税理士試験の勉強法について(29)
お疲れ様です。ヨシオです。
先週、四国から関東甲信の広い地域で一斉に梅雨入りとなりました。
税理士試験に向けた学習もまさに佳境を迎えていますが、勉強するには本当に辛い季節ですよね。
ちなみに税理士試験だけでなく、公認会計士(論文式試験)や社会保険労務士、中小企業診断士(第1次試験)など8月には多くの国家資格の試験が集中しています。
ヨシオも「何もわざわざこんな暑い時期を試験日にしなくてもいいのに...」と毎年思ってしまいます。
まあ試験日ばかりはどうにもなりませんので、とにかく夏バテにはならないように体調管理に気を付けて勉強していきましょう!
という訳で、今回は「税理士試験の勉強法について(29)」です。
『税理士試験突破法 第3版』(TAC出版)の内容をベースに、ヨシオがこれまで培ってきた勉強法などについてお話しております。
今回から第6章「時間の作り方と活用法」の記述についてとりあげます。
ヨシオが税理士試験の勉強で最も苦労していることの一つが、まさに本章のテーマである「勉強時間の確保」です。
税理士試験に挑戦し始めたのが社会人になってからということもあって、どうしても仕事が最優先の生活の中で勉強しなければなりません。学生時代もそれなりに忙しいとは感じていましたが、今から振り返ってみますとかなり時間の余裕はありました。
今さら言っても仕方のないことですが、学生の頃から税理士試験の勉強を始めていれば良かったな、とはどうしても思ってしまいます。
さて本章の内容ですが、まず第1節のタイトルはズバリ「勉強時間の作り方」です。
最初に「勉強時間を作るときのポイント」として、以下の4つがあげられています。
(1)睡眠時間は削らない
(2)仕事を早く終わらせれば勉強時間が増える
(3)移動時間は勉強時間と心得る
(4)自由時間の使い方
まず(1)ですが、ヨシオは平均的な人よりも多く眠らないとダメなため、しっかり実践しています。
と言うよりも、一度眠くなってしまうと寝てしまわない限りもう何も手に付かなくなってしまいます。
勉強はおろか、どんなに楽しいことでも睡眠欲には勝てません。
中には短い睡眠時間でも全然大丈夫な人もいらっしゃるようですが、そういう人は色々なことに長く時間が使えてとても羨ましいです。
(2)については逆に全く出来ていません。
最近良く生産性について世間では話題になっていますが、ヨシオは完璧主義ぎみなためどうしても時間をかけて少しでも丁寧に仕事をしようとしてしまいます。
会社の生産性のためにも自分の勉強時間の確保のためにも、もっと効率良く仕事をしなければと反省しています。
(3)はまさにその通りだと思います。
ヨシオは移動時間を主に理論暗記に使っていますが、電車の中ではテキストを読んで暗記し、歩いている時間はその覚えた理論の暗唱をしています。
特に仕事の行き帰りの時間はほぼ一定ですので、その間でどれ位勉強出来るのかがはっきり分かることもあってかなり効率的に暗記が進みます。
個人的に電車の中のように少し騒がしい所の方が逆に集中出来るので、移動時間中の勉強は結構好きだったりします。
(4)の自由時間についてですが、これは人それぞれかもしれません。
本書ではあまり自由時間を削りすぎるとストレスが溜まってしまうのでほどほどにしましょう、と書かれています。
しかしヨシオのように自分に甘い人間ですと、かなりストイックに自分を追い込まないとどうしても勉強を後回しにしてしまいがちです。
オンとオフをしっかりと区別できる自制心の強い人であればある程度自由な時間を作っても良いと思いますが、ヨシオは正直自信がありません。ですので、休息以外の自由時間は極力削って勉強するように心掛けています。
この第1節ではこの他に「まとまった時間の作り方」や「移動時間と隙間時間を活用する」というテーマの記述があります。
受験生の方の体験談なども書かれていますので、是非本書をお手にとってお読み頂ければと思います。
という訳で、今回はここまで。
次回もお楽しみに~
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