経理界のホームラン王?! ノボルの経理スコアブック
資産と費用(3)
どうも、野球大好き経理マンのノボルです!
プロ野球では各球団キャンプを打ち上げ、オープン戦など実戦モードに入ってきていますね。
好調を維持して猛アピールを続ける若手選手たちもいる中、先日今年初の実戦登板となった中日・山本昌投手がわずか1球でアクシデントのため降板してしまいました。
今年50才を迎える山本昌投手ですからこのタイミングでの怪我は本当に心配です。
開幕には間に合わなくてもしっかりコンディションを整えて、今シーズンもどんどん最年長記録を塗り替える活躍を期待したいですね!
今回も「資産と費用」をテーマに、引き続き概論についてお話いたしたいと思います。
前回、「資産」は「減価償却」という処理を通じて最終的には「費用」になる、というお話をしました。
しかし、全ての「資産」が「費用」になる訳ではありません。
その最も分かりやすい例は、「現金」や「預金」といったいわゆる”お金”です。
「現金」や「預金」は貸借対照表でも「資産の部」の一番最初に登場する典型的な「資産」ですが、「費用」のような「稼ぎ」を得るための「犠牲」としての性質は持っていません。
私たち個人もそして会社も、最終的に”お金”を得るために働いたり様々な活動をしている訳ですから、どちらかと言うと”お金”とは「稼ぎ」によって得られる「成果」そのものですよね。
このように実は一口に「資産」といっても、その性質によって2種類に分けることが出来ます。
いわゆる“お金”の性質を持つものを「貨幣性資産」といい、「費用」になっていくものを「費用性資産」といいます。
割とそのまんまのネーミングでわかりやすいですね。
ちなみに「貨幣性資産」には、「現金」「預金」といった”お金”そのものだけでなく、「売掛金」や「貸付金」といった、「それを持っているといずれ”お金”をゲットできるもの」が含まれま
す。
「売掛金」は何かを販売した代金をツケにしている状態のことですので、期日になれば”お金”を受け取れますし、「貸付金」は他人にお金を貸している状態ですので、返済日になればその”お金 ”は返ってきます。
会計上も”お金”が入ってきたら「現金」や「預金」が増えて、その分「売掛金」や「貸付金」が減る、といったシンプルな処理になりますので、イメージし易いかと思います。
今回のシリーズは「資産と費用」ですので、この「貨幣性資産」については基本的に対象外とします。
と言っても、上記のご説明で主要な点はほぼ網羅しておりますのでご安心下さい。
という訳で、次回からはもう一方の「費用性資産」について、具体的な勘定科目を取り上げて解説してまいります。
ここまでは「費用性資産」について「減価償却」により「費用」に入れ替わっていく、というようなお話をしてきましたが、実は「減価償却」しない「費用性資産」も結構あります。
次回はまずそのような「減価償却」をしない「費用性資産」からお話してまいりたいと思います。
今回はここでゲームセット!
今日も早く仕事を終えて自主トレだ!!
プロ野球では各球団キャンプを打ち上げ、オープン戦など実戦モードに入ってきていますね。
好調を維持して猛アピールを続ける若手選手たちもいる中、先日今年初の実戦登板となった中日・山本昌投手がわずか1球でアクシデントのため降板してしまいました。
今年50才を迎える山本昌投手ですからこのタイミングでの怪我は本当に心配です。
開幕には間に合わなくてもしっかりコンディションを整えて、今シーズンもどんどん最年長記録を塗り替える活躍を期待したいですね!
今回も「資産と費用」をテーマに、引き続き概論についてお話いたしたいと思います。
前回、「資産」は「減価償却」という処理を通じて最終的には「費用」になる、というお話をしました。
しかし、全ての「資産」が「費用」になる訳ではありません。
その最も分かりやすい例は、「現金」や「預金」といったいわゆる”お金”です。
「現金」や「預金」は貸借対照表でも「資産の部」の一番最初に登場する典型的な「資産」ですが、「費用」のような「稼ぎ」を得るための「犠牲」としての性質は持っていません。
私たち個人もそして会社も、最終的に”お金”を得るために働いたり様々な活動をしている訳ですから、どちらかと言うと”お金”とは「稼ぎ」によって得られる「成果」そのものですよね。
このように実は一口に「資産」といっても、その性質によって2種類に分けることが出来ます。
いわゆる“お金”の性質を持つものを「貨幣性資産」といい、「費用」になっていくものを「費用性資産」といいます。
割とそのまんまのネーミングでわかりやすいですね。
ちなみに「貨幣性資産」には、「現金」「預金」といった”お金”そのものだけでなく、「売掛金」や「貸付金」といった、「それを持っているといずれ”お金”をゲットできるもの」が含まれま
す。
「売掛金」は何かを販売した代金をツケにしている状態のことですので、期日になれば”お金”を受け取れますし、「貸付金」は他人にお金を貸している状態ですので、返済日になればその”お金 ”は返ってきます。
会計上も”お金”が入ってきたら「現金」や「預金」が増えて、その分「売掛金」や「貸付金」が減る、といったシンプルな処理になりますので、イメージし易いかと思います。
今回のシリーズは「資産と費用」ですので、この「貨幣性資産」については基本的に対象外とします。
と言っても、上記のご説明で主要な点はほぼ網羅しておりますのでご安心下さい。
という訳で、次回からはもう一方の「費用性資産」について、具体的な勘定科目を取り上げて解説してまいります。
ここまでは「費用性資産」について「減価償却」により「費用」に入れ替わっていく、というようなお話をしてきましたが、実は「減価償却」しない「費用性資産」も結構あります。
次回はまずそのような「減価償却」をしない「費用性資産」からお話してまいりたいと思います。
今回はここでゲームセット!
今日も早く仕事を終えて自主トレだ!!
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弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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