税理士試験の勉強法について(46)~おわりに~
お疲れ様です。ヨシオです。
本日2月14日はバレンタインデーですね。
そんな訳で試しに「税理士 バレンタイン」というワードでウェブ検索をしてみました。
事務所でチョコレートを渡しました・頂きましたというようなブログが多いのですが、ちょうど確定申告の時期ということでそれに絡めた内容が目立ちます。
中には「バレンタインキャンペーン」として無料相談のサービスをしている事務所などもありました。
さらに「バレンタインのチョコは経費になるのか」や「チョコ贈答の法的分析」といった税理士ならではの記事も興味深かったです。
皆様も試験勉強の息抜きにご覧になってみてはいかがでしょうか。
という訳で、今回は「税理士試験の勉強法について(46)」です。
『税理士試験突破法 第3版』(TAC出版)の内容をベースに、ヨシオがこれまで培ってきた勉強法などについてお話しております。
長きに渡りお届けしてまいりましたこのシリーズも今回が最終回となります。
最後にとりあげるのは「おわりに」です。
250ページ以上に及ぶ本書ですが、その締めとなる「おわりに」は1ページだけの短い文章になっています。
ここでは本書で色々な勉強法を多岐に渡って紹介してきた著者の意図が書かれています。
それは受験生それぞれで異なる「自分に合った勉強法」を見つけるためのヒントを出来るだけ多く提供したい、という思いからだということです。
ですので本書の勉強法が全ての人に当てはまる訳ではなく、合わないと感じたら別の方法を試して下さい、とも述べられています。
ヨシオも税理士試験に限らず、人からのアドバイスがそのままズバリ自分にピッタリだった、という経験はほとんどありません。ただ半信半疑でも最初はとりあえず始めてみて、どうも合わないなという方法であれば自然と止めてしまっていました。
逆に良さそうな感じであれば、自分流にアレンジしてより効果的でやりやすい方法を模索していきます。
自分でゼロから試行錯誤するという方法もありますが、やはり本書の内容のような経験者や専門家の意見を参考にして、その上で様々なアプローチをしていくのが効率が良いと思います。
そしてこの「おわりに」は、自分に合った勉強法を見つけたらそれを徹底することが短期合格を実現する道である、と締めくくられています。
前回とりあげたコラムでも「徹底する」ことの重要性が強調されていましたが、これこそが本書の著者が最も伝えたかったことなのかもしれません。
「徹底する」ということについてはヨシオも前回の連載で書かせて頂きましたが、やはり税理士試験のような高いハードルを越えるためには不可欠な要素だと思っています。
もちろん実際に様々な勉強法がある中でひとつの方法を「徹底する」ことは、決して口で言うほど簡単なことではありません。
しかし同時に税理士試験が生半可な勉強で合格出来るほど甘い試験ではない、ということも事実です。
少なくとも直前期になったら「これだ」という勉強法を「徹底する」ことが合格には必須となります。
そしてそれが数々の困難や失敗の上に見出した勉強法であればあるほど、その方法を「徹底する」ことは合格力を高めます。
平坦な道のりではありませんが、とにかく自分の力を信じて徹底的に勉強していきましょう。
さて以上で「税理士試験の勉強法について」の連載を終了といたしたいと思います。
およそ1年10ヶ月ほどお付き合い頂きましたが、受験生の皆様の参考になる内容が少しでもございましたら幸いです。
また是非『税理士試験突破法 第3版』(TAC出版)を書店などで見かけた場合は、お手にとってみて下さい。
そしてこのヨシオの連載ですが、次回からは新しいテーマを考えております。
これからも皆様にご愛読頂ける連載を目指してまいりますので、今後ともヨシオをどうぞよろしくお願いいたします。
という訳で、今回はここまで。
次回もお楽しみに~
弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。