プレ確定申告(その3)
こんにちは、税理士のチョモランマです。
さて前回の続きです。
先方:「会計ソフト、何ですかそれ? 自分が作っている帳簿は、エクセルのシートで、現金の出納表と、経費の項目別の集計表ですけど...」
私 :「申し訳ないですが、それは帳簿ではないですね、単なるメモです、そうなると当方でする作業は××で、大体料金は××ぐらいですかね、そもそも法人の申告書類は専門家でないと難しいですよ」
先方:「そうですか...、ちょっと考えさせて下さい」
このようなやり取りがありましたが、その後、O(オー)社から連絡はありませんでした。先程の電話も、途中から無料電話相談(私が為になる話をするだけ)の形になってしまいました。というのも、皆様はご存知でしょうが、9月決算法人であれば、実際に決算書・申告書を提出するのは11月末でいい訳ですし、9月中旬からあわてる必要もない訳です。それを教えてあげると「なるほど」と安心した様子でした。又、私がO社の会計期間を確認したところ、知らない様子でしたので、「定款を見れば書いてありますよ」と教えてあげると、わからない感じでしたので「会社設立の書類にあったでしょ」とさらに教えてあげると、ガサガサやっていましたが見つかったのか、「ありました、ああここに書いてあります、10月〜9月です」と為になった様子でした。
実は、O社は、私の事務所の最寄り駅近くにあります。入った事もありませんが、前を通る度に、決算はどうしたのか、出来るだけ自分でやったのか?、結局専門家に頼んだのか、どちらでもいいのですがチラッと頭によぎります。何れにせよ、きちんとした帳簿を作成し、丼勘定でない、計数感覚をもった経営をしていけばそれでいい話です。
このお話は以上。
さて、今週の山の天気は...。
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