こんにちは、税理士のチョモランマです。

読者の皆様、残暑お見舞い申し上げます。

とは言いましたが、関東地方は記録的な猛暑日が続いた後、真夏日になって、ここ数日は台風の影響もあるのでしょうが、急に涼しくなり、空気もひんやりとしています。
今度は、クーラーの風に当たりすぎではなく、気温の急な変化で風邪を引かないよう注意しないといけません。

それはさて置き、先週は税理士試験が行われましたが、受験された方はお疲れ様でした（昔は8月上旬に試験が行われていましたが、今は後ろにズレ込んでいる様ですね）。
1年に1回の試験とは本当に大変なものだと思います。
何が大変かと言えば、1年間（人によってはそれ以上）まず準備しないといけませんし、知識のピークを試験当日に持ってこないといけませんし、この次期ですし勉強が過ぎて体調を崩しては元も子もありませんし…、といった具合です。
読者の皆様、お仕事しながらの方ばかりでしょうから、仕事と勉強の兼合いで苦労も多いかと思います。

先日、地元の同業者先生の事務所で、相続税に関する土地評価の勉強会のお誘い（ＤＶＤ研修）があり、参加させて頂いたのですが、その際の話です。

私「職員さん（当日の進行役）は、勉強中の方ですか？、今年は何の科目を受験されるんですか？」

職員さん「法人税です。」

私「そうすると、何科目かはお持ちなんですよね？」

職員さん「いいえ、自分は転職組み（違う業種から）ですので、全くこれからなのですが、法人税から受験するんです。」

私「そうですか、頑張ってくださいね…」

正直、私は考え込んでしまいました（一瞬だけですが･･･）。
職員さんは、聞いたところ年令も30代半ば過ぎで、指輪をされていましたから勿論家庭をお持ちな訳です。
正直（続いてスミマセン）なところ、リスクが高すぎるチョイスではないのか？、そのチョイス自分ならする（できる）だろうか？、自分がもし相談されたら本人の前向きな気持ちもあるし、どう答えるだろうか？、余程奥様も理解がある方なんだろうな･･･、等々考えてしまった訳です（自分も仕事をしながら資格を取得したもので想像できる部分が多い）。

現在の税理士試験は毎年受験者が減少しているようですが（そんなに魅力がないんでしょうか･･･、業界のお偉方も危機感を強めてはいる様ですが）、大変過酷な試験になっていると私は思いますので、その様な事を考えてしまった訳です。

今回は、季節ネタ：税理士試験（何だか、夏の終わりのボヤキ話風）になりました。

Ｓ様の税務調査関連は次回に･･･

さて、今週の山の天気は…。