税理士試験の勉強法について(42)~本試験当日の朝から直前まで~
お疲れ様です。ヨシオです。
ついに今週末、第67回税理士試験合格発表の日がやってきますね。
免除科目も含めて5科目合格された方は官報や国税庁HPに掲載される訳ですが、その他の受験生は結果通知書が郵送されてくるのを待つしかありません。
大抵は発表日である金曜日に到着しますが、遅れることもたまにあるのでそのような時は本当に気持ちが落ち着きません。いろいろ問題があるのかもしれませんが、いずれウェブ上で受験者全員の結果を確認出来るようになると良いですよね。
という訳で、今回は「税理士試験の勉強法について(42)」です。
『税理士試験突破法 第3版』(TAC出版)の内容をベースに、ヨシオがこれまで培ってきた勉強法などについてお話しております。
今回から第9章「本試験での対処法」の記述についてとりあげます。
いよいよ本書も最終章となりました。
まずは第1節「本試験開始までの行動」の内容についてご紹介いたします。
この節の中でも2つの時間軸に分けられていて、まず「起床から試験会場まで」の行動について書かれています。ここではきちんと朝食をとってから余裕を持って試験会場に到着し、近所の喫茶店などで勉強して待つことが勧められています。
その際に勉強する内容ですが、計算についてはミスノートの確認、そして理論についてはこれまで暗記してきた条文に一通りざっと目を通す、というものです。
これらの記述についてはヨシオも全く異論はありません。
ただ個人的に少し追加しますと、その試験日の最初に受験するのが2限目の科目である場合ちょっと悩ましい問題が出てきます。
それは2限目の試験は正午あるいは0時30分から開始するのですが、その前に昼食をとるかどうかです。
実際にヨシオは「財務諸表論」を受験した際に初めてそのケースになり、少し遅めに朝食をとってから試験会場へ向かいました。
結果、試験中にかなり空腹を感じてしまい、若干集中力に影響したようにも思われました。
ですので、2限目の科目の試験が始まる少し前に軽くお菓子などを食べておくことをおススメします。
続いて「試験会場到着から試験開始まで」の行動が書かれています。
その冒頭にも記述がありますが、実際に試験会場に着いて一番困るのがすぐに入室出来ないということです。
本書には「1限目の科目は早めに入室できる」とありますが、それでさえ必ずしもそうとも言えません。
ヨシオが初めて税理士試験を受験したのは初日1限目の「簿記論」でしたが、会場の準備が整わなかったようで試験開始の15分前になっても入室させてもらえませんでした。
これは平成23年の税理士試験でのことで、その年に発生した東日本大震災の影響で試験会場の変更などがあったためだとは推察されますが、今後も同じようなことがないとは言い切れません。
ただこのような場合でもその会場いる受験生全員が同じように困っている訳ですから、慌てず騒がず入室出来るのを待つことが肝心です。
ちなみにその当時のエピソードについては「ヨシオの目指せ!税理士!」の連載最初期に書いておりますので、ご興味のある方はバックナンバーもお読み頂けますと幸いです。
その他に注意すべき点として、トイレの問題についても触れられています。
受験者数が少な目の会場や科目であればあまり問題にはならないのですが、試験初日の「簿記論」「財務諸表論」をマンモス会場で受験する場合は本当に大変です。
ヨシオは「簿記論」と「財務諸表論」を東京流通センターや幕張メッセで受験しましたが、その際には同じ会場に数千人~1万人規模の受験生が来ていました。
当然試験前のトイレは長蛇の列、特に初めて幕張メッセで受験した時は結構ギリギリでトイレに行ってしまったため、あやうく試験開始に間に合わない所でした。
試験は2時間の長丁場ですのであまり早くトイレを済ませてしまっても後々不安ですし、その辺のタイミングについては個人的には何度受験してもなかなか自信が持てなかったりします。
この節ではその他、実際に受験する机に着席してからのシミュレーションや緊張を和らげる方法などについても書かれています。
特に初めて税理士試験を受験される方にはとても参考になる内容だと思いますので、是非本書をお手にとってご確認下さい。
という訳で、今回はここまで。
次回もお楽しみに~
弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。