「租税教室」講師体験(2)
こんにちは、税理士のチョモランマです。
さて前回の続きです。
授業は、次のように続きました。
・税金についての統計が書かれた下敷きなどグッズ数点を配布して終了。
⇒一時限が45分なのでこれで目一杯です。
と、流れはこんな具合です。
小学校も6年生ともなると、こういった話も十分飲み込めるようで、皆な真剣なまなざしですし、理解しているらしい様子がヒシヒシと伝わってきます。
最後に5分間だけ好きにしゃべっていい事になっており、私は次の様な話をしました。「社会保障と税の一体改革、よくニュースで聞くこのフレーズの意味は何でしょうか。昔は高齢者を多くの若者で支えていましたが(所謂、胴上げ状態)、それが難しくなり(所謂、騎馬戦状態)、今後少子高齢化が進むと(所謂、肩車状態)になってしまう。支えきれなくなってしまうので、現在、消費税を始め増税をし、社会保障を維持しよう、という内容です。税金は取られるものではなく、自ら納めるものです。」⇒(所謂)の部分は、もちろん野田前総理の受け売りです、因みに読者の皆様の多くは給与所得者だと思いますが、源泉所得税も新年25年1月から上がっております。
本題とは関係ない話ですが、小学校では暖房設備が使われておりませんでした(因みに、夏は冷房もなしとの事、但し、校長室はポカポカでした)。私は去年寒さに懲りていたので、今年は「長袖の下着に、タイツに、カイロ持参」で望みました。
最後に、その日の給食を頂戴し、校長先生・教頭先生と懇談、お土産に校内農園で採れた大根を頂いて帰りました。
話を聞いてくれた中から、将来税理士を目指す子が出て欲しいとまでは大げさに言えませんが、全員に健全な納税意識を持った賢明な大人になってもらいたい、と願うばかりです。
このお話は以上。
さて、今週の山の天気は...。
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