登山税理士チョモランマ先生の税理士徒然草
確定申告ヒヤリハット(2)
こんにちは、税理士のチョモランマです。
今回は、先ず、九州地方の地震で被害にあわれた(被災された)方々に、心からお見舞い申し上げます。
復興が進み、一日でも早く日常の生活が取り戻される様、願うばかりです。
現実にはそれはなかなか難しそうですが、来年の確定申告では、雑損控除が関係してくる方も多いと予想されます(罹災証明等必要)。
私の所属支部では、先の東日本大震災の際に、支部会員から寄付を募って被災地に送る事をしていました。
銀行に特別な口座を作って、会員に振込してもらい、まとめて被災地に送っていた訳ですが、用が済んだら解約すれば良かったのでしょうが、経理部長の私は引継ぎで預った書類の中に、その通帳を未だ保管しています(もちろん残高はゼロですが…)。
その通帳を名義を変えて又使うかどうかはともかく、今回も支部で何らかの同じ動きがあるでしょう。
個人的には、前回寄付をしたかどうか、全く覚えていませんでしたから、通帳をめくって自分の名前を見つけて、少しばかり安心しました。
さて、前回板金業のD様の続きです。
3/15の夕方4:00過ぎでは、事務所に戻って書類を作成しなおして出直ししている余裕はありません。
そこで、収受の担当官と話して、次の手はずにしました。
先ず、持参した申告書はそのまま提出し、戻ってお父様を扶養から外した申告書を作り直し(その際は、未だ期限内なので修正申告ではなく訂正申告という)、納税者に事情を説明した上で、税務署の夜間ポストに投函、という訳です(結局、夜間ポストの世話になる)。
私の場合は、それで事なきを得ましたが、以下は知合いのS先生(違う支部)の話です。
S先生「確定申告お疲れ様!、早速税務署から電話掛かってきてさ、違う税務署に書類を提出したみたいなんだよね。」と明るく、
私「それでどうなるの?」
S先生「期限内提出には違いないんで、65万円控除もそのままだよ(説明:65万円控除とは、簡単に言えば、青色申告事業者で期限内提出者は、通常の経費の他、追加で65万円経費を計上できるというものです)。」
そう言えば、S先生は昔話になりますが、勤務時代に申告書の表紙を、修正前のものを綴じてしまい、所長共々税務署に出向く事になったエピソードも聞いた覚えがあります。
他人事ではなく、自戒しなければなりませんね。
今発売中の「会計人コース」の見出しに「やっぱり税理士はやめられない!」という記事見出しがありましたが、一体何が書いてあるんでしょうか(笑)。
続きは次回に…
さて、今週の山の天気は…。
今回は、先ず、九州地方の地震で被害にあわれた(被災された)方々に、心からお見舞い申し上げます。
復興が進み、一日でも早く日常の生活が取り戻される様、願うばかりです。
現実にはそれはなかなか難しそうですが、来年の確定申告では、雑損控除が関係してくる方も多いと予想されます(罹災証明等必要)。
私の所属支部では、先の東日本大震災の際に、支部会員から寄付を募って被災地に送る事をしていました。
銀行に特別な口座を作って、会員に振込してもらい、まとめて被災地に送っていた訳ですが、用が済んだら解約すれば良かったのでしょうが、経理部長の私は引継ぎで預った書類の中に、その通帳を未だ保管しています(もちろん残高はゼロですが…)。
その通帳を名義を変えて又使うかどうかはともかく、今回も支部で何らかの同じ動きがあるでしょう。
個人的には、前回寄付をしたかどうか、全く覚えていませんでしたから、通帳をめくって自分の名前を見つけて、少しばかり安心しました。
さて、前回板金業のD様の続きです。
3/15の夕方4:00過ぎでは、事務所に戻って書類を作成しなおして出直ししている余裕はありません。
そこで、収受の担当官と話して、次の手はずにしました。
先ず、持参した申告書はそのまま提出し、戻ってお父様を扶養から外した申告書を作り直し(その際は、未だ期限内なので修正申告ではなく訂正申告という)、納税者に事情を説明した上で、税務署の夜間ポストに投函、という訳です(結局、夜間ポストの世話になる)。
私の場合は、それで事なきを得ましたが、以下は知合いのS先生(違う支部)の話です。
S先生「確定申告お疲れ様!、早速税務署から電話掛かってきてさ、違う税務署に書類を提出したみたいなんだよね。」と明るく、
私「それでどうなるの?」
S先生「期限内提出には違いないんで、65万円控除もそのままだよ(説明:65万円控除とは、簡単に言えば、青色申告事業者で期限内提出者は、通常の経費の他、追加で65万円経費を計上できるというものです)。」
そう言えば、S先生は昔話になりますが、勤務時代に申告書の表紙を、修正前のものを綴じてしまい、所長共々税務署に出向く事になったエピソードも聞いた覚えがあります。
他人事ではなく、自戒しなければなりませんね。
今発売中の「会計人コース」の見出しに「やっぱり税理士はやめられない!」という記事見出しがありましたが、一体何が書いてあるんでしょうか(笑)。
続きは次回に…
さて、今週の山の天気は…。
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弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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