登山税理士チョモランマ先生の税理士徒然草
相続税雑感(アラカルト5)
関東地方は連日大変な暑さが続いています(今年は、いつまで続くんでしょうか…)。
全く以って、中年の体にはこたえる暑さです。
私も、外出の用事はできるだけ幾つかくっつけるようにして、なるだけ無用な外出(?)は避けるように自衛しているつもりです。
読者の皆様もくれぐれも御自愛下さい。
さて、前回の昔話の続きになります。
分割協議で、揉めに揉めて、協議書がなかなかまとまらない一族の話です。
私のこれまでの経験では、相続人の内で一番財産が欲しい人が、基本的に相続人代表になって一生懸命やる様です(相続人代表とは、ざっくばらんに言えば、相続に関する事務を取り仕切る人物です)。
昔話の登場人物の中でも、やはり長男が相続人代表でした。
代表であり、長男ですから、遺言書がなければ、どうしても長男の取り分が多くなっていきます(因みに、遺言書があれば、遺言書に書いてある通りに分ける事になります、何故なら、 それが亡くなった方の最期の意思表示だからです)。
その点に関し、姉と次男が異議を申し立てる訳です。
姉に関しては、昔、マイホーム(自宅)を購入する際に、亡くなった父親から資金の提供(贈与)をうけており、その際父宛に「今回の自宅購入に際し、多額の資金援助を受けたので、 相続の際には財産分けにあたっては特に主張はしません」といった趣旨の文書を提出していました。
その文書を長男が姉に示して話を進めようとするのですが、姉の言い分はこうです。
「それは確かに私が書いたものですが、あくまで当時の気持ちを書いたものに過ぎません。
当時と今では違う気持ちですし、それにあなた(長男の事)、どうして私に不利なものばかり証拠として出してくるの?、あなた(長男の事)だって、お父さんから相当いろいろ援助し てもらっている筈でしょ!」
普段は温和な表情の方の筈なのですが、そういった話になると表情が一変していた(目が釣り上っていた)のを記憶しています。
私の頭に浮かんできたのは「一体、相続って何だろう?、お金って何だろうな?」という想いです。
続きは、次回に…
さて、今週の山の天気は…。
全く以って、中年の体にはこたえる暑さです。
私も、外出の用事はできるだけ幾つかくっつけるようにして、なるだけ無用な外出(?)は避けるように自衛しているつもりです。
読者の皆様もくれぐれも御自愛下さい。
さて、前回の昔話の続きになります。
分割協議で、揉めに揉めて、協議書がなかなかまとまらない一族の話です。
私のこれまでの経験では、相続人の内で一番財産が欲しい人が、基本的に相続人代表になって一生懸命やる様です(相続人代表とは、ざっくばらんに言えば、相続に関する事務を取り仕切る人物です)。
昔話の登場人物の中でも、やはり長男が相続人代表でした。
代表であり、長男ですから、遺言書がなければ、どうしても長男の取り分が多くなっていきます(因みに、遺言書があれば、遺言書に書いてある通りに分ける事になります、何故なら、 それが亡くなった方の最期の意思表示だからです)。
その点に関し、姉と次男が異議を申し立てる訳です。
姉に関しては、昔、マイホーム(自宅)を購入する際に、亡くなった父親から資金の提供(贈与)をうけており、その際父宛に「今回の自宅購入に際し、多額の資金援助を受けたので、 相続の際には財産分けにあたっては特に主張はしません」といった趣旨の文書を提出していました。
その文書を長男が姉に示して話を進めようとするのですが、姉の言い分はこうです。
「それは確かに私が書いたものですが、あくまで当時の気持ちを書いたものに過ぎません。
当時と今では違う気持ちですし、それにあなた(長男の事)、どうして私に不利なものばかり証拠として出してくるの?、あなた(長男の事)だって、お父さんから相当いろいろ援助し てもらっている筈でしょ!」
普段は温和な表情の方の筈なのですが、そういった話になると表情が一変していた(目が釣り上っていた)のを記憶しています。
私の頭に浮かんできたのは「一体、相続って何だろう?、お金って何だろうな?」という想いです。
続きは、次回に…
さて、今週の山の天気は…。
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弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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