こんにちは、税理士のチョモランマです。

読者の皆様、お変わりございませんか。

ニュースではインフルエンザがピークを向かえているとの事（客先でも従業員の方がかかってしまった話も聞きます、疲れが溜まって免疫力が落ちているとかかり易い様です）、他に急性胃腸炎といったお腹の感染症も流行っている様です。

昨年から地元の弁護士先生方・司法書士先生方と、同じく地元の税理士先生方（私を含む）で協同の相談会を行っています。

もちろん今年の相続税改正に合わせて、今後、遺言・遺産分割・相続申告・相続登記等のニーズが増えると予想される事から相談の場を設けて仕事につなげて行こうという訳で、市報にも載せてもらっているせいか、毎回結構な反響です。

私もほぼ毎回参加していますが、直接仕事のオファーにつながるかはさて置き、法律専門家といろいろ話が出来る事が大変勉強にはなっています。

例えば、相続の中で「遺留分」といった考え方があるのですが、結構相談が多い事項で、法律家の方々が相談者にする説明を側で聴いてるだけでも参考になります。

ここで簡単に「遺留分」とは、亡くなった方が遺言で全財産を特定の相続人に譲る等としていた場合に、他の相続人にはそれでは酷かもしれないので、他の相続人が配偶者や子供や親であれば「そうは言っても私達にも最低限の取り分の主張はできますよね」といった内容のものです（いささか荒っぽい説明で恐縮です）。

話が長くなりましたが、そこで毎回お会いする弁護士の方が、「年末に子供から急性胃腸炎をうつされてしまい、寝正月でした」と言われていましたので気を付けたいところです。

さて、前回のＭ様の話の続きです。

対税務署的には、修正申告書を提出して終わりました。

修正申告書を提出した時点で延滞税の金額も判明しますので、Ｍ様の「本税の追加分」と「延滞税分」、そして御姉様の「本税の追加分」と「延滞税分」とそれぞれ決まりました。

後はそれぞれが自らの分をそれぞれ支払うだけなのですが、結果として全額をＭ様が支払う事になりました。

それは御姉様が「財産が漏れていたという事で、それを追加したら相続税も追加が出るのは理解できます。

ですが、漏れていた財産は生命保険金で、受取人は弟のＭなのだから（自分には追加で財産の取得は無いという意味です）、税金の追加も全部弟のＭが負担すべきではないかしら？」と言い出されたからです。

続きは次回に…
今週金曜雪の予報ですが、長靴まだ買っていない…

さて、今週の山の天気は…。