公正証書遺言その3
こんにちは、税理士のチョモランマです。
何と、既に9月です、あっという間に夏が過ぎ去ってしまいました。
これで少しは涼しくなってくれればいいのですが、最近のお天気はどうにも読めません。
朝晩は秋らしい空気が漂うものの、昼間は相変わらず残暑が続きますが、読者の皆様いかがお過ごしですか。
今週、台風12号の影響で各地で大雨になるとの予報が出ております。
加えて、蒸し暑さも続きそうですので、台風対策、熱中症対策をダブルで万全にしてお過ごし下さい。
随分前に閉店して更地のままになっていた○イレブンの跡地には、どうやら戸建て住宅が9棟建つ予定だそうです。
相続物件かどうかは分りませんが、面積は500㎡を裕に超えていそうですし、果たして広大地評価が可能だろうか...、等と通りかかる度に気になり考えていたのですが、先日通りかかると開発道路とゴミ置き場がまず造られていました。
2つあわせて、その分ある意味無駄に土地を取られてしまう訳ですから(唯し、一団の住宅には必要なインフラです)、潰れ地と呼ばれますが、土地の評価を大幅に下げる事が可能な広大地に該当しそうです。
一点気になるのは、近くにマンションがある事でしょうか。
近くにマンションがあると、マンション適地と判断されかねない危険性は残ります(そうなると土地の評価は広大地評価に比して下がらない)。
さて、Y様(公正証書遺言)の続きをお話ししましょう。
公証人役場に着くと、Y様御夫妻と司法書士S先生は既に談笑してらして、時間になると会議室に移りました(Y様とS先生と公証人と税理士の自分の4人、奥様は立会われずに応接でお待ちでした)。
Y様「よう、先生!、忙しい所悪いね!」と声を掛けられます。
公証人の方は人当たりのいい方でした(多分給料がいいので、いろんな意味で余裕があるんでしょう...)。
遺言書は3部用意されており(何れも正本)、公証人が読み上げて、特に問題も無く読み合わせしていきます。それが済むと、内2部には署名欄に記載が既にしてあるのですが、1部には自書しなければなりません。このペンでサインして下さい、と指定されるのですが、字が下手な自分は結構緊張する瞬間でした。
一連の手続きが済むと、署名した正本は公証役場で保存、残2部の正本は、1部はY様、1部はS先生(自分はS先生からコピーを入手)の手に渡ります。
Y様御夫妻は、何やらスッキリした感じでタクシーで帰られました(いつまでもお元気でと願わずにはいられません、残暑見舞いを出しましたが、返事は来ません...)。
さて、巷では税制改正に向けた各省庁の要望が出揃い、いよいよ来年度税制改正が動き出します。
やはり、配偶者控除の見直しが論点として挙げられています。
毎年、廃止論があがる「ゴルフ場利用税」は今年はどうなるのでしょうか。
年末にむけて税制改正から目が離せない感はあります。
続きは次回に...
さて、今週の山の天気は...。
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