経理界のホームラン王?! ノボルの経理スコアブック
資産と費用(30)
どうも、野球大好き経理マンのノボルです!
いよいよ今週末、プロ野球の公式戦が開幕しますね!
ここ最近プロ野球界では暗いニュースが立て続き、予定通り開幕戦が行われるのかさえ危ぶまれましたが、とりあえずは無事に開幕を迎えられそうで、一野球ファンとしてはほっとしています。
しかし今回判明した一連の不祥事には、野球界をあげてその根絶に取り組んでいって欲しいとも思っています。
野球というスポーツがこれからも長く愛され続けるため私たち野球ファンに何が出来るのか、真剣に考えていきましょう。
前回まで「固定資産」である「費用性資産」には「長期前払費用」と「減価償却資産」があり、その両者には貸借対照表上の表示区分と消費税の処理方法において違いがある、ということをお話してきました。
これら2種類の「固定資産」である「費用性資産」のうち、「長期前払費用」の会計上の取り扱いについては、「資産と費用(8)」や前回の「資産と費用(29)」で解説してきた通りです。
簡単におさらいしますと、
(1)支払日の属する決算期の期末から一年以内に役務の提供を受ける分を「前払費用」、一年を超える分を「長期前払費用」に計上
(2)翌期、前期に「前払費用」に計上していた分は費用に振替え、「長期前払費用」のうちその期末から一年以内に役務の提供を受ける分を「前払費用」に振替える
(3)さらにその翌期以降は、(2)の処理を繰り返す
といった感じです。
会計処理方法としては基本的に支払金額を役務の提供を受ける期間で均等に費用化していくだけですので、それ程複雑ではありません。
ただし注意点としては、費用化がかなりの長期に渡ることもあるため処理自体を失念してしまうことがあったり、また前回取り上げた消費税の処理では費用化の途中で税率改正があった際に税率を誤って計上してしまうことなどが考えられます。
(消費税処理については、基本的に支払った時点での税率(旧税率)を用いて費用への振替を行います)
「長期前払費用」の解説についてはいったん以上といたしまして、これからしばらくは「減価償却資産」についてお話してまいります。
さてこの「減価償却資産」はその名の通り「減価償却」をする資産なのですが、ではそもそも「減価償却」とは何でしょうか。
まずは「減価償却」の定義を以下に記します。
「使用や時の経過などに伴って生ずる固定資産の経済価値の減少分を見積もり、その見積り額を固定資産の耐用年数内の各会計期間に費用として配分する手続。代表的な方法として、定額法・定率法などがある。」(広辞苑 第六版)
簡単に言いますと、機械などの固定資産が古くなって価値が減った分を「資産」から「費用」へ振替えていく一定の方法が「減価償却」です。
ですので「減価償却資産」が「費用性資産」である所以がまさにこの「減価償却」なのです。
そしてこの「減価償却」、これまでの「費用性資産」の費用化とは少し趣が異なり、複数の方法があるなど結構複雑なものとなっています。
すでに上記の定義の中にも「耐用年数」「定額法」「定率法」など独自の用語も登場していますよね。
次回はまずそんな「減価償却」の基本からお話してまいりたいと思います。
今回はここでゲームセット!
今日も早く仕事を終えて自主トレだ!!
いよいよ今週末、プロ野球の公式戦が開幕しますね!
ここ最近プロ野球界では暗いニュースが立て続き、予定通り開幕戦が行われるのかさえ危ぶまれましたが、とりあえずは無事に開幕を迎えられそうで、一野球ファンとしてはほっとしています。
しかし今回判明した一連の不祥事には、野球界をあげてその根絶に取り組んでいって欲しいとも思っています。
野球というスポーツがこれからも長く愛され続けるため私たち野球ファンに何が出来るのか、真剣に考えていきましょう。
前回まで「固定資産」である「費用性資産」には「長期前払費用」と「減価償却資産」があり、その両者には貸借対照表上の表示区分と消費税の処理方法において違いがある、ということをお話してきました。
これら2種類の「固定資産」である「費用性資産」のうち、「長期前払費用」の会計上の取り扱いについては、「資産と費用(8)」や前回の「資産と費用(29)」で解説してきた通りです。
簡単におさらいしますと、
(1)支払日の属する決算期の期末から一年以内に役務の提供を受ける分を「前払費用」、一年を超える分を「長期前払費用」に計上
(2)翌期、前期に「前払費用」に計上していた分は費用に振替え、「長期前払費用」のうちその期末から一年以内に役務の提供を受ける分を「前払費用」に振替える
(3)さらにその翌期以降は、(2)の処理を繰り返す
といった感じです。
会計処理方法としては基本的に支払金額を役務の提供を受ける期間で均等に費用化していくだけですので、それ程複雑ではありません。
ただし注意点としては、費用化がかなりの長期に渡ることもあるため処理自体を失念してしまうことがあったり、また前回取り上げた消費税の処理では費用化の途中で税率改正があった際に税率を誤って計上してしまうことなどが考えられます。
(消費税処理については、基本的に支払った時点での税率(旧税率)を用いて費用への振替を行います)
「長期前払費用」の解説についてはいったん以上といたしまして、これからしばらくは「減価償却資産」についてお話してまいります。
さてこの「減価償却資産」はその名の通り「減価償却」をする資産なのですが、ではそもそも「減価償却」とは何でしょうか。
まずは「減価償却」の定義を以下に記します。
「使用や時の経過などに伴って生ずる固定資産の経済価値の減少分を見積もり、その見積り額を固定資産の耐用年数内の各会計期間に費用として配分する手続。代表的な方法として、定額法・定率法などがある。」(広辞苑 第六版)
簡単に言いますと、機械などの固定資産が古くなって価値が減った分を「資産」から「費用」へ振替えていく一定の方法が「減価償却」です。
ですので「減価償却資産」が「費用性資産」である所以がまさにこの「減価償却」なのです。
そしてこの「減価償却」、これまでの「費用性資産」の費用化とは少し趣が異なり、複数の方法があるなど結構複雑なものとなっています。
すでに上記の定義の中にも「耐用年数」「定額法」「定率法」など独自の用語も登場していますよね。
次回はまずそんな「減価償却」の基本からお話してまいりたいと思います。
今回はここでゲームセット!
今日も早く仕事を終えて自主トレだ!!
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※本コラムに掲載されている情報は、掲載した時点での情報です。
弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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