税務調査後日談その五
こんにちは、税理士のチョモランマです。
最近は関東地方でも、最高気温で15度程度という日が増え、少しずつ気温が下がってきました(冬支度という言葉も耳にします)。
11月としては平年並みの気温なのかと思われますが、少しずつ増してくる寒さに体調を崩す人も増えているようで、電車でもマスクをしながらせき込む人を見かけます。
体調を崩さぬよう、うがい・手洗い等、できる予防を怠らない様にしたいですね(インフルエンザワクチンも何故だか品不足だそう...、自分はもう済ませました)。
さて、11月7日に 国税庁から平成28事務事業年度法人税等の調査事績の概要が発表されました。
https://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2017/hojin_chosa/index.htm
それによれば、平成28事務事業年度においては、9万7千件(前年対比103.5%)について実地調査を実施され、 このうち、法人税の非違があった法人は7万2千件(同103.7%)だそうです。
申告漏れ所得金額は8,267億円(同99.5%)、追徴税額は1,732億円(同108.8%)となっています。
それで、不正発見割合の高い業種のトップ5は、
1位 バー・クラブ、2位 外国料理、3位 大衆酒場・小料理、4位 廃棄物処理、5位 自動車修理、だそうです。
統計は税務調査の重点項目の把握や関連業種の顧問先への注意喚起に利用できますので、参考にはなるかと思います。
それでは今週のメルマガを始めていきます(前回の続きです)。
少し前になりますが、ジャスネット様発行の「アカウンタンツマガジン(№44)」に、八田先生のオピニオンがありました。
「公認会計士試験の易化現象は、由々しき事態だと言わざるを得ない」といったショッキングな見出しでしたが、理由は、受験生の減少が原因の様です。
税理士試験の受験者も同じく減少傾向が顕著だそうで、私などは、「税理士はその内、税務署OBだけになりはしないか?」等と考えてしまいます。
それにしても、調査の事前通知を電話でしてくるのは結構なのですが、何故金曜日の5時前に電話してくるのか?、は疑問です(私だけかも知れないが...)。
相手の事を考えていないのか、自分たちの都合(話す事だけ伝えて、自分らは土日に思い切りリフレッシュしたい!)だけなのか、何れにせよ連絡があった方は全く逆で、重い気持ちのウイークエンドとなります(社長に連絡して、もともと予定外ですから日程を調整したり、何で引かれたんだろう?、といった話になります)。
先日、4時半過ぎに電話したときの事です。
税務署担当者と話をしているうちに5時過ぎてしまったのですが、担当者以外の男女が時間外だからいいという感覚なのでしょうが、大声で楽しそうに談笑している声が電話を通じてこちらにも聞こえてきます。
担当者と私は結構シリアスな話をしている訳で、担当以外には関係ないと言えばそれまでですが、もうちょっと考えてもらいたいものだ(マナーの問題)と思いましたね。
税務署から、冬の便り(年調関連の分厚い封筒)も届き、客先から連絡受ける事が増えてきました。
続きは次回に・・・
さて、今週の山の天気は...。
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