こんにちは、税理士のチョモランマです。

季節はますます秋（ほとんど冬？）な今日この頃です。
この間まであんなに暑かったのにという気がしなくもありません。
クリスマスケーキを通り越して、おせち料理の予約の案内を目にし、何もうそんな時期？、という方も多いのではないでしょうか。
ジャスネット様でも、年末調整の講座の案内がされていますが、これも季節ものといえるでしょう。

関東地方では、木枯らし1号（2号はいつか？）が吹いたそうです。
「木枯らしに落ちたマスクも舞い上がる」と下手な川柳です。

前回の続きで、私が手掛けた相続の仕事の後始末の話になりますが、自分の所有地につながる道路部分を3人の共有名義にしてあったものを（本人持分2/4、他1名Ａ持分1/4、他1名Ｂ持分1/4）、長年固定 資産税を本人が他2名分も含めて3人分負担していた事でもあり、ＡとＢに無償で提供をお願いした訳です。

手続き（交渉）は司法書士の先生にお願いし、外国に移住していたＡさんは、比較的スムーズに片付きました。
ですが、もう1人のＢさんは、既に亡くなっており、その方の相続人（子供3名）との交渉になりました。

といっても、それも司法書士の先生に代理人をお願いしたのですが、子供3名と連絡がどうしてもとれず（何度か送った書類は先方は受け取りはしているが）、そこから先は司法書士の仕事の領域ではな い（多分、込み入った交渉事だからという意味でしょう）との事で一旦は手詰まり状態になってしまいました。

ですが、依頼者である相続人は、道路部分を自分に一体化（現状持分3/4、Ｂ持分1/4）したら、つながる所有地と一緒に売却する事を考えています。
御存知の方もいらっしゃるでしょうが、相続で取得した土地を3年以内に売却した場合、譲渡所得の話になり、売却益には所得税がかかりますが特別の恩典があります。

売却益は通常「売価−取得原価−諸経費」で計算しますが、相続で取得した土地の売却の場合「売価−取得原価−諸経費−支払った相続税の内、土地に関する部分も引ける」となっていて、どうせ売るな ら3年以内の方が得な訳です。

現在、相続税申告書提出から、ほぼ2年が経過しました。
3年以内の売却となると、残り後1年（平成27年中）の処分という事になります。
という事で、現在、弁護士の方に依頼し、解決（決着）を図っているところです。

続きは次回に…
読者の皆様、インフルエンザの注射はお早めに！

さて、今週の山の天気は…。