ドキュメント税務調査その2−2
こんにちは、税理士のチョモランマです。
さて、前回の続きです。
以前にもお話したかもしれませんが、税務調査について近時改正がなされており、調査担当者によって対応が異なる事の無いように配慮がなされてはいます(簡単に
言えば、担当者によって言う事が違う、といった事態を無くすように曖昧な部分を極力減らして、マニュアル化されたという事でしょうか)。
今回の調査官も、電話口で、調査日数は2日間で、調査対象は3年分の資料で(決算書、申告書、原始証憑等々)、調査目的は法人税・消費税・源泉所得税で、といった内容説明を淡々と話していきました。
その上で「会社には先に連絡してありますので、日程調整をお願いします」との事でしたので、早速、顧問先に電話を入れると、「先生に替わって早速調査ですかね」と若社長に言われてしまいました。
今回調査のK社は、先代(現在の会長)から若社長(会長の息子)に最近代替りし、それを機に税理士を変更して頂いた有難い顧問先です。3年分の調査対象の内、私の担当は直近1年だけで、その前の2年分は前任の税理士先生が関与したものです(前任者とは面識はありません)。
税務調査には顧問税理士は立会うものですが、そうなると2名で立会い?とはならずに、私1名だけです(因みに、調査官によれば、仮に前任の税理士関与の内容に問題があって、修正等になった場合でも、いささか腑に落ちませんが、書類作成は私がするのだそうです)。
調査は前回から、ほぼ10年ぶりとの事で致し方ありませんが、それにしてもこの時期にという気がして同じ支部の大先輩(関係ありませんが、最近お嬢さんが税理士登録されました)に、「この時期に先生調査ありですかね」と聞いたところ、「僕のところでも昨日連絡があって、若い女の子が1人で1日の調査だよ」との事でしたので、納得せざるを得ません。
それにしても、連絡があったのがGW連休前で、連休明けに調査という事になってしまい、会長・社長それぞれお出かけの御予定が「連休気分が台無し」になったとお聞きしました。
続きは、又、次回以降に...
さて、今週の山の天気は...。
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