寒中雑感その一
こんにちは、税理士のチョモランマです。
此の所、冬らしい寒さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
インフルエンザが流行しているようですが、繁忙期に入ったこの時期に寝込むわけにはいかないでしょう。
うがい、手洗い等に気を付けて、忘れずに行うしかありません。
昨日、所属支部で確定申告に向けた所得税・消費税・贈与税についての研修会があり、参加してきました。
税務署の職員の方に説明をお願いするもので、自分の客先で該当がありそうなものには自然と注意が向くものですが、何と言っても今年は特別に時間の枠があった「マイナンバー」でしょう。
ハッキリ言えば、この部分を聴きたいが為に出かけた様なものですが、担当官の説明は通り通り一遍なものでして、正直この説明で皆さん納得できるの?、といったものでしたので、空き時間に自分の考えを確認して、ようやく納得した次第です。
それにしても、研修前に税務署に寄ったのですが、確定申告の会場準備が着々と進められていまして(テントを設営したり、ロープを張って通路を設置したりで...、なにしろ既に還付の申告は始まっています)、この時期ならではの雰囲気が漂っていました。
先週、支部の賀詞交換会(要するに新年会)があったのですが、来賓の某市の市長の挨拶が、なんとなくトランプ大統領染みていました。
何でも、ふるさと納税で1億円以上を集金したそうで、某市が一番でありさえすれば、他は二番(以下)でいいのだそうです(60,000円の横浜中華街のおせち料理に相当な寄付が集まったそうです)。
以下、マイナンバーについての?(はてな)です。
先週、自分が住んでいる市(↑ではありません)の市役所から支払調書(源泉徴収票ではない)が、送られて来ました。
昨年、頼まれて「行政改革推進委員会」なるものの委員を拝命し、月一でオピニオン会議に参加させて頂いた分の報酬についてのものでした。
去年の春先に、自分で役所の用意した用紙に、12桁の№を記入して提出した記憶があります(通知カードのコピーを提出したか否かは覚えていない...)。
自分の?は、送られてきた調書には、支払者の№も自分の№も斜線が引かれており、№が入っていません。
自分は混乱しました「税務署が用意している調書には、両方の№が入るようになっているハズだが...」、「ひょっとすると公的な機関の場合、№不要の特例があるのか...」
土曜日に入手したものの日曜をはさんで気になって仕方が無く、月曜の朝さっそく電話してみました。
以下担当者(二人目、一人目は答えられなかった...)の弁です。
「そもそも法定調書は法律で定められた書類では無いので(確かに義務ではない)、源泉税が発生している方には、確定申告に役立てていただければ、という意向でお出ししているものです(確かに、勘違いしている人もいるが、支払調書が無くても確定申告は可能ですし、調書が揃わないからといって、その分を申告しないという訳にはいかない)。そういった意向から、受給者に交付する支払調書については、源泉徴収票に倣って№を入れていませんが、これではマズイでしょうか?...」
それを逆に自分に聴かれてもなあ...、と思いましたが、現場の大変さ(=混乱状況)は分かりました。
続きは次回に...
さて、今週の山の天気は...。
弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。