『消費税』がかからないものもあるって本当?(最終回)
どうも、野球大好き経理マンのノボルです!
少し前の話題になってしまいますが、横浜DeNAベイスターズのアレックス・ラミレス選手が2000本安打を達成しました。
外国人選手としては初の快挙であり、その愛すべきキャラクターも合わせて、人気と実力を兼ね備えたまさにプロ野球史上最高の外国人選手であると言えるでしょう。
将来は日本で監督になることを目標にしているそうですが、個人的にも是非その夢をかなえてもらいたいと思っています。
今回で消費税のお話はひとまず最終回といたします。
日本における消費税は1989年、平成の幕開けとほぼ同時に導入されており、歴史としては25年ほどの比較的新しい税金だといえると思います。
しかしその決して長くない歴史の中でも何度となく改正が行われてきました。
世間的にはかつて税率が3%から5%になり、そして近い将来8%・10%となっていくであろうこと位しか認識されていませんが、納税する会社にとっては
それ以外にも様々な負担増がありました。
これまであった大きな改正としては、消費税の免税事業者の要件が厳しくなったこと、そして最近では課税売上割合のいわゆる95%ルールの廃止などがあります。
それぞれ細かい解説は省略いたしますが、会社にとっては金銭的な負担だけでなく、事務的な負担も以前と比較してかなり増えているのが現状です。
また消費税は、たとえ赤字の会社でも多くの場合納付することになってしまいます。法人税などは最終的な利益に課せられる税金なので、赤字であれば納付金額は出てこないのですが、消費税は基本的に「収入分の消費税−支出分の消費税」で求められる金額を納付します。
一見、赤字なら「収入<支出」のはずなので上の式もマイナスになりそうですが、支出の多くの部分を占める社員給与などには消費税が課されていないため、余程多額の赤字でもない限り普通の会社であれば消費税を納付することになります。
このように消費税は会社にとって資金の面でも事務負担の面でもかなり重要な税金です。
経理担当者としては最低限の知識を持ち改正などにも敏感に対応出来るようにしていきたいですね。
今回はここでゲームセット!
今日も早く仕事を終えてナイターへ!!
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