経理界のホームラン王?! ノボルの経理スコアブック
資産と費用(34)
どうも、野球大好き経理マンのノボルです!
すでにプロ野球では今シーズンの全試合の4分の1を消化してしまいました。
今月末には早くもセ・パ交流戦が始まるなどペナントレースもかなり本格化してきています。
そんな中シーズン前から予想されてはいましたが、やはりソフトバンクの強さが非常に目立っています。
先日バンデンハーク投手がプロ野球史上初のデビュー以来14連勝を飾りましたが、特に投手力は12球団の中でも圧倒的ではないでしょうか。
このままソフトバンクが独走するのか、それともその3連覇を阻止する球団が現れるのか、まだまだ目が離せませんね!
今回も引き続き「減価償却」についての基本的なお話をしていきたいと思います。
前回まで3回に渡って「減価償却」の基礎である3つの要素についてお話いたしました。
今回はその3要素と並んで「減価償却」の処理を行うに当たり大変重要となる「償却方法」について解説してまいります。
「減価償却」では固定資産の「取得原価(取得価額)」を「耐用年数」に渡って「残存価額」まで「資産」から「費用」に振替えていく訳ですが、その「費用」に振替える金額を各年度に何円ずつ配分していくのか、それを定める方法が「償却方法」です。
そして「減価償却」の「償却方法」には主に以下のようなものがあります。
・定額法
・定率法
・級数法
・生産高比例法
この中でも上の2つ、「定額法」と「定率法」が一般的に使用されることの多い「償却方法」です。
特に「定額法」は非常にシンプルでわかりやすい「償却方法」となっています。
その「定額法」の定義は以下のようになります。
「固定資産の減価償却法の一つ。要償却額を耐用年数で割ったものを各会計年度の減価償却費とする。
毎期均等の減価償却費を計上するので均等法・直線法ともいう」(広辞苑 第六版)
「減価償却」の3要素を用いた計算式で表すと、以下のような感じです。
(取得原価 − 残存価額)÷ 耐用年数 = 減価償却費(各年度に費用化する金額)
簡単な例題で見てみましょう。
(例題)期首に取得原価100万円の機械を購入した。耐用年数10年、残存価額ゼロ、定額法で償却する。毎期減価償却する金額は?
(解答)1,000,000円(− 0円)÷ 10年 = 100,000円
この例題の場合、購入した年から10年間毎年同じ10万円を「資産」から「費用」に振替え、10年目の期末には「資産」の額はゼロとなります。
(実際には残存価額ゼロであっても前回お話ししたように「備忘価額」である「1円」を「資産」の残高に残します。
そのため10年目において最後に費用化をする金額は、正確には99,999円となります)
「定額法」の優れている点は、このように計算が簡単であること、そして毎年一定額を費用化するという明快さにあります。
しかしそんな「定額法」にも欠点がない訳ではありません。
次回はもう一つのメジャーな「償却方法」である「定率法」について解説し、「定額法」「定率法」両者の長所・短所を比較してまいりたいと思います。
今回はここでゲームセット!
今日も早く仕事を終えてナイターへ!!
すでにプロ野球では今シーズンの全試合の4分の1を消化してしまいました。
今月末には早くもセ・パ交流戦が始まるなどペナントレースもかなり本格化してきています。
そんな中シーズン前から予想されてはいましたが、やはりソフトバンクの強さが非常に目立っています。
先日バンデンハーク投手がプロ野球史上初のデビュー以来14連勝を飾りましたが、特に投手力は12球団の中でも圧倒的ではないでしょうか。
このままソフトバンクが独走するのか、それともその3連覇を阻止する球団が現れるのか、まだまだ目が離せませんね!
今回も引き続き「減価償却」についての基本的なお話をしていきたいと思います。
前回まで3回に渡って「減価償却」の基礎である3つの要素についてお話いたしました。
今回はその3要素と並んで「減価償却」の処理を行うに当たり大変重要となる「償却方法」について解説してまいります。
「減価償却」では固定資産の「取得原価(取得価額)」を「耐用年数」に渡って「残存価額」まで「資産」から「費用」に振替えていく訳ですが、その「費用」に振替える金額を各年度に何円ずつ配分していくのか、それを定める方法が「償却方法」です。
そして「減価償却」の「償却方法」には主に以下のようなものがあります。
・定額法
・定率法
・級数法
・生産高比例法
この中でも上の2つ、「定額法」と「定率法」が一般的に使用されることの多い「償却方法」です。
特に「定額法」は非常にシンプルでわかりやすい「償却方法」となっています。
その「定額法」の定義は以下のようになります。
「固定資産の減価償却法の一つ。要償却額を耐用年数で割ったものを各会計年度の減価償却費とする。
毎期均等の減価償却費を計上するので均等法・直線法ともいう」(広辞苑 第六版)
「減価償却」の3要素を用いた計算式で表すと、以下のような感じです。
(取得原価 − 残存価額)÷ 耐用年数 = 減価償却費(各年度に費用化する金額)
簡単な例題で見てみましょう。
(例題)期首に取得原価100万円の機械を購入した。耐用年数10年、残存価額ゼロ、定額法で償却する。毎期減価償却する金額は?
(解答)1,000,000円(− 0円)÷ 10年 = 100,000円
この例題の場合、購入した年から10年間毎年同じ10万円を「資産」から「費用」に振替え、10年目の期末には「資産」の額はゼロとなります。
(実際には残存価額ゼロであっても前回お話ししたように「備忘価額」である「1円」を「資産」の残高に残します。
そのため10年目において最後に費用化をする金額は、正確には99,999円となります)
「定額法」の優れている点は、このように計算が簡単であること、そして毎年一定額を費用化するという明快さにあります。
しかしそんな「定額法」にも欠点がない訳ではありません。
次回はもう一つのメジャーな「償却方法」である「定率法」について解説し、「定額法」「定率法」両者の長所・短所を比較してまいりたいと思います。
今回はここでゲームセット!
今日も早く仕事を終えてナイターへ!!
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※本コラムに掲載されている情報は、掲載した時点での情報です。
弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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