暑中雑感その二
こんにちは、税理士のチョモランマです。
まだまだ暑い日が続いていますが、読者の皆様いかがお過ごしでしょうか?
涼しい室内でも熱中症にかかるリスクが高いそうですので、こまめな水分補給を心がけないといけません。東京では、一昨日までで20日連続で雨が降り、昨日も曇り空で、梅雨の様な天気が続いていました。
梅雨の時期は空梅雨&ゲリラ豪雨だったので、まるで夏と梅雨が逆転した様です。
全国的にも、豪雨が降る地域があったりと、最近の天候は不安定な地域が多いと感じます。
突然の雨に降られそうな地域では、道路が水没する事もありますので、外出の際は気を付けないといけません。
お盆休みも終ったかと思います(既に、秋○というビールもスーパーやコンビニには並びます)。
最近は、ナスやキュウリに割り箸をさした供物は見なくなりましたが、この時期は、ビジネス系の雑誌で、相続関連の特集記事をよく目にします(実家の相続、空き家問題等々)。
現在、日経新聞でも「大終活時代」なる連載がされており、「お坊さん便」、「終活弁護士」、「孤独死保険」等々、ユニーク(リアル)な用語が並び、「終活ビジネスの勢いが止まらない」そうです。
確かに、お盆休みは、実家に一族が集まり先祖を偲ぶ機会ではありますので、相続についての話題も自ずと出て不思議ではありません(最近は?、お盆の時のお小遣いを「お盆玉」と言うそうです)。
平成27年の相続税改正からは、基礎控除が下がった事もあり、生前対策が注目される様になりました。
贈与の件数は平成27年で約53.9万人、平成28年では約50.9万人と、2年連続で50万人超えとなっています。
今年も、「相続時精算課税」、「夫婦間で居住用不動産を贈与した時の配偶者控除」の申告を既に依頼されております(先日、H29の路線価が公表されましたが、実際の申告は、来年の2/1~になります。
相続・贈与の相談が増えるのは会計事務所にとって良い事ですが、民事信託他について、今のところ自分は知識不足で勉強はこれからです(今さらですが...)。
前回の続きの前が、長くなってしまいました、昨年のT社の調査の話です。
私は特にする事も無いので、二人の仕事ぶりを拝見していました。
女性の調査官は、言われた通り、元帳と原始証票類のファイルを丹念に突合していきます。ハッキリ言って面白いとは言いかねる単純作業でしょうが、成果はあった様です。
証票添付のファイルがきちんとしていたが故に、同じ経費が2回入力されていたり(1件)、交際費元帳の摘要記載が不十分で、領収書や明細も無いために、根拠付けが不十分(数件)、といった事が丹念に?洗い出されました。
勿論、意図的ではありません、たまたまです、T社は法人成りして3回目の決算を出したら、すぐ調査でした。
ですが、当局はそうは考えてくれない様です(基本的に疑ってかかる性悪説で、火の無いところに煙を立てる人達と言えるでしょう)。
余談ですが、「ある団体」に加入していると調査が無いのに、等と社長が言っていたB社(T社の同業、顧問先ではない)は創業7年目で今年調査だそうです。
続きは次回に...
さて、今週の山の天気は...。
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