確定申告雑記(7)
こんにちは、税理士のチョモランマです。
3月決算、5月申告が6/1期日で終了し、月も改まりました。
3月決算の会社の経理課の皆様、そして職業会計人の皆様お疲れ様でした。
職業会計人の殆どの方は昨年12月から今年5月まで半年間忙しかった事と思います。
私自身も思い返すと、やはり2、3月が一番厳しかった気がします。それは、12月決算、2月申告の法人の仕事と、3/15が締め切りの確定申告の個人の仕事が重なるからです。
又、会社の経理課の方でも、ある程度の規模で株主総会を行っている会社では5月末までそんなに時間的な余裕もありませんから、部・課長クラスの方がGW中に1人で出社されて決算書のチェック等されているところもありました(私の勤務時代の経験です、因みにそうなると会計事務所には4月中に税金計算まで終わらせて欲しいとのリクエストもあった次第で、結構大変でした...)
因みに、殆どの同族会社、所謂身内だけで株を所有する会社では基本的に他の株主が決算書の承認をする必要が無い為、総会を開催していません。
法人税申告書の別表一(法人税計算シートの表紙、青色申告法人では青い紙です)には、決算確定日を記載する欄があるのですが、総会を開いてなければ、社長と会計事務所で相談して適当な日にち(例えば、大安の日とか)を決めている事も多いかと思います。
私の場合、例年2、3月と5月の間の4月に疲れを取る期間があるのですが、前回お話した様に今年から税理士会の会務を引き受けてしまったので(ストレスの多い仕事ではあります)、ままならずに5月の繁忙期に入ってしまいました。
そんな会務の中で最近気付いた事です。
私の所属する支部では、月例会の前に所轄税務署の幹部クラスと事前打合せがあるのですが、その中に女性の副署長がいらっしゃるのですが、見たところキャリア組(キャリアウーマン←この言葉古い?)の御活躍の方で、とにかく良くお目にかかります。
月例会で毎回お会いするのはもちろん、地元のミニコミ誌で相続税改正関連のセミナー講師をされたニュースを見たり、先日これは来賓として私も出席した(させられた、挨拶付き)地元の法人会(会社の役員クラスが出席されている)の総会でも、税務署長の代わりに出席されており、堂々たる挨拶を展開されていました。
来賓の挨拶は、副署長の彼女がトップで、次が市長、次が市議会議長、次が税理士会の私でした。
私は、聞いてて眠くなるような話はよそうと考えていましたので、①消費税が8%に上がって地元企業が大変な事、②マイナンバー制度のアウトライン、③租税教育(租税教室)に対する税理士会の取組み、についてお話し、「本日は、議事一切が滞りなく行われ、誠におめでとうございました」と締めくくりました。
市長の挨拶ですが、市の人口減少を食い止めなければいけない、というあたりはもっともなのですが、途中から何故かワンパク相撲大会の話になっていって、果たして地元企業のトップの集まりにふさわしいのか、少しばかり疑問が残った次第です。
続きは次回に...
さて、今週の山の天気は...。
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