたってわたしの人となりを知りたいなど、ご希望があれば柔軟に対応させていただきます。これからはよりたくさんのお客様のために、持てる力を発揮し貢献できればと思っています。

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