駆け込み!平成28年確定申告のネット手続 まだ間に合います。
こんにちは!税理士のヤマネコです。
国税庁ホームページの「最新情報」を中心に解説するこのコラムの第55回目です!
今回は、期限があと1週間となりました確定申告の直前対策について解説致します。
住宅ローン控除による還付、ふるさと納税、医療費控除などを活用されたい場合は、3月15日までに最寄りの税務署へ確定申告書の提出が必要です。損をしないように、申告の有無をご確認ください。
この時期になりますと、国税庁のトップページには、平成○○年確定申告特集という大きなバナーが出され、こちらのページでは、確定申告書を作成するための必要な情報が準備されております。
バナーをクリックしますと
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tokushu/index.htm
・申告書作成コーナー
(リンク先)
https://www.keisan.nta.go.jp/h28/ta_top.htm#bsctrl
・申告に関する情報
(リンク先)
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tokushu/info-kakushin.htm
の大きく2つに分かれており、申告書の作成や記入用紙の取得などが、ここからできることになります。
確定申告書等作成コーナーをクリックしますと、申告書を作成するページに移ります。
こちらでは、過年度のデータを読み込んで、基本情報などの入力を省けるなど、使い勝手も良いです。
また、医療費や配当金の集計フォームも準備されており、入力の手間も省力化されております。
フォームは下記のところよりご活用ください。
・医療費集計フォーム
https://www.keisan.nta.go.jp/h28/syotoku/ta_iryouhi_form_download.jsp?taxYear=16
・配当集計フォーム
https://www.keisan.nta.go.jp/h28/syotoku/ta_haitou_form_download.jsp?taxYear=16
作成コーナーでは、マイナンバーカードなどを利用して、電子申告することも可能となっております。
電子申告の処理は、e-Taxのページと合わせてご確認ください。
(リンク先)
http://www.e-tax.nta.go.jp/
なお、申告書を作成・印刷し、税務署へ提出するだけの状態にできます。
そして、検算や記入漏れ、税務のミスもないように作成ができるシステムですので税務署に足を運ぶことなく、正確に作ることができますので、時間やコストの削減にもなります。
是非、ご利用ください。
次に、確定申告に関する情報ですが、
こちらのページでは、
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tokushu/info-kakushin.htm
・初めて確定申告される方
・申告書の提出が必要な方
・確定申告書などの様式・手引き
・税制上の主な変更点
・e-Taxに関する情報
と、情報をカテゴリーごとに分けて、提供しております。
ここでは、確定申告の必要性の判断や様式の変更された申告用紙などの
取得ができますので、大変便利です。
特に申告用紙は、ほとんどのものが下記ページから利用できますので
(リンク先)
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tokushu/yoshiki.htm
税務署で用意する最新の書類がインターネット上で手に入れることができます。
有難い時代となりました。
そして、スマートフォン版のページもあり、
(リンク先)
http://www.nta.go.jp/m/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tokushu/index.htm
益々、モバイルシーンで申告手続というのも利便性が上がってきました。
毎年毎年ある面倒な手続きもインターネットとITデバイスの活用によって手短に終わるようになってきましたので、お金と時間を節約したいものです。
昔は、確定申告の依頼を受けて、税金還付額より、税理士報酬のが高くて、何の還付だったのかね~とからかわれたものです。
ご自身で、サクッと終わりにして、しっかり納税・還付をする。
そんな時代に変わってきているのだと思います。
以上、申告直前の確定申告対策の取扱いでした。
ぜひ、ご活用頂けましたら幸いです。
是非、国税庁ホームページをうまく使いこなし、業務効率アップにお役立てください。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
☆☆☆
いかがでしたでしょうか。
アメリカのIRSは、所得税の還付用にスマートフォン用のアプリまで作成しています。
日本もどんどん進化していくといいですね。
また次回をお楽しみに。
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