登山税理士チョモランマ先生の税理士徒然草
税金を滞納すると...
こんにちは、税理士のチョモランマです。
以前、不動産取得税(所謂地方税の一種)を滞納していたため、自社物件が差押えになってしまい、それが原因(のひとつ)となって融資が難しくなってしまったK社のお話をさせて頂きました。今回は、似てはいますが、違うS社のケースです。S社は、非常に立地条件の良い場所にあります。
並行する国道を横につなぐ道路沿いにあり、周辺も、もとは農地だった所が次々に開発され、病院・スーパー・駐車場等が見られます。先日(7/2)、今年の路線価が公表されましたが、S社の面する道路も結構高い価格が付けられています。
S社の本社があるその場所は、かなりの面積で、土地のど真ん中に贅沢な社屋が建っておりましたが、この度、その社屋を取り壊して、道路に面して大幅に前の方に建て直す事になってしまいました。要するに、土地が後ろ半分だけ余る様な形になった訳です。
S社は、理由は不明ですが、長年(10〜15年)にわたり固定資産税(所謂地方税の一種)を滞納し続けた結果、土地を半分処分して納める事になりました。広大だった土地は半分づつに分けられて、道路に面した前半分に先程の新社屋が建ち、後半分は更に細かく分譲され、売りに出されており、全くと言っていい程、様変わりしてしまいました。
因みに、S社は、私のお客様ではありませんので、他人事の様にお話してきました。
今回のケースは、行きつけの床屋でたまたま聞いた話を紹介させて頂きました。
このお話は以上。
さて、今週の山の天気は...。
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弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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