登山税理士チョモランマ先生の税理士徒然草
番外編:年頭所感(1)
こんにちは、税理士のチョモランマです。
新しい年になりましたが、読者の皆様、今年も宜しくお願い致します。
私は、新年は毎年出掛ける神社に、初詣でを今年もしましたが(これは皆さん一緒でしょう)、今回で三回目になる大晦日のマイ行事があります。
私の事務所は都心近郊にありますが、片道2時間弱掛けて、出掛けている有名な神社があります。何で有名か(NHKローカルニュースでも紹介された)、というと神社の入口付近に畳にしたら三畳程のその年の絵馬が飾ってあり、その縁起物をデジカメで撮って一年間飾る事にしています。
大晦日の夜11:00過ぎぐらいからだと人でごった返すそうですが、午前中ですと人もまばらで、ゆっくりお参りも出来るし、写真も気に入るまで何度でも取り直し出来ます。その後は、帰り途中に、駅そばに缶ビールで1年が終って行きます…。
さて、今回は、新年という事で、私なりに考えた税理士業界の所感をお話しさせて下さい。
年末に、会計事務所向けのコンサル会社M社から送られてきたFAXです。
「これまで先生と呼ばれてきた税理士も、競争の激化に伴い業者扱いする企業が出てきました。顧問料は指導料からコストへと変わり、企業における会計事務所の位置付けが変化してきています。そんな中、会計事務所として発生し得るリスクに備え、更に存在価値を高めていく必要があります・・・」云々と結構ショッキングなコメントです。
又、これはたまたまのタイミングでしょうが、今週号の「エコノミスト」(見出しにつられて思わず購入)という雑誌でも、「競争激化!会計士・税理士・弁護士の仕事」、「これじゃ食えない!」、「これまでと同じ仕事では生き残れない」と士業について、表紙に身も蓋も無い見出しが並び、税理士については「マイナンバーで変わるビジネス」とあります。
これは、私の認識不足なのかもしれませんが、マイナンバーで事務量が増えるのは確かでしょうが、果たしてマイナンバーが会計事務所のビジネスになるんでしょうか?(大手会計事務所チェーン店のTでは、顧客囲い込みの為でしょうが、盛んにマイナンバーセミナーを開いたりしていますが…)。
中を見てみると、「資格だけではもう食えない、勝ち負けの差がより鮮明に」とあり、税理士編では「マイナンバー制度、番号収集に追われる会計事務所」、「税理士の高齢化、年々深刻化する後継ぎ不足」とセンセーショナルに続きます(因みに、弁護士編では、食える弁護士はとことん働く、とか、青田買いどころか苗買い、採用は司法試験合格前に決まる等そそる見出しもあります)。
内容まで詳しく未だ読んではいないのですが、これらは統計データも加味した最近の傾向や趨勢について書かれているのだと思います。
果たしてメディアで言われるように、税理士業界とは、そんなに夢も希望もない業界なのでしょうか?(確かに、受験生の減少には歯止めがかからないそうですが…)。
ここからは、私の所感ですが、今後どのように世の中が変化して行こうと、税理士制度の必要性は変わらない、と考えています。
それをメディアの豊富な情報量と分析力ではなく、実際に私が手掛けた幾つかの仕事の事例で、次回にお話ししたいと思います。
皆様の初夢はいかがでしたか?
私の初夢は、H26に合格した宅建試験の予備校模擬試験の風景でした(笑)、多分試験直前に相当苦しめられたからだと思う・・・
さて、今週の山の天気は…。
新しい年になりましたが、読者の皆様、今年も宜しくお願い致します。
私は、新年は毎年出掛ける神社に、初詣でを今年もしましたが(これは皆さん一緒でしょう)、今回で三回目になる大晦日のマイ行事があります。
私の事務所は都心近郊にありますが、片道2時間弱掛けて、出掛けている有名な神社があります。何で有名か(NHKローカルニュースでも紹介された)、というと神社の入口付近に畳にしたら三畳程のその年の絵馬が飾ってあり、その縁起物をデジカメで撮って一年間飾る事にしています。
大晦日の夜11:00過ぎぐらいからだと人でごった返すそうですが、午前中ですと人もまばらで、ゆっくりお参りも出来るし、写真も気に入るまで何度でも取り直し出来ます。その後は、帰り途中に、駅そばに缶ビールで1年が終って行きます…。
さて、今回は、新年という事で、私なりに考えた税理士業界の所感をお話しさせて下さい。
年末に、会計事務所向けのコンサル会社M社から送られてきたFAXです。
「これまで先生と呼ばれてきた税理士も、競争の激化に伴い業者扱いする企業が出てきました。顧問料は指導料からコストへと変わり、企業における会計事務所の位置付けが変化してきています。そんな中、会計事務所として発生し得るリスクに備え、更に存在価値を高めていく必要があります・・・」云々と結構ショッキングなコメントです。
又、これはたまたまのタイミングでしょうが、今週号の「エコノミスト」(見出しにつられて思わず購入)という雑誌でも、「競争激化!会計士・税理士・弁護士の仕事」、「これじゃ食えない!」、「これまでと同じ仕事では生き残れない」と士業について、表紙に身も蓋も無い見出しが並び、税理士については「マイナンバーで変わるビジネス」とあります。
これは、私の認識不足なのかもしれませんが、マイナンバーで事務量が増えるのは確かでしょうが、果たしてマイナンバーが会計事務所のビジネスになるんでしょうか?(大手会計事務所チェーン店のTでは、顧客囲い込みの為でしょうが、盛んにマイナンバーセミナーを開いたりしていますが…)。
中を見てみると、「資格だけではもう食えない、勝ち負けの差がより鮮明に」とあり、税理士編では「マイナンバー制度、番号収集に追われる会計事務所」、「税理士の高齢化、年々深刻化する後継ぎ不足」とセンセーショナルに続きます(因みに、弁護士編では、食える弁護士はとことん働く、とか、青田買いどころか苗買い、採用は司法試験合格前に決まる等そそる見出しもあります)。
内容まで詳しく未だ読んではいないのですが、これらは統計データも加味した最近の傾向や趨勢について書かれているのだと思います。
果たしてメディアで言われるように、税理士業界とは、そんなに夢も希望もない業界なのでしょうか?(確かに、受験生の減少には歯止めがかからないそうですが…)。
ここからは、私の所感ですが、今後どのように世の中が変化して行こうと、税理士制度の必要性は変わらない、と考えています。
それをメディアの豊富な情報量と分析力ではなく、実際に私が手掛けた幾つかの仕事の事例で、次回にお話ししたいと思います。
皆様の初夢はいかがでしたか?
私の初夢は、H26に合格した宅建試験の予備校模擬試験の風景でした(笑)、多分試験直前に相当苦しめられたからだと思う・・・
さて、今週の山の天気は…。
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弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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