経理界のホームラン王?! ノボルの経理スコアブック
通信費と荷造運賃
どうも、野球大好き経理マンのノボルです!
いよいよ今週末からプロ野球のキャンプが始まりますね。
毎年一月のこの時期はキャンプインを前にあまりニュースがなかったりしますが、今年は田中投手のおかげでずっと野球の話題に事欠かなかった感じです。
あと個人的には自主トレの話題も好きだったりします。
球団をまたいで意外な組み合わせで合同自主トレをしていたり、本当に役に立つのか若干疑問な変わった練習をやっていたりして結構面白いです。
いずれにしましてもどの選手もみんなしっかり準備を整えてキャンプに臨んでもらいたいものですね。
今回から取り上げます勘定科目は「通信費」と「荷造運賃」です。
これらも前回までお話ししてきた「旅費交通費」と同じく一般の事業会社であれば頻出する勘定科目です。
またやはり「旅費交通費」と同じく簿記の問題などではそれ程登場せず、どちらかと言うと実務においてより重要な勘定科目であると言えると思います。
「通信費」と「荷造運賃」という二種類の勘定科目を同時に取り上げるのは、やや似通った所のある勘定科目であるためです。
もちろんこの二種類は異なるケースで用いられる勘定科目なのですが、私の経験上、これらを厳密に使い分けていない会社も多かったです。
具体的には、物を送ったら基本的に全て「通信費」に統合して使用していたり、同じ物を送る場合でも宅急便は「荷造運賃」でゆうパックは「通信費」という分け方をしている会社もありました。
「通信費」と「荷造運賃」の本来の相違点は「荷造運賃」の定義を考えるとはっきりします。
「荷造運賃」の「荷」は単なる荷物のことではなく、商品や製品を指します。
つまりその会社が販売目的で取り扱っている商品や製品の「運賃」や
梱包などの「荷造」にかかった費用を「荷造運賃」という勘定科目に集約するのです。
この「荷造運賃」は他にも「荷造運賃発送費」や「荷造発送費」という勘定科目を使用することや、また「運賃」「荷造費」「発送費」というように区分して使用されることもありますが、いずれも商品・製品の発送にかかった費用が対象となる点は変わりません。
対して「通信費」はこれ以外の販売活動や一般管理活動で使用します。
荷物の発送だとしても商品や製品ではない備品や書類などの発送がこれにあたります。
さらに「通信費」が使用されるケースとしては、電話料金やインターネット料金、郵便切手代やハガキ代などがあり、物理的・電子的に関わらず、広い意味の「通信」にかかる費用で「通信費」が使用されます。
おそらく私がこれまで経理として携わってきた会社の多くがサービス業や金融業であり、商品や製品の発送自体があまりなかったためこの二種類の勘定科目の使い分けが曖昧だったのだと思います。
次回からはそれぞれの科目の具体的な処理についてお話していきます。
今回はここでゲームセット!
今日も早く仕事を終えて自主トレだ!!
いよいよ今週末からプロ野球のキャンプが始まりますね。
毎年一月のこの時期はキャンプインを前にあまりニュースがなかったりしますが、今年は田中投手のおかげでずっと野球の話題に事欠かなかった感じです。
あと個人的には自主トレの話題も好きだったりします。
球団をまたいで意外な組み合わせで合同自主トレをしていたり、本当に役に立つのか若干疑問な変わった練習をやっていたりして結構面白いです。
いずれにしましてもどの選手もみんなしっかり準備を整えてキャンプに臨んでもらいたいものですね。
今回から取り上げます勘定科目は「通信費」と「荷造運賃」です。
これらも前回までお話ししてきた「旅費交通費」と同じく一般の事業会社であれば頻出する勘定科目です。
またやはり「旅費交通費」と同じく簿記の問題などではそれ程登場せず、どちらかと言うと実務においてより重要な勘定科目であると言えると思います。
「通信費」と「荷造運賃」という二種類の勘定科目を同時に取り上げるのは、やや似通った所のある勘定科目であるためです。
もちろんこの二種類は異なるケースで用いられる勘定科目なのですが、私の経験上、これらを厳密に使い分けていない会社も多かったです。
具体的には、物を送ったら基本的に全て「通信費」に統合して使用していたり、同じ物を送る場合でも宅急便は「荷造運賃」でゆうパックは「通信費」という分け方をしている会社もありました。
「通信費」と「荷造運賃」の本来の相違点は「荷造運賃」の定義を考えるとはっきりします。
「荷造運賃」の「荷」は単なる荷物のことではなく、商品や製品を指します。
つまりその会社が販売目的で取り扱っている商品や製品の「運賃」や
梱包などの「荷造」にかかった費用を「荷造運賃」という勘定科目に集約するのです。
この「荷造運賃」は他にも「荷造運賃発送費」や「荷造発送費」という勘定科目を使用することや、また「運賃」「荷造費」「発送費」というように区分して使用されることもありますが、いずれも商品・製品の発送にかかった費用が対象となる点は変わりません。
対して「通信費」はこれ以外の販売活動や一般管理活動で使用します。
荷物の発送だとしても商品や製品ではない備品や書類などの発送がこれにあたります。
さらに「通信費」が使用されるケースとしては、電話料金やインターネット料金、郵便切手代やハガキ代などがあり、物理的・電子的に関わらず、広い意味の「通信」にかかる費用で「通信費」が使用されます。
おそらく私がこれまで経理として携わってきた会社の多くがサービス業や金融業であり、商品や製品の発送自体があまりなかったためこの二種類の勘定科目の使い分けが曖昧だったのだと思います。
次回からはそれぞれの科目の具体的な処理についてお話していきます。
今回はここでゲームセット!
今日も早く仕事を終えて自主トレだ!!
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弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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