登山税理士チョモランマ先生の税理士徒然草
ドキュメント税務調査(6)
こんにちは、税理士のチョモランマです。
先日の事です。
同じ税理士会支部の知り合いと、支部研修(内容は、マイナンバー)後に、地元のターミナル駅近くの居酒屋チェーン店に行った際です。
いろいろサービスがあるからメンバー登録どうですか、と店員が聞いてきたのですが、「自分ガラケーなんだけど…」と言うと「エッ!」と言って会話は終了しました(因みに、知り合いはスマホなのでメンバー登録)。
又、別の機会ですが、家電量販店で、S社の販売員がお得な乗り換えサービス等について説明を始めましたが(因みに、自分はD社)、「自分ガラケーなんだけど…」と言うと「エッ!」と言ってこれも会話が終了しました。
「ガラケー」、もはやそんなに古いものなのでしょうか(笑)、自分はまだまだ使うつもりです…(そんな自分もA社タブレットは利用している)。
そう言えば、昔の勤務先に、皆が携帯に切替えたのに、頑なにPHS(この言葉ひょっとして死語?)を使い続けている人がいました(笑)。
さて、前回のS様についてですが、調査対象期間のH25分の資料が見つからないままに、調査当日になった訳です。
話は反れるのですが、自分が会計事務所に勤務していた遠い昔に、こんな事例がありました(もう、時効でしょうからいいと思う)。
飲食店K社は、お寿司屋さんでしたが、会社に成る前に個人事業の期間が何年かあった様です。
会社に成ってからは、自分の元勤務先の会計事務所が顧問をする事になったのですが、多分これは問題なのでしょうが、個人事業の時代の申告を自分らで出来ないからと言って、会計事務所に頼んでいた訳ではなく、近くに住んでいた税務署職員に頼んでやってもらっていた様です(要するに、公務員がアルバイトをしていたという事です、もちろん申告期間に税務署に出向いて指導を受けるのであれば何ら問題は無いし、現実に行われている)。
個人事業時代のその何年間の間に、何と税務調査が入る事になってしまいました(もちろん、担当は当人では無く、別の人ですが、自分で作成した書類を、自分で検査する様なものです)。
当人は、証拠書類他をさほど利用せずに、ある程度のザックリした数字で書類を作成していた様で、次の様に言っていたそうです。
「税務調査官に資料の提示を求められても(あなたも調査官でしょ…)見せなくていい、処分して捨ててしまったと言えばそれまでです…」
これを聞いた当時、「この人(立場上)こんな事やっていいのかな…」、「この人(立場上)こんな事言っていいのかな…」と未だ若かった私は素朴に思ったものです。
話は戻って、S様の場合も資料が無いならそれでしょうがない訳です(捨てた訳ではないんでしょうが、どこかに行った訳です)。
あるだけの資料を揃えて点検し、一応の打合せを済ませました。
7月下旬調査当日、S様オフィスの最寄駅まで車で迎えに来てもらいました。
S様「何をきかれるんでしょうかね?」
私「取り調べとは違いますからね…」
続きは次回に…
さて、今週の山の天気は…。
先日の事です。
同じ税理士会支部の知り合いと、支部研修(内容は、マイナンバー)後に、地元のターミナル駅近くの居酒屋チェーン店に行った際です。
いろいろサービスがあるからメンバー登録どうですか、と店員が聞いてきたのですが、「自分ガラケーなんだけど…」と言うと「エッ!」と言って会話は終了しました(因みに、知り合いはスマホなのでメンバー登録)。
又、別の機会ですが、家電量販店で、S社の販売員がお得な乗り換えサービス等について説明を始めましたが(因みに、自分はD社)、「自分ガラケーなんだけど…」と言うと「エッ!」と言ってこれも会話が終了しました。
「ガラケー」、もはやそんなに古いものなのでしょうか(笑)、自分はまだまだ使うつもりです…(そんな自分もA社タブレットは利用している)。
そう言えば、昔の勤務先に、皆が携帯に切替えたのに、頑なにPHS(この言葉ひょっとして死語?)を使い続けている人がいました(笑)。
さて、前回のS様についてですが、調査対象期間のH25分の資料が見つからないままに、調査当日になった訳です。
話は反れるのですが、自分が会計事務所に勤務していた遠い昔に、こんな事例がありました(もう、時効でしょうからいいと思う)。
飲食店K社は、お寿司屋さんでしたが、会社に成る前に個人事業の期間が何年かあった様です。
会社に成ってからは、自分の元勤務先の会計事務所が顧問をする事になったのですが、多分これは問題なのでしょうが、個人事業の時代の申告を自分らで出来ないからと言って、会計事務所に頼んでいた訳ではなく、近くに住んでいた税務署職員に頼んでやってもらっていた様です(要するに、公務員がアルバイトをしていたという事です、もちろん申告期間に税務署に出向いて指導を受けるのであれば何ら問題は無いし、現実に行われている)。
個人事業時代のその何年間の間に、何と税務調査が入る事になってしまいました(もちろん、担当は当人では無く、別の人ですが、自分で作成した書類を、自分で検査する様なものです)。
当人は、証拠書類他をさほど利用せずに、ある程度のザックリした数字で書類を作成していた様で、次の様に言っていたそうです。
「税務調査官に資料の提示を求められても(あなたも調査官でしょ…)見せなくていい、処分して捨ててしまったと言えばそれまでです…」
これを聞いた当時、「この人(立場上)こんな事やっていいのかな…」、「この人(立場上)こんな事言っていいのかな…」と未だ若かった私は素朴に思ったものです。
話は戻って、S様の場合も資料が無いならそれでしょうがない訳です(捨てた訳ではないんでしょうが、どこかに行った訳です)。
あるだけの資料を揃えて点検し、一応の打合せを済ませました。
7月下旬調査当日、S様オフィスの最寄駅まで車で迎えに来てもらいました。
S様「何をきかれるんでしょうかね?」
私「取り調べとは違いますからね…」
続きは次回に…
さて、今週の山の天気は…。
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弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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