登山税理士チョモランマ先生の税理士徒然草
ドキュメント税務調査(番外編−2)
こんにちは、税理士のチョモランマです。
さて、前回の続きで、先日受講しました税理士会の研修のつづきについてお話させて下さい。
前回は、要旨についてでしたが、今回はそれ以外で講師で税理士の右山昌一郎先生の言われた事で、私の頭に残っているフレーズを箇条書きしてみます。
・税務署員は、法規集(税務六法)を持ってこないで、通達だけで処理しようとする。
・税務調査は犯罪捜査ではないが、事前通知をした結果、納税者が逃亡してしまう恐れが無い訳ではない。
・税金は一方的に取られるものではなく、自主的に納めるものである。即ち、社会のインフラは全て税金によって整備されているのであって、その恩恵を全ての国民が受けているのであり、一方的に取られているのではなく、広い意味での反対給付がある。
・法律(税法)を作るのは公務員で、公務員は作るだけなのでどんどん複雑化する。それを実行する(実務をやる)のは、納税者・税理士なのだから、できるだけ簡素化してわかりやすい税制にしなければならない。現状では、納税者はもちろん、税理士も、更には税務署員もよくわからない税制になっている。
最後になりましたが、天皇陛下も申告・納税をしているのであって、麹町税務署長が皇居に取りに伺っているといった意外なお話も聴きました。
このお話は以上。
さて、今週の山の天気は...。
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弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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