こんにちは！税理士のヤマネコです。

国税庁ホームページの「最新情報」を中心に解説するこのコラムの第六回目ですが、今回は、今年もシーズンとなりました確定申告の情報を解説したいと思い ます。

なお、「最新情報」は、国税庁ホームページの左上部のホームのリンクの直下にリンクがあります。
http://www.nta.go.jp/shinchaku/news.htm

この時期になりますと、周辺で確定申告です〜とバタバタし始める方が多くなりますね。
フリーランスの方や、住宅ローン控除を受けたい方など、資料収集などに忙しくなるのですね。

また、会計事務所業界は、1年で最も忙しい時期と言っても過言ではありません。

3月15日までに（本年は週末をはさむため3月16日です）申告と納税を完了しなければなりませんから、2月からは本気出して望まないと終わりませんね。

さて、最新情報の平成26年11月4日のリンクをご覧いただきますと

・平成26年確定申告分（申告所得税、消費税及び地方消費税）の振替納付日の掲載について（平成26年11月4日）とあります。
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/nofu-shomei/nofu/01.htm

こちらでは、平成26年分の確定申告についての税金の自動振替日が公開されております。
振替期日のご案内だけずいぶんと気が早いものですね(笑)

意外と知られておりませんが、所得税・消費税は自動振替が可能です。

下記のリンク先の書類を申告書とあわせて提出すれば、今回の納付分より振替になります。
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/nozei-shomei/annai/24100020.htm

申告だけでも3月は手一杯ですので、納付は少し伸ばして振替で4月下旬とすれば、資金の余裕もできますし、便利ですね。

次に、平成26年12月12日のリンクをご覧いただきますと

・「平成26年分の所得税及び復興特別所得税の確定申告関係書類の様式・手引き等」を掲載しました。（平成26年12月12日）
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/1557_2.htm

・「平成26年分贈与税の申告書等の様式一覧・平成26年分贈与税の申告のしかた」を掲載しました。（平成26年12月12日）
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/sozoku-zoyo/annai/01.htm

と公開されております。

こちらは、所得税と贈与税の申告を行うための申告用紙、申告の手引きなどが掲載されております。

毎年、申告用紙も様式が変更されておりますので、12月に最新版が確認できるのはありがたいですね。
申告の手引きも平成26年版に改正されてますので、住宅ローン控除などの手続きを早めにチェックしておけるのは、大変便利です。

次に、平成27年1月5日のリンクをご覧いただきますと

・平成26年分確定申告特集ページを開設しました。（平成27年1月5日）
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tokushu/index.htm

と公開されており、2月16日から始まる確定申告受付前にスタートする還付申告の処理を踏まえて、特設ページを公開し、申告書作成コーナーも同時にオープンしております。

近年は使い勝手も良くなり、多くの方が作成をホームページからされているようです。

2017年から電子申告も携帯電話だけで可能になる方向になり、より利便性が上がるようです。
（参考リンク・日経新聞記事）
http://www.nikkei.com/article/DGKKASFS07H1G_X00C15A2MM8000/

なお、国税庁の確定申告書等作成コーナーの利用方法などについても動画でのご案内がございますので参考にしてください。

http://www.nta.go.jp/webtaxtv/201401_a/webtaxtv_fb.html
（■確定申告書等作成コーナーの利用方法 Web-TAX-TV）

今回は、確定申告の準備に関する情報でした。
早い段階で公開されていますので、来年は活用して早めに動きたいですね。

インターネット、タブレットPCなどを活用して、効率的なお仕事ができるように役立てて頂けましたら幸いです。

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いかがでしたでしょうか。これから会計事務所業界の方々は、口数が少なくなります（笑)。
1年で一番の繁忙期ですが、余裕をもって業務を進めていきたいですね。

次回もお楽しみに。