会社が持つノウハウや人材は財産
Big4で培った豊富な知識と経験を活かし、中小企業の後継者問題を解決したい

川口 卓Taku Kawaguchi

川口卓税理士事務所
TK Accounting & Tax Office
(認定経営革新等支援機関)

1987年3月生まれ。長野県松本市出身。
東海大学法学部卒。亜細亜大学大学院修了後、2011年9月~都内税理士法人に勤務。その後、2016年3月~都内大手会計事務所、2017年3月~EY税理士法人を経て、2021年3月~川口卓税理士事務所及び株式会社Trusted Partnersを開業。

会社が持つノウハウや人材は財産
Big4で培った豊富な知識と経験を活かし、中小企業の後継者問題を解決したい

川口 卓Taku Kawaguchi

川口卓税理士事務所
TK Accounting & Tax Office
(認定経営革新等支援機関)

1987年3月生まれ。長野県松本市出身。
東海大学法学部卒。亜細亜大学大学院修了後、2011年9月~都内税理士法人に勤務。その後、2016年3月~都内大手会計事務所、2017年3月~EY税理士法人を経て、2021年3月~川口卓税理士事務所及び株式会社Trusted Partnersを開業。

税理士への道原点は祖父母の経営する飲食店の税理士

わたしは長野県松本市で3人兄弟の真ん中として生まれました。豊かな自然に囲まれた環境の中で川魚やカブトムシを捕ったりして遊んでいた、元気な子どもでしたね。父は医師ですが、進路で医師を勧められたことは全くありません。むしろ「先生なんて仕事は碌なもんじゃない」なんて言う人でした。わたし自身も血が苦手だったので、おかげで進路は自分の好きな道を選ぶことができました。

祖父母は飲食店を経営していたのですが、そこでお世話になっている税理士さんがいて、気軽に話をしたりしていました。幼い頃から税理士という仕事があるんだなと、身近に感じる環境ではありましたね。

大学は東海大学法学部に進学していたのですが、いざ就職となったときに、当時は就職氷河期だったこともあり「何か資格を持っていると有利だ」と言われていて。その時に数学が好きだった自分は“税理士なんていいんじゃないか“と思ったのが、税理士を目指したきっかけです。

その後、知り合いの税理士等のアドバイスを受けて亜細亜大学の大学院に進学し、学位をとって試験科目を2科目免除していただきました。卒業後は実務経験を積むために、都内の税理士法人に勤めることになります。

現在までの職務経歴・専門M&Aのノウハウを身につけ独立へ

わたしが最初に勤めたのは、いわゆる街の税理士事務所で、主にお医者様や医療法人のお客様を担当していました。上司がスパルタで体育会系な職場で、いきなり資料だけ渡されて「試算表よろしく」という感じで、だいぶもまれましたね。けれどお客様と直接コミュニケーションをとって、一から関係を築いていくという会計や税務以外の大切なことも多く学びました。

印象に残っているのは、地元で愛されているスーパーを担当した案件です。1代目の方が成功してビジネスを大きくしたのですが、2代目の息子さんが跡を継がず、結局廃業することに。当時は事業承継に関するノウハウもなく、後継者がいなければ廃業する選択肢が多く、地元の方に必要とされているお店なのにと残念でした。

その後、もっと経験を重ねM&Aについて学びたい、という気持ちが強くなったので都内の会計事務所に転職し、在籍していた2016年11月に税理士登録します。ここは思っていた顧客の傾向と実際の業務に齟齬があったので、1年で次の職場に移りました。

そこがEY税理士法人でした。ここでは念願のM&Aの税務アドバイスをメインに担当することができました。1案件5、6人のチームで、具体的にはM&Aや組織再編時のデューデリジェンス業務や、ストラクチャリング業務をメインに担当。

どのようなスキームで取引を実施したら税メリットがあるのか、M&Aを検討するにあたっては税務ストラクチャリングが最も大切で、お客様に最もよい提案をできた時こそ税理士が一番輝ける瞬間だと思って仕事をしていました。国際取引では各国の税制や租税条約を確認する必要があり、各国のチームと連携したり、条文に規定されていないことは事前照会したりしながら対応していました。明け方まで仕事をして、焼き肉を食べてまた仕事に行くようなハードな生活でしたが、多くを学びました。

ただ大きな事務所では自分の責任で仕事をしているという感覚が少なく、もっとお客様との距離が近い仕事をしたいと2021年に独立し、自分の事務所を開設いたしました。

仕事への想い・夢お客さんとの距離が近い、そんな関係が理想

最初に勤務した税理士法人で担当した中小企業のお客様たちの中には、後継者問題で廃業している会社も少なくありませんでした。スーパーの話もそうですし、地元の方が頼りにしている医院でも、後継者の方の専門科が違うなど様々な理由でやむなく廃業、というケースもありました。

廃業してしまうことで今まで培ってきたノウハウや知識、また地元の方から信頼されている気持ちなど、多くのものが失われてしまうのを見て、本当に悲しいと感じました。そしてその方々のビジネスを残したいと思ったときに、わたしが貢献できるのはM&A・事業承継ではないかと思いました。実際に独立してみると、お客様から直接いただく「ありがとうございます」や「助かりました」などのお礼の言葉が、些細なことですがうれしくてやりがいになっています。

そして今後、わたし自身が事業を継承したいと思う理由は、M&Aの知識を大企業ではなく後継者不在の中小企業に活かす、そのための顧客基盤として事務所を承継し、その顧問先の後継者問題をM&Aによって解決したい、と考えているからです。

街の税理士事務所ではM&Aの知識がない事務所も多く、大手の事務所では中小企業の案件はなかなか扱いません。

M&Aの豊富な知識を持ちながら、中小企業も含めて困っている人の助けになりたい、後継者がいなくて仕方がないと廃業してしまう方にあきらめて欲しくない、そんな想いで独立したので、そういった部分も事業承継した事務所には引き継いでいきたいと思っています。

プライベートスポーツ観戦が今のささやかな息抜き

川口卓_プライベート写真

正直なところ、今は事務所を立ち上げて1年半ほどなので、ほぼ仕事に全力投球しています。以前はゴルフが好きで、お客様と一緒にコースに出たりもしていましたが、今の息抜きはもっぱらスポーツ観戦です。ボクシングの観戦にはチケットを取って、友人と行ったりしています。

自分ひとりの事務所ですし、お酒を飲む機会も多いので、体調管理を意識してランニングや筋トレもしています。これから第1子も誕生する予定なので、ますます気をつけないと。

また愛読書というのも変ですが、『税務六法』は常に手元に置いてあります。EY税理士事務所では最初に「解説書を見るのではなく、六法を引け」と教えられました。今はお客様からの問い合わせにはネットや解説書で調べた後に、最終的には必ず条文に立ち返り、税務六法で確認をしてから正しい知識をお伝えするように心がけています。

メッセージリモートなら全国のお客様に貢献できる

川口卓

中小企業の後継者不足問題は、日本全体の問題です。それは個人の税理士事務所でも同じではないでしょうか。わたしは街の税理士事務所や大手の税理士法人で働く中で、様々な規模のお客様とお会いしてきましたが、最終的にはお客様との距離が近く、一緒に問題を解決していけるような働き方が自分には合っていると思いました。

もし事業を承継させていただけることになった場合は、できればわたしを信じて一任して欲しいというのが本音です。もちろん先生の想いは引き継ぎつつも、お客様には今までの経験を生かして常に最先端の知識を提供していけたらと思っています。

例えば最近のお客様はリモートでのコミュニケーションが普通になり、直接お会いする機会が少ない方も多いです。直接会いたいという希望があればもちろん対応できますし、対面でもリモートでもお客様に合わせることができる、柔軟に対応できることが強みではないでしょうか。

また書類の電子化など事業オペレーションのIT化なども進め、現場の負担を少しでも減らしつつ、今までとは違った視点でのビジネス展開も考えていけたらと思っています。

最初は先生の知識や経験を学びながら、いずれはまるごと事業を任せられるという信頼関係を築いていけるように努力したいです。わたしは今、東京を基点としていますが、将来的には松本に戻ってもいいです。事業承継で、これからは困っている全国のお客様に貢献していきたいです。

プロフィール非公開の後継者候補も
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ジャスネットコミュニケーションズ株式会社
TEL:03‐4565‐9244
厚生労働大臣許可番号 13-ユ-070198/厚生労働大臣許可番号 派13-070300