経理界のホームラン王?! ノボルの経理スコアブック
資産と費用(25)
どうも、野球大好き経理マンのノボルです!
ポスティングによる大リーグ移籍を目指していた前田健太投手のロサンゼルス・ドジャースへの入団が決定しましたね。
ここ数年メジャー挑戦の話が毎年のように持ち上がっていましたので、ついにこの日が来たかという感じがします。
ドジャースと言えばあの野茂投手をはじめ多くの日本人選手たちが所属してきた球団であり、何と言ってもメジャーリーグの中でも歴史のある名門チームですので本当に楽しみです。
ただ今回の前田投手の契約についてはアメリカでも話題になるほど特殊な形態となっていて、肩や肘などに故障があるのではないかとも囁かれていますが、そんな懸念は吹き飛ばしてしまうような大活躍を期待しています!
今回は連載中の「資産と費用」シリーズについて、これまでの振り返りと今後の展開についてお話いたしたいと思います。
昨年(2015年)2月から始まった「資産と費用」シリーズも今回で25回目、およそ一年間の連載となっています。
私自身ここまで長く続くとは思っていなかったのですが、たしかに多くの会社で日常行っている経理処理(仕訳)のほとんどは「費用」に関わるものであり、決算期に行う処理(決算整理仕訳)のかなりの部分を「費用性資産」に関するものが占めています。
学問的にも会計学の伝統的な議論から長く取り上げられているテーマであり、連載していく中で様々な論点がどんどん出てきて、その重要性をあらためて実感することが出来ました。
ここまでのシリーズ連載内容を簡単におさらいしてみますと、まず「資産と費用(1)」から「資産と費用(3)」では「費用性資産」の概要をお話しました。
そしてその「費用性資産」の具体例を次の回から解説しております。
まず「資産と費用(4)」では「前渡金」を、「資産と費用(5)」から「資産と費用(8)」では「前払費用」、といういずれもお金を先払いした場合の取り扱いについて解説しました。
両者の違いを簡単に復習しますと、「一定の契約による継続的な役務の提供」の対価を先払いした場合が「前払費用」で、それ以外の場合には「前渡金」による処理を行う、ということでしたね。
そして「資産と費用(9)」からは長きに渡って「棚卸資産」について解説いたしました。
この「棚卸資産」の処理は実務上でも簿記においても最も重要な論点の一つということで、「商品」と「製品」の処理を中心に全16回にも及ぶ連載となりました。
論点が多岐に渡るためここではなかなかおさらいも出来ませんが、お時間がありましたらまた読み返して頂けると幸いです。
ということでこれまでの連載を簡単に振り返ってみましたが、なぜ今回このようなお話をしたかと言いますと、前回の「資産と費用(24)」まででこの連載の内容がまず一区切りとなったためです。
というのも、前回までで解説した「費用性資産」にはある共通点があるのです。
簿記を学習された方であればお気付きのことかとも思いますが、これまでは主に「流動資産」の中の「費用性資産」を取り上げてきました。
実は「資産と費用(8)」の回で「前払費用」と「長期前払費用」について解説した際に少し言及しているのですが、貸借対照表の借方(左側)である「資産の部」は上から順番に「流動資産」と「固定資産」に分類されています。
(さらに一番下に「繰延資産」という区分もあるのですが、それについては後日お話します)
前回までの「流動資産」の解説に続いて、次回からはこの「固定資産」についてお話していきたいと思います。
まず次回はそもそも「流動資産」と「固定資産」は何が違うのか、という点について解説いたします。
今回はここでゲームセット!
今日も早く仕事を終えて自主トレだ!!
ポスティングによる大リーグ移籍を目指していた前田健太投手のロサンゼルス・ドジャースへの入団が決定しましたね。
ここ数年メジャー挑戦の話が毎年のように持ち上がっていましたので、ついにこの日が来たかという感じがします。
ドジャースと言えばあの野茂投手をはじめ多くの日本人選手たちが所属してきた球団であり、何と言ってもメジャーリーグの中でも歴史のある名門チームですので本当に楽しみです。
ただ今回の前田投手の契約についてはアメリカでも話題になるほど特殊な形態となっていて、肩や肘などに故障があるのではないかとも囁かれていますが、そんな懸念は吹き飛ばしてしまうような大活躍を期待しています!
今回は連載中の「資産と費用」シリーズについて、これまでの振り返りと今後の展開についてお話いたしたいと思います。
昨年(2015年)2月から始まった「資産と費用」シリーズも今回で25回目、およそ一年間の連載となっています。
私自身ここまで長く続くとは思っていなかったのですが、たしかに多くの会社で日常行っている経理処理(仕訳)のほとんどは「費用」に関わるものであり、決算期に行う処理(決算整理仕訳)のかなりの部分を「費用性資産」に関するものが占めています。
学問的にも会計学の伝統的な議論から長く取り上げられているテーマであり、連載していく中で様々な論点がどんどん出てきて、その重要性をあらためて実感することが出来ました。
ここまでのシリーズ連載内容を簡単におさらいしてみますと、まず「資産と費用(1)」から「資産と費用(3)」では「費用性資産」の概要をお話しました。
そしてその「費用性資産」の具体例を次の回から解説しております。
まず「資産と費用(4)」では「前渡金」を、「資産と費用(5)」から「資産と費用(8)」では「前払費用」、といういずれもお金を先払いした場合の取り扱いについて解説しました。
両者の違いを簡単に復習しますと、「一定の契約による継続的な役務の提供」の対価を先払いした場合が「前払費用」で、それ以外の場合には「前渡金」による処理を行う、ということでしたね。
そして「資産と費用(9)」からは長きに渡って「棚卸資産」について解説いたしました。
この「棚卸資産」の処理は実務上でも簿記においても最も重要な論点の一つということで、「商品」と「製品」の処理を中心に全16回にも及ぶ連載となりました。
論点が多岐に渡るためここではなかなかおさらいも出来ませんが、お時間がありましたらまた読み返して頂けると幸いです。
ということでこれまでの連載を簡単に振り返ってみましたが、なぜ今回このようなお話をしたかと言いますと、前回の「資産と費用(24)」まででこの連載の内容がまず一区切りとなったためです。
というのも、前回までで解説した「費用性資産」にはある共通点があるのです。
簿記を学習された方であればお気付きのことかとも思いますが、これまでは主に「流動資産」の中の「費用性資産」を取り上げてきました。
実は「資産と費用(8)」の回で「前払費用」と「長期前払費用」について解説した際に少し言及しているのですが、貸借対照表の借方(左側)である「資産の部」は上から順番に「流動資産」と「固定資産」に分類されています。
(さらに一番下に「繰延資産」という区分もあるのですが、それについては後日お話します)
前回までの「流動資産」の解説に続いて、次回からはこの「固定資産」についてお話していきたいと思います。
まず次回はそもそも「流動資産」と「固定資産」は何が違うのか、という点について解説いたします。
今回はここでゲームセット!
今日も早く仕事を終えて自主トレだ!!
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※本コラムに掲載されている情報は、掲載した時点での情報です。
弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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