登山税理士チョモランマ先生の税理士徒然草
ドキュメント税務調査(2)
こんにちは、税理士のチョモランマです。
8月下旬から現在まで、関東地方はぐずついた天気が続きます。
台風の影響もあるのでしょうが、とにかく雨の日が多く、これまでの異常な暑さもありますから、数日間ならホッとするところですが、何日も続くとさすがに気分も滅入ります。
先日、私の所属する支部では、支部役員と所轄税務署の署長及び副署長(以前触れたキャリアウーマン⇒この言葉古くさい?のK女史も参加)との懇親会がありました。
今年から役員の私も初参加です。
税務署の人事異動が終った後に、顔合わせと意見交換を兼ねて毎年行われているものです。
そこで、K女史と初めてお話しする機会を得ました。実は、K女史は大変な人気者(ヒロイン)でなかなか話をするチャンスがありません。
4月に法人会の総会でお会いした際も懇親会に出席されなかったのでお話できず、6月に所属支部の総会でお会いした際は懇親会に出席されていましたから、ビール瓶とグラスを持って御挨拶しようとしたのですが無理でした。人気者のK女史には、所属支部のOB税理士連中(元々はK女史と同業者な訳だから、それは話は尽きないでしょう)が続々と押しかけ、揃って長話ですから私など割込みするタイミングもありませんでした。
今回の懇親会では特に図った訳ではないのですが、両隣が副署長(1人はK女史)でしたので、お話しする時間がありましたが、K女史は話の分かる感じの爽やかな方です。
K女史「調査に伺う署の担当者で失礼等ありませんでしょうか?」
そこで、私は以前にコラムでも書いたK社の税務調査の調査官の話をしました。
比較的若い人でしたが、K女史同様話の分かる感じの方だったと記憶しています。
調査官は会社が用意した資料を勿論つぶさには見ていきますが、ある程度検討すれば、その会社がキチンとしているか否かは分かるものでしょう。その印象の上で、多少のほころびは、むしろ好意的に解釈してもらったかと思います。結果的に日程も当初2日のところ、1日半で終了し、会社の負担にも配慮したものでした。
K女史「それはいい話で本人にも伝えたいから、名前を教えて頂けませんか?」
お酒の席でそんな意外な話になるとは思いませんから、当然名前は出てきませんでしたが(勿論K社のファイルには経緯と顛末のサマリーが入れてあります)、他にも楽しくお話させて頂きました。
さて、隣のもう1人の副署長ですが、こちらは話の分からない感じの方で、残念でした。
私は、自分の顧問先で、特に飲食業は消費増税の影響をまともに受けている事、多額の納税に苦心している事、あと2%上がったらインパクト(打撃)も相当厳しいものになるのでは、といった話をしたのですが、「そもそも消費税は預り金なんだから当然でしょう」と全く意に介さない様子で、ビールばかり飲んでいます。
私は、「税金の納税って確かに義務だけど(憲法にも書いてある)、借金の返済とは違うんだけどなぁ・・・(税務署から金借りている訳ではない)」等と思いながら、その人との話しに興味が無くなり、後は左の耳から入れて、右の耳から流していました。
自ら中小企業の顧問をしたことがない訳ですから、多分平気でそんな事が言えてしまうのでしょう。
続きは次回に・・・
さて、今週の山の天気は…。
8月下旬から現在まで、関東地方はぐずついた天気が続きます。
台風の影響もあるのでしょうが、とにかく雨の日が多く、これまでの異常な暑さもありますから、数日間ならホッとするところですが、何日も続くとさすがに気分も滅入ります。
先日、私の所属する支部では、支部役員と所轄税務署の署長及び副署長(以前触れたキャリアウーマン⇒この言葉古くさい?のK女史も参加)との懇親会がありました。
今年から役員の私も初参加です。
税務署の人事異動が終った後に、顔合わせと意見交換を兼ねて毎年行われているものです。
そこで、K女史と初めてお話しする機会を得ました。実は、K女史は大変な人気者(ヒロイン)でなかなか話をするチャンスがありません。
4月に法人会の総会でお会いした際も懇親会に出席されなかったのでお話できず、6月に所属支部の総会でお会いした際は懇親会に出席されていましたから、ビール瓶とグラスを持って御挨拶しようとしたのですが無理でした。人気者のK女史には、所属支部のOB税理士連中(元々はK女史と同業者な訳だから、それは話は尽きないでしょう)が続々と押しかけ、揃って長話ですから私など割込みするタイミングもありませんでした。
今回の懇親会では特に図った訳ではないのですが、両隣が副署長(1人はK女史)でしたので、お話しする時間がありましたが、K女史は話の分かる感じの爽やかな方です。
K女史「調査に伺う署の担当者で失礼等ありませんでしょうか?」
そこで、私は以前にコラムでも書いたK社の税務調査の調査官の話をしました。
比較的若い人でしたが、K女史同様話の分かる感じの方だったと記憶しています。
調査官は会社が用意した資料を勿論つぶさには見ていきますが、ある程度検討すれば、その会社がキチンとしているか否かは分かるものでしょう。その印象の上で、多少のほころびは、むしろ好意的に解釈してもらったかと思います。結果的に日程も当初2日のところ、1日半で終了し、会社の負担にも配慮したものでした。
K女史「それはいい話で本人にも伝えたいから、名前を教えて頂けませんか?」
お酒の席でそんな意外な話になるとは思いませんから、当然名前は出てきませんでしたが(勿論K社のファイルには経緯と顛末のサマリーが入れてあります)、他にも楽しくお話させて頂きました。
さて、隣のもう1人の副署長ですが、こちらは話の分からない感じの方で、残念でした。
私は、自分の顧問先で、特に飲食業は消費増税の影響をまともに受けている事、多額の納税に苦心している事、あと2%上がったらインパクト(打撃)も相当厳しいものになるのでは、といった話をしたのですが、「そもそも消費税は預り金なんだから当然でしょう」と全く意に介さない様子で、ビールばかり飲んでいます。
私は、「税金の納税って確かに義務だけど(憲法にも書いてある)、借金の返済とは違うんだけどなぁ・・・(税務署から金借りている訳ではない)」等と思いながら、その人との話しに興味が無くなり、後は左の耳から入れて、右の耳から流していました。
自ら中小企業の顧問をしたことがない訳ですから、多分平気でそんな事が言えてしまうのでしょう。
続きは次回に・・・
さて、今週の山の天気は…。
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弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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