暑中雑感その一
こんにちは、税理士のチョモランマです。
ついにというか(既に)8月になりました。
梅雨期間中に猛暑日が混ざったり、梅雨が明けてから、梅雨や秋雨のようなシトシトした雨の日があったりと、日本の気候は本格的に過渡期という感じがします。農家の人も大変でしょう。
最近、目にした川柳です、「うらやまし、いつもあふれぬ、天の川」
・さて、消費税の話題です。
9月から全国で税務署等が主催する消費税軽減税率制度説明会の開催が本格化する様です。
https://www.nta.go.jp/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/06.htm
延期説も出ている消費税増税ですが、スケジュール通り増税するという見込みで準備しておく必要があるという事でしょうか(エリアの説明会の日程が出ていますのでチェックされるといいでしょう)。
・前回、納税貯蓄組合について触れましたが、組合活動を通じて顔馴染みになった地元税務署の副所長は7月の人事異動で転勤されて行きまして、移動の挨拶状が届きました(めったに無い事ですので暑中見舞いハガキで返事をお出ししました)。
・昨日の「経理の薬号外」で、『国税庁では、社会人経験者を対象として、「国税庁経験者採用試験(国税調査官級)」を実施しており、国税庁では、社会人経験者の採用に積極的に取り組んでおり、幅広く門戸を開いております。』といった一報がありました。
以下は、聴いた話と、実地体験と、私見をおり混ぜた内容です。
同じ広報は、私の所属支部の月例会でも毎年、税務署サイドからアナウンスされており、「先生方のお知り合いで、御興味のある方のエントリーをお待ちしています云々」といったアピールがあります。
税務署の人員は、実際のところ不足している様でして、特に、上層部と若年層の間の中間層が足りないのだそうです。
社会人経験者に広く門戸を開くと言えば聞こえはいいですが、実際は、現在そして将来に向けて人手不足が相当深刻なのではないかと想像されます(又、社会人経験者であれば相応の常識は身に付けているハズなので、教育もし易いかも知れません)。
去年、税務調査(法人)があったT社での件です。
まず、若い女性調査官が連絡してきました(事前通知、委任状を付けているので先ず税理士に連絡してきます)。その後、会社にも連絡して、調査日程(2日間)は決まりました。
会社と私の方は、事前準備も必要です。元帳や原始証憑類の点検や、会社と役員との取引に関する契約書、外注先との請負契約書の整備といった事になります。
調査当日2名でやって来ました。一人は電話してきた、女性調査官で、もう一名はかなりの年令の男性のベテランさんとおぼしき調査官です。二人で調査を始めましたが、女性調査官は、ベテランさんの指示通りの作業をしていくだけです。
続きは次回に...
暑さが続きます、皆様御自愛下さいませ。
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