ドキュメント税務調査その2−14
こんにちは、税理士のチョモランマです。
今年も早や12月、寒さがひとしお身にしみる頃となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。なにかと忙しい年末ですが(忘年会等)、お体に気を付けてお過ごし下さい。
因みに、私は忘年会(新年会)の数は出来るだけ絞って、仕事を前倒しする予定です(あくまで予定)。と言いながら、昨日は税理士会の会議がありました(会議の後の忘年会付き)。私の所属する支部では、基本的に全員が何日かは税務署他の確定申告会場で申告相談の手伝い・応援をする事になっています(これは義務)。「誰が、いつ、どこの会場に行くか」を決める会議だった訳ですが、「もう繁忙期に入ったなあ」というのが実感です。
さて、前回の続きです。
1年半近く「徒然草」なるタイトルで気ままに書いてきておりますが、本家「徒然草」には「よろずにその道を知れるものはやんごとなきものなり」=「何事にもその道を知れるものは見事なものである」という話があったのを、昔古文を勉強された方は記憶しているかと思います。私の記憶では、「川に水車を取り付けるのに、素人が試行錯誤してやってみても、結局上手く行かないが、専門家に頼んだらいとも簡単に見事にやってしまった」という内容だったと思います。
前回の終わりの部分で、最初から専門家に頼んだほうが結果的にいい場合もあるという趣旨の事を書きましたが、場面は違いますが、遠い昔に、兼好法師に既に同じ事を書かれていた気もします。消費税増税前の駆け込み需要が言われている住宅業界ですが、先日、改築工事で、様々の新技術で施主の要望どおりの仕事をこなしていく職人さん達に出会いました。
ある時、新技術だけでは不可能な場面に遭遇しました。
私は「いくらなんでもそれは無理だろう」と施主の我がままに閉口したのですが、その職人さん達は、知恵と使い慣れた昔からある道具で、いとも簡単に解決して見せてくれたのです。
まさしく「その道を知れるものはやんごとなきものなり」、これぞ「匠の技」と絶賛しながら、わが身を振り返り、自分にとっての「匠の技とは」と自問自答しながら、久しぶりに別表(申告書)を、申告書作成ソフトに頼らずに、手書きで作成してみました。
続きは、また次回に...
さて、今週の山の天気は...。
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