登山税理士チョモランマ先生の税理士徒然草
プレ確定申告(その2)
こんにちは、税理士のチョモランマです。
さて前回の続きです。
前回、所得税の申告に関して、青色・白色の違い等お話し致しました。おおむね、青色⇒帳簿等がきちんとしている、白色⇒帳簿等が大ざっぱ或いは無い、といった内容だったと思います。現状その通りなのですが、平成26年1月から記帳・帳簿等の保存制度が拡大され、全ての白色申告の事業者が対象になります。
簡単に言えば、会計ソフト等を用いて、仕訳や転記を行い、仕訳帳や総勘定元帳を作成・備付けをしておかなければいけないという事です。そうしますと、青色申告と必要な要件について変わらなくなってしまう訳ですが、同業者との話の中で「白色申告の要件も青色並みに引き上げて、将来的には、青色申告に一本化するのかもね」等と言ったりしています。そうなると、税務署のチェック作業の仕事は増えていくでしょうし(彼らにとっては気が重いかもしれない)、税理士業界の仕事の依頼も増えていく方向かもしれません(私達にとってはウエルカムです)。
話がそれて恐縮ですが、以前、事務所にこんな電話がかかってきた事があります(その方は9月決算の法人の方で、時期も9月中旬でした)。
先方:「今月決算なので、先生のところに決算だけお願いしたいんです。出来るだけ自分でやりたいんですが、幾らぐらいかかりますか?帳簿は出来ているんですけど...」
私 :「帳簿が出来ているとの事ですが、簿記の知識をある程度お持ちで、何か会計ソフトをお使いなのでしょうか?」
と、やりとりは続くのですが、今週はこの辺で。
この続きは、また次回に...
さて、今週の山の天気は...。
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弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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