税務調査後日談その三
こんにちは、税理士のチョモランマです。
東京では、10月に入ってから朝晩の温度が急激に下がった様な気がします(そんな中、昨日は又暑くなり、公園では蝉の声が聞こえました)。
朝の外出時には、肌寒い風に思わず、マフラーかコートが欲しくなってしまう程です。
もっとも、電車に乗ると逆に暑く、季節の移ろいは早く、秋もどんどん深まっていると感じます。
季節の変わり目で風邪などを引かぬ様、又、年末からの繁忙期を乗り越えるため、体調管理に気を抜かない様にお気を付け下さい。
急に解散選挙が決まり、小池都知事が、「ユリノミクス」を打ち出した様です。
なんでも、ユリノミクスは「アベノミクスに対するアンチテーゼ」らしいですが...
正直、ユリノミクスでお給料が増えるんでしょうか?結局、どれくらいお得なのか、それが皆さん気になるところでしょう。
それでは今回のメルマガを始めていきます(昨年のT社税務調査後日談の続き)。
以下、税務署側の対応で釈然としなかった事です。
②前回、こちらが聞いた事に答えない(答えられない)話をしました。
調査官につられて、私も原始証票(証拠書類)の点検を改めてしている内に、T社が設備を購入している取引先が作成した契約書が出てきました(かなりの契約金額ですが、収入印紙が貼付してありません)。
私「これ印紙が貼ってありませんね。」
若い調査官「そうですね...」
私「金額が書いてある契約書には、全て印紙を貼るんじゃないんですか?」
若い調査官「そんな事はありません!」
とムッとした様に答えるのは結構ですが、理由を教えて欲しいものです(答えられないなら調べて欲しい)。
③修正申告については、税務署に原稿を作成させた上で(これが現実的で早いと思う、全部こちらでやりますというとカッコはいいが、時間が掛かり、すぐに4ヶ月位経ってしまう、といった話を同業者からも聞きます)、提出用は私が作成して提出し、納付書は会社担当に渡して納付をお願いしました。
程なく、若い調査官が又、電話してきました。
調査官「納税が済んだかどうか、先生の方で会社に確認してくれませんか?」
私「そんな事まで税理士がやるんですか!?、自分で確認されたらいいじゃないですか!」
聞いたところでは、当局は7~12月の調査については12月までに決着させて事績にするらしいので、とにかく結論を急ぎます(結局、自分らの都合だけ)。
調査官「それでは会社に連絡して話しますけど、いいですね。」
こんな事税理士に確認してくる方がそもそもおかしいと思うが、会社は税務署から連絡がある事自体が嫌だろうから、その時は、私が引き取って連絡しました。
私「税務署から、納税の催促があったので、御対応頂けますか?」
どう考えても納得がいかない話です。
後日、別件で税務署に行った際に、総務課の職員に
「一体、納税の催促まで税理士がするものですか?、国税通則法のどこにそんな事が書いてあるんですかね?」
総務課職員「そんな記述は無いか思います、どこの部の職員ですかね...」
勿論個人名を出しての抗議は控えましたが、そんな一件があった旨の共有はお願いしました。
その職員は今年の移動では、移動にならずまだ残っています(移動の時期に、毎年名簿が回ってくので分かる)。
「全部が終りましたら、改めて先生に電話致します」とその若い調査官は言っていましたが、その後いまだに連絡はありません(いつも思うが、一体いつが終わりなんでしょうか?)...
続きは次回に...
さて、今週の山の天気は...。
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