ヨシオの目指せ!税理士!
税理士試験の勉強法について(12)
お疲れ様です。ヨシオです。
早いもので今年の税理士試験からちょうど2ヶ月ほど経ってしまいました。
来年の試験までの勉強期間もすでに6分の1が過ぎてしまった訳で、そう考えるとちょっと焦りも感じてしまいます。
とは言ってもそもそもまだ今年の試験の結果さえ出ていないので焦っても仕方ないですよね(笑)
その試験結果発表まではあと2ヶ月余りですが、とりあえず今は来年に向けて勉強を進めていきましょう!
という訳で、今回は「税理士試験の勉強法について(12)」です。
『税理士試験突破法 第3版』(TAC出版)の内容をベースに、ヨシオがこれまで培ってきた勉強法などについてお話しております。
今回も前回に引き続き、第3章「成果を上げる勉強法」の記述についてとりあげます。
第3節「集中力を高めて能率を上げる方法」では、前節でとりあげられた記憶を定着させるための5つの要素の中の「集中する」について特に詳しく解説されています。
ここではまず「集中する」ためには「ダラダラやらない」ことを心掛ける、ということが述べられています。
「勉強に集中するぞ!」と意気込んでもなかなかその通りには出来ないのですが、反対に「ダラダラ勉強しないぞ!」というように考えた方がかえって集中できる、ということです。
確かにヨシオも「集中!集中!」と良く心の中で気合を入れたりしますが、そんなに効果はありません(笑)
「ダラダラやらない」と思う方がハードルが低く感じられますので、これは結構良さそうに思えます。
そして「集中する」ためのテクニックとして次に「適度に休憩する」ことがあげられています。
人が集中できる時間はだいたい30分〜60分程度なので、その周期に合わせて休憩すると集中力が持続する、ということです。
ただ本書の中でも書かれている通りあんまり長く休憩してしまうと逆効果なのですが、実際にはそれが一番やってしまいがちだったりします。
良くテスト勉強をしていると部屋の片付けをし始めてしまうなどと言われますが、まさにそんな感じで勉強以外のことに集中してしまうことが往々にしてあります。
(ちなみにこの現象のことを心理学では「セルフ・ハンディキャッピング」といい、失敗した時の言い訳にするためにやってしまうようです)
特に最近はスマートフォンが危険です。
ちょっとの休憩のつもりでネットやゲームでも始めてしまった日には、もう終わりです…
ですので休憩するにしても短時間ですぐに気分転換できるものが良いでしょう。
また簡単に集中できる方法として「時計」と「呼吸法」について紹介されています。
「時計」はヨシオも目の前に時計を置いて「何時何分までにここまで暗記するぞ」というような方法で活用しています。
もう一つの「呼吸法」については本書の中でかなり詳しく触れられていますので是非読んでみて下さい。
そして第3章の最後には第4節として「苦手論点を克服する勉強法」について簡潔に書かれています。
その要旨はヨシオも何度もお話していることでもありますが、基本的な論点をしっかり身に付けることが重要であり、結局それこそが近道だと言うことです。
そしてもうひとつが短い期間に集中してその苦手論点を勉強するということです。
ヨシオが「消費税法」を勉強していた時のエピソードをお話します。
「消費税法」の中でもほぼ毎回出題される頻出論点のひとつに「中間申告」というものがあります。
この「中間申告」の基本的な内容は非常に簡単で、試験では多くの場合確実に正解しなければならない論点であるとされています。
しかしこれが少し応用的な内容となると、逆に「消費税法」の中でも最も難しい論点になってしまうという厄介な面もあります。
ちなみにそれは会社が合併したりした場合の「中間申告」なのですが、かなり難解なので講師も「ここはあまり出題もされないから出来なくても良い」と言ってしまう位でした。
ですがヨシオは何となく嫌な予感がしたので、試験直前にこの論点を集中して勉強し、特に試験当日はそこだけを何度も見直しました。
すると何と言うことでしょう、本試験ではまさにその「中間申告」の応用問題が出題され、バッチリ正解することが出来ました。
配点上その問題だけでは1〜2点程度の積み上げに過ぎなかったとは思いますが、試験中精神的にかなりの余裕が出来たことは間違いなく、それは確実に合格につながったと思っています。
もちろんここまで上手くいくことはさすがに稀だとは思いますが、試験問題の多くは基礎的な内容なので基本を押さえることはいずれにしても重要です。
そして苦手な論点が仮に出題されなかったり正解出来なかったりしたとしても、その勉強に費やした時間は短いので大勢に影響はありません。
そんな訳で本書で紹介されているこの勉強法はヨシオもかなりおススメですので、皆さんも自分流にアレンジして試してみてはいかがでしょうか。
という訳で、今回はここまで。
次回もお楽しみに〜
早いもので今年の税理士試験からちょうど2ヶ月ほど経ってしまいました。
来年の試験までの勉強期間もすでに6分の1が過ぎてしまった訳で、そう考えるとちょっと焦りも感じてしまいます。
とは言ってもそもそもまだ今年の試験の結果さえ出ていないので焦っても仕方ないですよね(笑)
その試験結果発表まではあと2ヶ月余りですが、とりあえず今は来年に向けて勉強を進めていきましょう!
という訳で、今回は「税理士試験の勉強法について(12)」です。
『税理士試験突破法 第3版』(TAC出版)の内容をベースに、ヨシオがこれまで培ってきた勉強法などについてお話しております。
今回も前回に引き続き、第3章「成果を上げる勉強法」の記述についてとりあげます。
第3節「集中力を高めて能率を上げる方法」では、前節でとりあげられた記憶を定着させるための5つの要素の中の「集中する」について特に詳しく解説されています。
ここではまず「集中する」ためには「ダラダラやらない」ことを心掛ける、ということが述べられています。
「勉強に集中するぞ!」と意気込んでもなかなかその通りには出来ないのですが、反対に「ダラダラ勉強しないぞ!」というように考えた方がかえって集中できる、ということです。
確かにヨシオも「集中!集中!」と良く心の中で気合を入れたりしますが、そんなに効果はありません(笑)
「ダラダラやらない」と思う方がハードルが低く感じられますので、これは結構良さそうに思えます。
そして「集中する」ためのテクニックとして次に「適度に休憩する」ことがあげられています。
人が集中できる時間はだいたい30分〜60分程度なので、その周期に合わせて休憩すると集中力が持続する、ということです。
ただ本書の中でも書かれている通りあんまり長く休憩してしまうと逆効果なのですが、実際にはそれが一番やってしまいがちだったりします。
良くテスト勉強をしていると部屋の片付けをし始めてしまうなどと言われますが、まさにそんな感じで勉強以外のことに集中してしまうことが往々にしてあります。
(ちなみにこの現象のことを心理学では「セルフ・ハンディキャッピング」といい、失敗した時の言い訳にするためにやってしまうようです)
特に最近はスマートフォンが危険です。
ちょっとの休憩のつもりでネットやゲームでも始めてしまった日には、もう終わりです…
ですので休憩するにしても短時間ですぐに気分転換できるものが良いでしょう。
また簡単に集中できる方法として「時計」と「呼吸法」について紹介されています。
「時計」はヨシオも目の前に時計を置いて「何時何分までにここまで暗記するぞ」というような方法で活用しています。
もう一つの「呼吸法」については本書の中でかなり詳しく触れられていますので是非読んでみて下さい。
そして第3章の最後には第4節として「苦手論点を克服する勉強法」について簡潔に書かれています。
その要旨はヨシオも何度もお話していることでもありますが、基本的な論点をしっかり身に付けることが重要であり、結局それこそが近道だと言うことです。
そしてもうひとつが短い期間に集中してその苦手論点を勉強するということです。
ヨシオが「消費税法」を勉強していた時のエピソードをお話します。
「消費税法」の中でもほぼ毎回出題される頻出論点のひとつに「中間申告」というものがあります。
この「中間申告」の基本的な内容は非常に簡単で、試験では多くの場合確実に正解しなければならない論点であるとされています。
しかしこれが少し応用的な内容となると、逆に「消費税法」の中でも最も難しい論点になってしまうという厄介な面もあります。
ちなみにそれは会社が合併したりした場合の「中間申告」なのですが、かなり難解なので講師も「ここはあまり出題もされないから出来なくても良い」と言ってしまう位でした。
ですがヨシオは何となく嫌な予感がしたので、試験直前にこの論点を集中して勉強し、特に試験当日はそこだけを何度も見直しました。
すると何と言うことでしょう、本試験ではまさにその「中間申告」の応用問題が出題され、バッチリ正解することが出来ました。
配点上その問題だけでは1〜2点程度の積み上げに過ぎなかったとは思いますが、試験中精神的にかなりの余裕が出来たことは間違いなく、それは確実に合格につながったと思っています。
もちろんここまで上手くいくことはさすがに稀だとは思いますが、試験問題の多くは基礎的な内容なので基本を押さえることはいずれにしても重要です。
そして苦手な論点が仮に出題されなかったり正解出来なかったりしたとしても、その勉強に費やした時間は短いので大勢に影響はありません。
そんな訳で本書で紹介されているこの勉強法はヨシオもかなりおススメですので、皆さんも自分流にアレンジして試してみてはいかがでしょうか。
という訳で、今回はここまで。
次回もお楽しみに〜
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※本コラムに掲載されている情報は、掲載した時点での情報です。
弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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