経理界のホームラン王?! ノボルの経理スコアブック
福利厚生費(1)
どうも、野球大好き経理マンのノボルです!
先日、中日ドラゴンズの山本昌投手がプロ野球史上最年長勝利を収めました。
これは本当にすごいとしか言いようのない大記録だと思います。
私も子供の頃からずっと見ている選手なのですが、1990年代に今中投手との左腕二枚看板で、「中日にはいいピッチ ャーがいるな〜」と思っていたのが早20年前と考えると空恐ろしいくらいです。
ちなみに山本昌投手がドラフト指名を受けた1983年は初代ファミコンが発売された年だそうです。
そんな山本昌投手にはこれからもまだまだ伝説を作り続けていってもらいたいですね!
今回から取り上げます勘定科目は「福利厚生費」です。
この「福利厚生費」も前回取り上げた「会議費」と同様、実務上は頻出しますが、簿記検定ではあまり出てこない勘 定科目です。
また社会人の方ならどんな費用か感覚的に理解しやすいかと思いますが、学生の方などはどのような支出がこの科目 になるのかいまいちイメージしにくいかもしれません。
「福利厚生費」は、主に社員の福利厚生目的で支出される費用に使用されます。
そもそも「福利」とは「幸福と利益」という意味であり、「厚生」とは「人々の生活を健康で豊かなものにすること 」を意味します。
「福利」という言葉は一般にはあまり使用されていませんが、「厚生」は「厚生年金」や「厚生労働省」などでお馴 染みだと思います。
言葉の意味からすると「厚生年金」は「人々の生活を健康で豊かにする年金」ということなんですね。
この「福利」と「厚生」を組み合わせた「福利厚生」という言葉については、上記の意味を組み合わせると「人々に 幸福と利益と健康と生活の豊かさをもたらすもの」ということになりますが、一般的にはもっと狭い意味で使用され ます。
具体的には「会社が社員の勤労意欲を高めるために提供する社員が喜ぶ様々な制度など」を指します。
これには労働の対価として支払われる給与や賞与は含まれません。
ですので「福利厚生費」とは「会社が給料以外に社員の幸福のために支出する費用」ということになります。
この「福利厚生費」詳しい具体例については次回以降にお話いたしますが、例えば先程出てきた「厚生年金」につい ても「福利厚生費」が関わってきます。
これは社会人でもご存じのない方もいらっしゃることかもしれません。
将来私たちが年金を受け取るために国に納めている年金保険料については、サラリーマンの方は「厚生年金保険料」 として毎月給料から差し引かれていますが、その差し引かれた金額と同額を会社も負担して納められています。
つまり実際には私たち個人が負担する金額に会社が負担する金額を含めて、私たちの給与明細の「厚生年金保険」欄 の金額の2倍の保険料が国に納められているのです。
この会社が負担した分の金額が「年金を受け取る」という社員の利益のための支出として、「福利厚生費」に該当す ると考えることが出来ます。
次回からは「福利厚生費」の具体的な処理などについてお話していきます。
今回はここでゲームセット!
今日も早く仕事を終えてナイターへ!!
先日、中日ドラゴンズの山本昌投手がプロ野球史上最年長勝利を収めました。
これは本当にすごいとしか言いようのない大記録だと思います。
私も子供の頃からずっと見ている選手なのですが、1990年代に今中投手との左腕二枚看板で、「中日にはいいピッチ ャーがいるな〜」と思っていたのが早20年前と考えると空恐ろしいくらいです。
ちなみに山本昌投手がドラフト指名を受けた1983年は初代ファミコンが発売された年だそうです。
そんな山本昌投手にはこれからもまだまだ伝説を作り続けていってもらいたいですね!
今回から取り上げます勘定科目は「福利厚生費」です。
この「福利厚生費」も前回取り上げた「会議費」と同様、実務上は頻出しますが、簿記検定ではあまり出てこない勘 定科目です。
また社会人の方ならどんな費用か感覚的に理解しやすいかと思いますが、学生の方などはどのような支出がこの科目 になるのかいまいちイメージしにくいかもしれません。
「福利厚生費」は、主に社員の福利厚生目的で支出される費用に使用されます。
そもそも「福利」とは「幸福と利益」という意味であり、「厚生」とは「人々の生活を健康で豊かなものにすること 」を意味します。
「福利」という言葉は一般にはあまり使用されていませんが、「厚生」は「厚生年金」や「厚生労働省」などでお馴 染みだと思います。
言葉の意味からすると「厚生年金」は「人々の生活を健康で豊かにする年金」ということなんですね。
この「福利」と「厚生」を組み合わせた「福利厚生」という言葉については、上記の意味を組み合わせると「人々に 幸福と利益と健康と生活の豊かさをもたらすもの」ということになりますが、一般的にはもっと狭い意味で使用され ます。
具体的には「会社が社員の勤労意欲を高めるために提供する社員が喜ぶ様々な制度など」を指します。
これには労働の対価として支払われる給与や賞与は含まれません。
ですので「福利厚生費」とは「会社が給料以外に社員の幸福のために支出する費用」ということになります。
この「福利厚生費」詳しい具体例については次回以降にお話いたしますが、例えば先程出てきた「厚生年金」につい ても「福利厚生費」が関わってきます。
これは社会人でもご存じのない方もいらっしゃることかもしれません。
将来私たちが年金を受け取るために国に納めている年金保険料については、サラリーマンの方は「厚生年金保険料」 として毎月給料から差し引かれていますが、その差し引かれた金額と同額を会社も負担して納められています。
つまり実際には私たち個人が負担する金額に会社が負担する金額を含めて、私たちの給与明細の「厚生年金保険」欄 の金額の2倍の保険料が国に納められているのです。
この会社が負担した分の金額が「年金を受け取る」という社員の利益のための支出として、「福利厚生費」に該当す ると考えることが出来ます。
次回からは「福利厚生費」の具体的な処理などについてお話していきます。
今回はここでゲームセット!
今日も早く仕事を終えてナイターへ!!
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※本コラムに掲載されている情報は、掲載した時点での情報です。
弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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