経理界のホームラン王?! ノボルの経理スコアブック
資産と費用(47)
どうも、野球大好き経理マンのノボルです!
先日行われた侍ジャパンの強化試合ですが、厳しい試合ばかりでしたね。
結果は3勝1敗となんとか勝ち越しましたが、特にオランダ戦2試合はいずれも負けていてもおかしくない内容でした。
前回までのWBCなどの国際試合ではどちらかというとロースコアの展開が多かった印象ですが、今回は完全に点の取り合いに終始してしまいました。
メキシコもオランダも世界ランキングトップ10に入る強豪チームですので簡単な相手ではないとは思っていましたが、ここまで日本の投手陣が打ち込まれるとはちょっと予想外でした。
WBC本戦では田中投手やダルビッシュ投手などのメジャーリーガーを召集できれば良いのですが、そうでない場合は投手力に一抹の不安が残ります。
そして大谷選手、もちろん投手としても出てもらいたいですが、今回の強化試合の打撃を見てしまうとやはり毎試合クリーンナップに名を連ねて欲しい気もしてしまいます。
こんな感じで色々と悩ましいものですが、いずれにしましても来年3月のWBC開幕が待ち遠しいという気持ちは変わりません。
侍ジャパンの大活躍を期待して応援していきましょう!!
今回は前回まで解説してきた減価償却の償却方法について、税法上の取扱いのお話をいたしたいと思います。
減価償却の償却方法については、主なものとして以下4つの方法を前回までにご紹介してまいりました。
・定額法
・定率法
・級数法
・生産高比例法
「資産と費用(44)」の回にお話ししたように、これらの方法は「企業会計原則」の「注解」に示されている我が国の会計ルールに則った方法です。
この中で「生産高比例法」については、その性質上適用出来る資産が限定されるということを前回解説しました。
それに対してその他3つの方法については、特にそのような適用資産の縛りなどは会計上ありません。
しかし実は税法(法人税法、所得税法)においては、資産の種類や取得時期によって使用できる償却方法が定められています。
以下、資産の種類ごとにご紹介いたします。
(1)建物(鉱業用のものを除く)
・平成10年3月31日以前取得 … 旧定額法 または 旧定率法
・平成10年4月1日〜平成19年3月31日取得 … 旧定額法
・平成19年4月1日以後取得 … 定額法
(2)建物附属設備、構築物(鉱業用のものを除く)
・平成19年3月31日以前取得 … 旧定額法 または 旧定率法
・平成19年4月1日〜平成24年3月31日取得 … 定額法 または 250%定率法
・平成24年4月1日〜平成28年3月31日取得 … 定額法 または 200%定率法
・平成28年4月1日以後取得 … 定額法
(3)鉱業用減価償却資産である建物、建物附属設備、構築物
・平成19年3月31日以前取得 … 旧定額法 または 旧定率法 または 旧生産高比例法
・平成19年4月1日〜平成24年3月31日取得 … 定額法 または 250%定率法 または 生産高比例法
・平成24年4月1日〜平成28年3月31日取得 … 定額法 または 200%定率法 または 生産高比例法
・平成28年4月1日以後取得 … 定額法 または 生産高比例法
(4)(1)〜(3)以外の有形固定資産
・平成19年3月31日以前取得 … 旧定額法 または 旧定率法 (または 旧生産高比例法)
・平成19年4月1日〜平成24年3月31日取得 … 定額法 または 250%定率法 (または 生産高比例法)
・平成24年4月1日以後取得 … 定額法 または 200%定率法 (または 生産高比例法)
※「旧生産高比例法」及び「生産高比例法」については、鉱業用減価償却資産にのみ適用
(5)無形固定資産(鉱業権を除く)
・平成19年3月31日以前取得 … 旧定額法
・平成19年4月1日以後取得 … 定額法
(6)鉱業権
・平成19年3月31日以前取得 … 旧定額法 または 旧生産高比例法
・平成19年4月1日以後取得 … 定額法 または 生産高比例法
かなり複雑になってしまいましたが、現時点(平成28年4月1日以後)で取得する資産の減価償却については以下のようにまとめられます。
・建物、建物附属設備、構築物については、基本的に「定額法」のみ
・その他の有形固定資産については、「定額法」か「200%定率法」を選択
・無形固定資産については、基本的に「定額法」のみ
・鉱業用の資産については、上記に加えて「生産高比例法」も選択出来る
次回は今回登場した言葉でまだ解説しておりませんでした「有形固定資産」「無形固定資産」についてのお話をいたしたいと思います。
今回はここでゲームセット!
今日も早く仕事を終えて自主トレだ!!
先日行われた侍ジャパンの強化試合ですが、厳しい試合ばかりでしたね。
結果は3勝1敗となんとか勝ち越しましたが、特にオランダ戦2試合はいずれも負けていてもおかしくない内容でした。
前回までのWBCなどの国際試合ではどちらかというとロースコアの展開が多かった印象ですが、今回は完全に点の取り合いに終始してしまいました。
メキシコもオランダも世界ランキングトップ10に入る強豪チームですので簡単な相手ではないとは思っていましたが、ここまで日本の投手陣が打ち込まれるとはちょっと予想外でした。
WBC本戦では田中投手やダルビッシュ投手などのメジャーリーガーを召集できれば良いのですが、そうでない場合は投手力に一抹の不安が残ります。
そして大谷選手、もちろん投手としても出てもらいたいですが、今回の強化試合の打撃を見てしまうとやはり毎試合クリーンナップに名を連ねて欲しい気もしてしまいます。
こんな感じで色々と悩ましいものですが、いずれにしましても来年3月のWBC開幕が待ち遠しいという気持ちは変わりません。
侍ジャパンの大活躍を期待して応援していきましょう!!
今回は前回まで解説してきた減価償却の償却方法について、税法上の取扱いのお話をいたしたいと思います。
減価償却の償却方法については、主なものとして以下4つの方法を前回までにご紹介してまいりました。
・定額法
・定率法
・級数法
・生産高比例法
「資産と費用(44)」の回にお話ししたように、これらの方法は「企業会計原則」の「注解」に示されている我が国の会計ルールに則った方法です。
この中で「生産高比例法」については、その性質上適用出来る資産が限定されるということを前回解説しました。
それに対してその他3つの方法については、特にそのような適用資産の縛りなどは会計上ありません。
しかし実は税法(法人税法、所得税法)においては、資産の種類や取得時期によって使用できる償却方法が定められています。
以下、資産の種類ごとにご紹介いたします。
(1)建物(鉱業用のものを除く)
・平成10年3月31日以前取得 … 旧定額法 または 旧定率法
・平成10年4月1日〜平成19年3月31日取得 … 旧定額法
・平成19年4月1日以後取得 … 定額法
(2)建物附属設備、構築物(鉱業用のものを除く)
・平成19年3月31日以前取得 … 旧定額法 または 旧定率法
・平成19年4月1日〜平成24年3月31日取得 … 定額法 または 250%定率法
・平成24年4月1日〜平成28年3月31日取得 … 定額法 または 200%定率法
・平成28年4月1日以後取得 … 定額法
(3)鉱業用減価償却資産である建物、建物附属設備、構築物
・平成19年3月31日以前取得 … 旧定額法 または 旧定率法 または 旧生産高比例法
・平成19年4月1日〜平成24年3月31日取得 … 定額法 または 250%定率法 または 生産高比例法
・平成24年4月1日〜平成28年3月31日取得 … 定額法 または 200%定率法 または 生産高比例法
・平成28年4月1日以後取得 … 定額法 または 生産高比例法
(4)(1)〜(3)以外の有形固定資産
・平成19年3月31日以前取得 … 旧定額法 または 旧定率法 (または 旧生産高比例法)
・平成19年4月1日〜平成24年3月31日取得 … 定額法 または 250%定率法 (または 生産高比例法)
・平成24年4月1日以後取得 … 定額法 または 200%定率法 (または 生産高比例法)
※「旧生産高比例法」及び「生産高比例法」については、鉱業用減価償却資産にのみ適用
(5)無形固定資産(鉱業権を除く)
・平成19年3月31日以前取得 … 旧定額法
・平成19年4月1日以後取得 … 定額法
(6)鉱業権
・平成19年3月31日以前取得 … 旧定額法 または 旧生産高比例法
・平成19年4月1日以後取得 … 定額法 または 生産高比例法
かなり複雑になってしまいましたが、現時点(平成28年4月1日以後)で取得する資産の減価償却については以下のようにまとめられます。
・建物、建物附属設備、構築物については、基本的に「定額法」のみ
・その他の有形固定資産については、「定額法」か「200%定率法」を選択
・無形固定資産については、基本的に「定額法」のみ
・鉱業用の資産については、上記に加えて「生産高比例法」も選択出来る
次回は今回登場した言葉でまだ解説しておりませんでした「有形固定資産」「無形固定資産」についてのお話をいたしたいと思います。
今回はここでゲームセット!
今日も早く仕事を終えて自主トレだ!!
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※本コラムに掲載されている情報は、掲載した時点での情報です。
弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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