ずっと働ける仕事として選んだ税理士、事業承継の経験を活かし、これからも身近で頼れる存在として努力し続けたい

野田 美和子Miwako Noda

野田美和子税理士事務所

千葉県浦安市出身。
学習院大学文学部フランス文学科卒。
卒業後、住友海上火災保険株式会社に入社。
竹中公認会計士事務所、新創税理士法人にて通算5年間の勤務ののち、出版会社の経理職に転職。在職中に税理士試験5科目合格を達成。
2009年3月、税理士として独立開業。

ずっと働ける仕事として選んだ税理士、事業承継の経験を活かし、これからも身近で頼れる存在として努力し続けたい

野田 美和子Miwako Noda

野田美和子税理士事務所

千葉県浦安市出身。
学習院大学文学部フランス文学科卒。
卒業後、住友海上火災保険株式会社に入社。
竹中公認会計士事務所、新創税理士法人にて通算5年間の勤務ののち、出版会社の経理職に転職。在職中に税理士試験5科目合格を達成。
2009年3月、税理士として独立開業。

税理士への道女性が一生涯働ける資格として税理士を目指す

わたしは4人兄弟の一番上として、千葉県の浦安市で生まれ育ちました。中高一貫の女子校に進学し、大学は文学部フランス文学科へ。税理士はおろか、将来どういう仕事につきたいか深く考えず、テニスサークルの活動を満喫していたような女子大生生活を送りました。

就職活動中はちょうど氷河期で、採用がぐっと抑えられた時代でしたので、とにかく採用していただけるところがあればというスタンスで一般職を希望して、たくさんの業界を受けました。採用していただいた損害保険会社では広報部に配属され、社内報を作成したり、雑誌に掲載される広告の手配をしたり、社内外へのPR活動が業務の中心です。

仕事は楽しかったのですが、できれば長く自分なりのペースで働いていきたいと考え始め、そのためには何か資格があればいいのではないかと思い至り、様々な資格を調べ始めました。働きながらでも勉強できるもの、と調べていくうちに税理士の資格を知り、一念発起して資格の取得を目指すことに。これが税理士を目指したきっかけです。

現在までの職務経歴・専門事業承継の経験で経営者としての視点も身についた

資格取得を決意してからは働いていた損保を辞め、アルバイトをしながら本格的に税理士の勉強を開始します。2年目に簿記論と財務諸表論に合格。3年目に法人税法に合格したところで、新創税理士法人で正社員として働き始めました。そこでは中小企業の法人申告業務、個人の確定申告業務をメインに行っていました。

ここまで順調に試験に合格してきたと思われるかもしれませんが、正社員になってみると、改めて税理士の仕事の大変さが身に染みて…すっかり勉強へのモチベーションが落ちてしまったんです。

そこからなかなか残りの科目に合格できず、いよいよ危機感を覚えたため残業のない職場へ転職して勉強しようと、出版社の経理に。そこでは経理はわたし一人で、バックオフィス全般も担っていました。そこで残りの2科目、消費税と国税徴収法にも合格します。この出版社への転職が、いずれ税理士として独立するきっかけとなりました。

出版社には4年程度勤めていたのですが、社長には試験合格にむけて応援をしていただいており、合格した際に「うちの会社の経理を引き続き見ながら独立したらいいのではないか」と言っていただけて。その言葉がなかったら、独立を決意することはなかったかもしれませんね。

最初は自宅開業、その半年後に以前の職場の同僚が借りている渋谷区のオフィスをシェアする形でのスタート。当初は時間がありましたので、流行していたブログを書いて情報発信していました。それがご縁で税理士の方や他仕業の方とつながり、簿記の講師や大学の非常勤の仕事に結びついたり、顧問のご依頼を受けたり、仕事の幅が徐々に広がった感じです。

わたしは税理士事務所の事業承継の経験もあります。ある税理士事務所の所長がお亡くなりになり、引き継いでくれる税理士を探しているとのことで私が候補となったのです。ちょうどその当時、わたしは大きな仕事がなくなってしまったタイミングでしたので、これはありがたくお引き受けさせていただこうという感じで。不安もありましたが、40社程度を抱えた規模の事務所を事務員の方と一緒に9割がた引き継ぎました。

実際に自分が事業承継をした経験は、次の人を育てるための準備、経営者としての心構えなど、今後、お客様から事業承継の相談を受けた際に大きく活かせるなと思っています。

仕事への想い・夢税理士は頼もしい存在でなくてはならないと学んだ

長く働くためにと選んだ税理士の道ですが、実際に働いてみるとお客様から専門以外のご相談が多いことに驚きました。助成金や年金、保険や投資などの数字に強いと思われているからこそのご相談から、人事・採用関連、人の紹介、社内や家族の方との人間関係の悩みまで、本当に様々です。

想像以上にお客様との距離が近く、税理士にとって専門知識は当然重要ですが、多方面に情報のアンテナを張っておくことの重要性を痛感しました。またお客様に寄り添い、心のよりどころとして頼もしい存在でいることがいかに大切かも学び、それを常に意識しています。

ある案件で役員間の人間関係が難しくなり、一触即発の状態になってしまったことがありました。会社内の新規案件への取り組みが停滞したり、従業員の方たちも不安に思ってしまったりするような状態だったのですが、なんとかわたしが間を取り持つことで解決し、会社がよい方向へ向かっていくのを見た時は本当にうれしかったですね。

お客様の目的は会社を問題なく長く経営することだと思います。わたしは税務・会計・経理面からそのためのサポートをさせていただくのが税理士の使命だと思っています。お客様の問題を一緒に解決して心が軽くなられたご様子を見るのが大きなやりがいですし、これからも一人でも多くのお客様に頼っていだだけるような存在になれるよう精進していきたいと思っています。

プライベート自然を感じながら親しくなれるゴルフが大好き

野田美和子_プライベート写真

わたしはゴルフが趣味なのですが、一番の魅力はコースをまわる際、自然を感じながら一緒に行った方々とのコミュニケーションが深まる点だと思っています。屋外で四季を身近に感じながら同じ組の方と長い時間一緒に過ごすことで、普段は話さないような話もできて、距離が縮まるところがいいですよね。

スポーツとしても、時には3歩進んだのにまた2歩下がるような、ゴールがないところが楽しいです。腕前は100切れたら御の字というエンジョイゴルファーなのですが、お客様や同業者、家族などと一緒にラウンドを楽しんでいます。

ゴルフは観戦も好きで、特に女子プロの試合は録画して毎週末楽しみに観ています。選手層が厚く若手の強い選手がどんどん出てきて、ワクワクします。インスタグラムを開設している選手が多く、プライベートな面も知ると、より身近に感じさらに応援したくなりますね。中でも植竹希望プロと成田美寿々プロは長く応援しています。

メッセージ事業承継の経験を活かし新たなお客様の力になりたい

野田美和子

わたしは税理士として「聞く力と質問力」「ノミの心臓精神」を大切にしてきました。

「聞く力と質問力」は、お客様のお話をじっくり聞きながら質問を繰り返すことで、表面的ではない本当の悩みや実態がわかることが多いという経験からです。こちらからの報告や説明だけでさっと終わらせるのではなく、お客様の立場に立ってじっくりとお聞きする姿勢を心掛けています。

また「ノミの心臓精神」ですが、失敗は確認不足や調べ方の不徹底で起きることが多いため、常にこれで本当に大丈夫だろうかと自問自答することを大切にしています。

これからも上記の2点を大切にしながら、今後はもっとお客様に頼られるような存在になることがわたしの目標です。何よりお客様たちに安心感を与えられる存在になれたらと思っています。

わたしは現在、渋谷区を拠点に活動していますが、お客様は岐阜や沖縄など全国多岐に渡ります。もし事業を承継させていただける場合は都内中心と考えていますが、これまでの経験を活かし事務所の方たちが働きやすい環境作りを心掛けたいですね。

また常に情報アンテナを張り巡らせ、その時代に求められていることを取り入れながら、税理士としてお客様に寄り添う姿勢を貫きたいと思っています。

プロフィール非公開の後継者候補も
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ジャスネットコミュニケーションズ株式会社
TEL:03‐4565‐9244
厚生労働大臣許可番号 13-ユ-070198/厚生労働大臣許可番号 派13-070300