ノボル登場!実務上の「未払費用」のギモン
はじめまして、野球大好き経理マンのノボルです!
今回からこのメルマガを担当させて頂くことになりました。
日々業務に奮闘する経理マンの日常や、経理関連のちょっとしたお役立ち情報などを語りたいと思います。
経理界のホームラン王を目指して頑張ります!!
ノボルは元々経理未経験から経理のアウトソーシング会社に入社し、これまで金融系・人材系・IT系・工事関連など様々な業種の企業の経理を担当してきました。経理経験は約6年で中堅といったところでしょうか。
まず今回は最初に勤務した金融系企業でのエピソードです。
その企業では独自の会計システムを使用しており、経費が発生したらその発生部門が自らそのシステムから伝票を作成していました。
ノボルは支払業務を担当していてそれらの伝票をチェックしていたのですが、その内容は「通信費100/現金100」のような仕訳形式ではなく、「通信費100」のように借方科目(主に費用科目)だけが記載されたものでした。
ノボルは「これって貸方の科目は何なのかな〜」と疑問に思っていたのですが、ある時それが全て「未払費用」であったことを知りました。
通常の支払の伝票で「通信費100/未払費用100」という仕訳を見て、「あれ〜おかしいぞ〜」と思った方もいらっしゃるかと思います。
「未払費用」は本来継続的な役務提供に対する未払を計上するものですので、簿記の問題であれば「通信費100/未払金100」が正解となると思います。
しかし実務上は「未払費用」と「未払金」の厳密に区別をしないこともあるみたいです。
簿記を取得してから経理を始めたノボルにとっては、「やっぱり簿記と実務は違うんだな〜」と実感する体験でした。
今回はここでゲームセット!
今日も早く仕事を終えてナイターへ!!
弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。