旅費交通費(1)
どうも、野球大好き経理マンのノボルです!
プロ野球ではクライマックスシリーズ真っ最中ですね。
今日・明日からはいよいよファイナルステージが始まりますが、チーム力がありさらに1勝のアドバンテージを持つシーズン優勝チームがやはり勝つのか、それともファーストステージを勝ち上がって勢いのあるチームが下克上を起こすのか、最後の最後まで目が離せません!!
今回からある特定の勘定科目をテーマにして、その勘定科目を用いる場合の処理や注意点などをお話していきたいと思います。
まず今回とりあげる勘定科目は「旅費交通費」です。
「旅費交通費」は経理職の方にとっては最も馴染みのある勘定科目の一つだと思います。
普通に活動している会社であれば、「旅費交通費」(またはそれに類する勘定科目)が全く出てこないということはほぼないと思われます。
逆に簿記の問題などではあまり登場しない勘定科目だったりします。
簿記でとりあげるには論点が少ない勘定科目であるためだと思いますが、実務上の処理では必ずしもそんなに単純でなかったりします。
「旅費交通費」は見ての通り「旅費」と「交通費」が合わさった言葉です。
両者の違いについて細かい話になってしまいますが、「旅費」というのは読んで字の如く、旅行にかかる費用です。
会社で言えば出張にかかる費用がこれに当てはまります。
対して「交通費」は旅行ほどではない比較的近距離の移動にかかる費用をさします。
ただしどこからを「旅費」とし、どこまでを「交通費」とする、という定義は一般的に定められている訳ではありませんので、両者を合わせて「旅費交通費」として使用していると考えられます。
しかし「旅費」と「交通費」を別々の勘定科目として用いても特に問題はありませんので、それでもわざわざ合体させているというのは他の勘定科目にはない珍しい特徴かもしれません。
次回からは「旅費交通費」の具体的な処理などについてお話していきます。
今回はここでゲームセット!
今日も早く仕事を終えてナイターへ!!
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