税理士試験の勉強法について(40)
お疲れ様です。ヨシオです。
今年の税理士試験の合格発表まで今日でちょうど残り一ヶ月となりました。
12/15の発表が待ち遠しい方もいれば忘れかけていた方もいらっしゃるかと思いますが、ヨシオは試験の出来不出来に関わらず何だかんだ毎年楽しみにしています。
学生の頃の受験は人生の一大事でしたが、税理士試験は取り返しのつく試験ということもあってか受験生活が長引いてくるとだんだん感覚が鈍くなってくるようです(笑)
まあ今から今年の試験結果を変えることは誰にも出来ませんので、慌てず騒がずその日を迎えましょう。
という訳で、今回は「税理士試験の勉強法について(40)」です。
『税理士試験突破法 第3版』(TAC出版)の内容をベースに、ヨシオがこれまで培ってきた勉強法などについてお話しております。
今回も前回に引き続き第8章「直前期の勉強法」の記述についてとりあげます。
今回は第8章の最後となる第5節「直前二週間の勉強法」の内容についてお話いたします。
ここで言う「直前二週間」というのは、専門学校のカリキュラムが完了してから試験当日までの期間が想定されています。
そしてこの「直前二週間」こそが合否を分ける最も重要で特別な二週間である、と本書では述べられています。
第5節ではそれぞれ以下のようなタイトルでこの二週間の過ごし方の具体的な内容が紹介されています。
・直前二週間で追い込みをかける
・本試験にピークを持っていく
・直前二週間ですべての論点を総復習する
・本試験から逆算して計画を立てる
・スピードを上げて勉強する
・コンディションを整える
・最後まで気を抜かない
・本試験前日は何をすべきか
・持ち物チェックリスト
特に最後の二つはまさに試験前日にそのまま使える内容ですので、是非本書でご確認下さい。
さて上記の内容は確かにいずれも試験本番に大きく影響してくる要素であるとは思います。
ただヨシオのように普通の会社の経理で働いている身からすると、本書に述べられているように試験直前だからと言って何日も仕事を休んで勉強に専念することは基本的に不可能です。
ヨシオの勤めている会社もそうですが経理の仕事のピークは多くの場合月末月初に集中してしまい、それがちょうどこの本試験「直前二週間」と重なってしまうためです。
会計事務所に勤められている受験生の方々と比較すると職場からの理解はそれ程期待出来ませんし、理解はあっても繁忙期に休むことは業務量的に困難であるというのが現実です。
そんな訳でヨシオは試験前日に一日だけ休んだことはありますが、毎年ほぼ仕事を休まず本試験に臨んでいます。
しかしヨシオのようにいつも通り仕事をすることは勉強を追い込むことではデメリットですが、上記にもある「コンディションを整える」という面ではプラスであると考えています。
本書でもこの「コンディションを整える」ために有効な手段として「規則正しい生活を送る」ことが勧められていますが、普段通り会社に行って仕事をすることでそれが自然に出来てしまいます。
ヨシオは逆に休暇を取って勉強に専念することで、起床時間や就寝時間をはじめとする日々の生活のリズムが狂ってしまうことの方が怖いと感じています。
ですので普段と変わらず仕事をしつつ土日や就業後の勉強量を増やす、というのがヨシオの「直前二週間」の過ごし方です。
そして健康な身体と平常心を持って本試験に挑むことを毎年心掛けています。
という訳で、今回はここまで。
次回もお楽しみに~
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