お疲れ様です。ヨシオです。

ついに平成29年度（第67回）税理士試験まで一ヶ月をきりました！
税理士試験受験生の皆さんにとっては、まさにここからが正念場ですね。
しかし地球温暖化の影響からか、近年この時期に天候不順が続いているように感じられます。今年も九州で大雨によって甚大な被害が出ましたが、ちょうど一年前にも同じ九州でやはり大雨による土砂災害などが相次いでいました。受験生の中にも被害にあわれた方がいらっしゃるかと思いますが、大変ご苦労されていることとお察しいたします。九州の税理士試験受験生の皆さんをヨシオは応援しています！！
という訳で、今回は「税理士試験の勉強法について（３１）」です。

『税理士試験突破法　第3版』（TAC出版）の内容をベースに、ヨシオがこれまで培ってきた勉強法などについてお話しております。
今回は第6章と第7章の間にあるコラムについてとりあげたいと思います。

章間にあるコラムもこれで6つ目になりますが、今回のタイトルは「部屋を掃除すると集中力が高まる」です。
勉強するぞ、と意気込んでもどうしてもはかどらない時は誰しもあると思います。
イライラして集中できなかったり、意欲が湧かなかったり...、それは部屋や机の上が散らかっているからでは？とこのコラムでは問題提起されています。
そして部屋や机が雑然としていると頭の中まで落ち着かなくなるので、掃除をすることで頭も整理されて勉強する集中力も高まる、ということが述べられています。
「部屋の掃除は心の掃除」ともコラムには書かれています。

こんな感じでこのコラムの内容は「掃除をすることが勉強に役立つ」という主旨ですが、皆さん少し違和感を持ちませんか？
むしろ「勉強をしていると無性に掃除をしたくなる」という方がしっくりくるような気がします。
ヨシオも学生の頃、夜中に期末試験の勉強をしていると急に部屋の片付けをしたくなってしまい、結局勉強そっちのけで明け方まで掃除をしてしまったことがあります。
そしてそのままろくに眠らず学校へ行くもテストは散々な結果...という感じでしたが、同じような経験をされた方も少なくないと思います。
少し前にネット上などでも話題になっていましたが、この「テスト前に掃除がしたくなる」現象を心理学では「セルフ・ハンディキャッピング」と言うそうです。
これはわざと自分に不利になる状況を作ることで、失敗した時の言い訳とするためにやってしまうことらしいです。
たしかにヨシオも学校で友達に「いや～、掃除しちゃって全然勉強出来なかった～」と宣言して予防線を張ってからテストに臨んでいました。

そんな訳で、このコラムの内容はヨシオとしてはあまり共感できないかな、と思っています。
そもそもヨシオは税理士試験の勉強を自宅でやったことはほとんどありません。
学生時代は自宅の部屋に勉強机もあって主にそこで勉強していましたが、社会人になってからは部屋に勉強用の机自体存在していません。
ですので部屋で出来るのは理論の暗記くらいです。
勉強は主に専門学校の自習室でやっていますが、もちろん掃除することはありませんのでとても集中出来ます。
よってヨシオの結論としては「部屋を掃除するくらいなら、別の場所で勉強しましょう」という感じです。

ただ逆に普段から部屋や机をきちんと片付けていれば、掃除をして「セルフ・ハンディキャッピング」する余地もありませんから勉強に集中出来るのかもしれません。
まあその場合は、正直掃除ではない別のことをやってしまいそうではありますが...
とにかく自分の部屋は勉強を妨げる誘惑がたくさん潜んでいるので、ヨシオはどうしてもそれに負けてしまいます。
税理士試験に限ったことではありませんが、大事を成し遂げるには様々な煩悩に打ち克つことが必須です。
ヨシオももういい年齢になってしまいましたので、煩悩を振り払って仙人のように受験勉強に専念していきたいと思います！（笑）

という訳で、今回はここまで。
次回もお楽しみに～