新年雑感
こんにちは、税理士のチョモランマです。
いよいよ2017年を迎えました、新年明けましておめでとうございます(遅くなりましたが...)。
米国のトランプ政権の誕生等、本年も大きな動きの変化が予想されますが、読者の皆様におかれましては、酉にちなんで飛躍の年となります様に、心より祈念しております。
本年も、宜しくお付き合いの程、お願い申し上げます。
年が明けたのもつかの間、職業会計人の皆様(含、自分)によっては、年度末(個人確定申告、法人決算)に向けて多忙を極める時期になっていくかと存じます。
先日、某コンサル会社からFAXが届きました(ゴミ箱行きの前に、チラッと見てしまいました)。
セミナーへの参加案内だったのですが、「変革への挑戦」とうたってあります。
「伸びない売上」、「恒常的な過重労働」、「属人性からの脱却」、「業務品質のバラツキ」、「顧客満足低下」、「進まない顧客拡大」、「相次ぐ職員退職」、「進機事業参入の壁」等々...、新年早々遠慮したいような暗い見出しが並びます。
会計事務所の抱える課題なので仕方ないのでしょうが、そんな中で、私がハッとさせられる件もありました。
「経営とは下りのエスカレーターを昇るようなもの、と言われます。現在の組織にとって最も重要な課題は何か?を見極め、そこに経営資源を徹底的に集中し、成長の歩みを決して止めない事が求められます。」
これも先日ですが(年内、12月)、「納税貯蓄組合」の「講演会」(国税庁の幹部職員による)があり、こちらは出席してきました。
幹部職員は、国税庁の徴収部長の方でしたので、生々しい話しをどこまでしていいのか、考えながら喋られている感じでした。
その中でも、マイナンバー制になって、タンス預金の為か金庫が売れている話しに触れて「いっその事だから、この際、金庫にナンバーをリンクさせ、金庫を買った人が誰かをわかるようにしたらどうか。」といったなかなか斬新な意見?もありました。
又、調査先でニセ税理士に依頼していた納税者に「何故、資格のない人に頼んだの?、無償でも税理士にしか出来無い仕事なんですよ。」と聞いた処(税務代理や税務申告書類作成といった業務は有償、無償を問わず、税理士にしか出来ない事になっています)、納税者は「ニセ税理士でも、その人の方が、税理士の人よりもずっと優しいし親切なんです。税理士の人は遠いのが理由なのか、来てくれないし...」という答えが返ってきた事もあったそうです。
これなぞ単なる笑い話には聞こえませんし、顧客に対する接し方で、自分も大いに自戒しなければと思った次第です。
配布資料の中に「平成29年1月4日からインターネットを利用した国税のクレジットカード納付が始まります(24時間利用可能)」といった目を引くチラシがありました。
カード払いにすると、公共料金の支払にはポイントが付くから、税金を払ってカードポイントが貯まる訳?...
続きは次回に...
さて、今週の山の天気は...。
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