登山税理士チョモランマ先生の税理士徒然草
ドキュメント税務調査(3)
こんにちは、税理士のチョモランマです。
「今はもう秋、誰もいない海…」とは昔の懐かしい曲ですが、季節はすっかり変わって、連休中は秋晴れの日が続きます(自分は今月未だ決算が2件残っており、終らない事にはゆっくり休めません…)。
ビールでは「秋何とか」という銘柄が並び、缶コーヒーでもホット(最近は、コンビニでドリップ式を買う人が増えて、缶コーヒーを買う人が減っているらしい…)を自販機で見るようになり、季節感を感じます。
決算が途中の上記2社の内1社は、新規で今回初めての決算になります。
以前に会計ソフトについて相談された際に、自分で「弥生会計」を使っているものですからお薦めしておきました。
それを購入して、入力を進めて頂いているものと考えていたら、クラウド会計の違うソフト(単により値段が安いからという理由らしい…)を購入し、自己流で入力していた様です。
会計ソフトには様々あり、私のお客様でも「会計王」をお使いの方もいますし、ジャスネット様のWEB講座でも、又別のソフト「勘定奉行」を使ったものが紹介されています。
要するに様々あるもののどれを使っても良い訳ですが、会計ルールも解らず自己流に処理されても、後で手を入れる部分が多すぎて、こちらの手間ばかりで困ってしまいます。
指定したソフトを購入してもらえば、初期指導も出来るのですが、それがままなりません。
どころか、逆に自分がそのソフトの帳票類に慣れなければならない等の羽目になり、無駄な時間が取られます。
又、自己流というのが困ったもので、個人的な希望ですが簿記3級程度の知識を付けた上でお願いしたいところです(ですが、ソフトのセールスコピーには、全く会計を知らない初心者でも使いこなせる云々と書かれていたりする…)。
唯、クラウド会計は今後の主流になって行きそうではあるので(弥生会計でも徐々に移行していくらしい…)、自分も無関心でいいとは思いません。
さて、S様(個人事業から法人成りした方です)の税務調査の話です。
今回の調査は、個人事業2年分について行われました。
通常は3年分が対象になるのですが、S様の場合、個人事業2年の後、すぐに法人に切替えたので、2年分しかない訳です(法人成りした時は、一般的に調査対象になり易いと言われています)。
ですが、個人事業で税務調査の対象とされるのは30年に1回のサイクルらしいですから(税務署OB税理士に訊いた話です)、個人事業の業歴2年でピックアップされた辺り、余程調査で訊いてみたい部分があるのでしょう。
最初に電話口で理由を訊いたところ、「売上が大きい割りには利益が少ないから云々」と言っていましたから、売上の計上漏れを指摘したいらしい事は想像が出来ます。
調査の立会い依頼があった時、正直なところ、「あそこの調査か…」という思いが頭をよぎりました(勿論、税務署の職員にはそんな事は言いませんが、S様は出来ればスルーしてもらいたい客先だったからです)。
続きは次回に…
さて、今週の山の天気は…。
「今はもう秋、誰もいない海…」とは昔の懐かしい曲ですが、季節はすっかり変わって、連休中は秋晴れの日が続きます(自分は今月未だ決算が2件残っており、終らない事にはゆっくり休めません…)。
ビールでは「秋何とか」という銘柄が並び、缶コーヒーでもホット(最近は、コンビニでドリップ式を買う人が増えて、缶コーヒーを買う人が減っているらしい…)を自販機で見るようになり、季節感を感じます。
決算が途中の上記2社の内1社は、新規で今回初めての決算になります。
以前に会計ソフトについて相談された際に、自分で「弥生会計」を使っているものですからお薦めしておきました。
それを購入して、入力を進めて頂いているものと考えていたら、クラウド会計の違うソフト(単により値段が安いからという理由らしい…)を購入し、自己流で入力していた様です。
会計ソフトには様々あり、私のお客様でも「会計王」をお使いの方もいますし、ジャスネット様のWEB講座でも、又別のソフト「勘定奉行」を使ったものが紹介されています。
要するに様々あるもののどれを使っても良い訳ですが、会計ルールも解らず自己流に処理されても、後で手を入れる部分が多すぎて、こちらの手間ばかりで困ってしまいます。
指定したソフトを購入してもらえば、初期指導も出来るのですが、それがままなりません。
どころか、逆に自分がそのソフトの帳票類に慣れなければならない等の羽目になり、無駄な時間が取られます。
又、自己流というのが困ったもので、個人的な希望ですが簿記3級程度の知識を付けた上でお願いしたいところです(ですが、ソフトのセールスコピーには、全く会計を知らない初心者でも使いこなせる云々と書かれていたりする…)。
唯、クラウド会計は今後の主流になって行きそうではあるので(弥生会計でも徐々に移行していくらしい…)、自分も無関心でいいとは思いません。
さて、S様(個人事業から法人成りした方です)の税務調査の話です。
今回の調査は、個人事業2年分について行われました。
通常は3年分が対象になるのですが、S様の場合、個人事業2年の後、すぐに法人に切替えたので、2年分しかない訳です(法人成りした時は、一般的に調査対象になり易いと言われています)。
ですが、個人事業で税務調査の対象とされるのは30年に1回のサイクルらしいですから(税務署OB税理士に訊いた話です)、個人事業の業歴2年でピックアップされた辺り、余程調査で訊いてみたい部分があるのでしょう。
最初に電話口で理由を訊いたところ、「売上が大きい割りには利益が少ないから云々」と言っていましたから、売上の計上漏れを指摘したいらしい事は想像が出来ます。
調査の立会い依頼があった時、正直なところ、「あそこの調査か…」という思いが頭をよぎりました(勿論、税務署の職員にはそんな事は言いませんが、S様は出来ればスルーしてもらいたい客先だったからです)。
続きは次回に…
さて、今週の山の天気は…。
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弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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