ヨシオの目指せ!税理士!
税理士試験の勉強法について(9)
お疲れ様です。ヨシオです。
税理士試験も終わり、受験生の皆さんも夏休みを満喫されたことかと思います。
かく言うヨシオは特に夏期休暇は取らず普通に仕事をしていましたが、週末に勉強をしないだけでもかなりリフレッシュできました。
来週くらいからは各専門学校で来年の試験に向けたカリキュラムも開始されます。
心機一転、また頑張って勉強していきましょう!
という訳で、今回は「税理士試験の勉強法について(9)」です。
『税理士試験突破法 第3版』(TAC出版)の内容をベースに、ヨシオがこれまで培ってきた勉強法などについてお話しております。
ここまで第2章「受験校での勉強方法」までの記述についてお話いたしました。
続いて第3章、と行く前にコラムがはさまれていましたので少しそちらに触れたいと思います。
本書では章と章の間に1ページのコラムが挿入されています。
このコラムは本文の流れとは直接は関係のない内容ではありますが、税理士試験の勉強の参考になるちょっとしたコツなどについて紹介されています。
今回とりあげるのは2章と3章の間にある「電卓の話」というコラムです。
ここでは受験生からの相談として「電卓が遅い」「ブラインドタッチの練習は必要か」というものがあること、そしてその相談に対する回答が書かれています。
この相談というのは結構良くあるもののようで、ヨシオも実際に専門学校の講師から何度か同じ話を聞いたことがあります。
(税理士試験だけでなく、日商簿記の勉強でも定番の相談のようです)
そしてこれに対する回答を結論から言ってしまうと、電卓のスピードと問題を解答するスピードに相関性はない、ということです。
それよりも必要なのは当然と言えば当然なのですが、やはり正確性です。
いくら速く電卓を叩けたとしても計算ミスがあっては何の意味もありません。
もちろん税理士試験も簿記検定も決して時間に余裕のある試験ではありませんので、素早く正しい解答を導き出すこと自体は重要です。
ただヨシオの経験からしても、問題を解くにあたって直接電卓を使用している時間は実はそれほど多い訳ではありません。
解答スピードを速くするためには、問題のポイントを素早く読み取ること、そして直ちに解答への道筋を頭の中で組み立てること、この2点が最も大切であると考えています。
そのために必要なのは電卓の練習ではなく、答練などの問題をたくさん解いてとにかく経験を積むことです。
さらに問題を解くためにはその前提としてそれぞれの論点をしっかり理解するための学習が必要ですから、正直電卓の練習をしているような時間はありません。
ただこのコラムではある受験生のケースがあげられていて、その受験生はメモリー機能すら使えなかったと書かれているのですが、個人的にはさすがにそれはどうかと思います。
メモリー機能を使用しないとなると、試験問題を解く際には計算過程を別途手書きでメモする機会がどうしても出てきてしまいます。
その場合時間のロスはともかく、転記ミスなどが起こる可能性が高まります。
税理士試験では学習が合格レベルの水準にまで達していれば、試験本番で最も気を付けなければならなくなるのはケアレスミスです。
メモリー機能を用いてさえいれば計算過程での転記ミスのリスクはほとんど防げる訳ですから、それを活用しない手はありません。
それもメモリー機能の操作がとても難しいのであればともかく、一回覚えてしまえば簡単に使用できますし、かなり便利な機能ですので絶対に使うべきだと思います。
また電卓によっては存在するグランドトータル(「GT」などと書かれているボタンです)もおススメ機能ですので、これまで知らなかった方は是非使ってみて下さい。
すごく大袈裟に言えば、世界が変わると思います(笑)
今回は本題からそれて電卓のお話をしましたが、それもこれもヨシオが簿記の勉強を始めて以来かなりの電卓好きになってしまったからです。
現在は仕事用と勉強用で合計3台の電卓を使い分けていますが、メインでは高級電卓「CASIO S100」を愛用しています。
定価が3万円ほどもするとんでもない電卓なのですが、確かに高級感もあり操作性の良い電卓です。
さすがにこの価格では強くおススメはできませんが(笑)、持っているだけでも話題に出来る電卓ですのでご興味を持たれた方は思い切ってご購入されてはいかがでしょうか。
http://web.casio.jp/dentaku/sp/s100/
という訳で、今回はここまで。
次回もお楽しみに〜
税理士試験も終わり、受験生の皆さんも夏休みを満喫されたことかと思います。
かく言うヨシオは特に夏期休暇は取らず普通に仕事をしていましたが、週末に勉強をしないだけでもかなりリフレッシュできました。
来週くらいからは各専門学校で来年の試験に向けたカリキュラムも開始されます。
心機一転、また頑張って勉強していきましょう!
という訳で、今回は「税理士試験の勉強法について(9)」です。
『税理士試験突破法 第3版』(TAC出版)の内容をベースに、ヨシオがこれまで培ってきた勉強法などについてお話しております。
ここまで第2章「受験校での勉強方法」までの記述についてお話いたしました。
続いて第3章、と行く前にコラムがはさまれていましたので少しそちらに触れたいと思います。
本書では章と章の間に1ページのコラムが挿入されています。
このコラムは本文の流れとは直接は関係のない内容ではありますが、税理士試験の勉強の参考になるちょっとしたコツなどについて紹介されています。
今回とりあげるのは2章と3章の間にある「電卓の話」というコラムです。
ここでは受験生からの相談として「電卓が遅い」「ブラインドタッチの練習は必要か」というものがあること、そしてその相談に対する回答が書かれています。
この相談というのは結構良くあるもののようで、ヨシオも実際に専門学校の講師から何度か同じ話を聞いたことがあります。
(税理士試験だけでなく、日商簿記の勉強でも定番の相談のようです)
そしてこれに対する回答を結論から言ってしまうと、電卓のスピードと問題を解答するスピードに相関性はない、ということです。
それよりも必要なのは当然と言えば当然なのですが、やはり正確性です。
いくら速く電卓を叩けたとしても計算ミスがあっては何の意味もありません。
もちろん税理士試験も簿記検定も決して時間に余裕のある試験ではありませんので、素早く正しい解答を導き出すこと自体は重要です。
ただヨシオの経験からしても、問題を解くにあたって直接電卓を使用している時間は実はそれほど多い訳ではありません。
解答スピードを速くするためには、問題のポイントを素早く読み取ること、そして直ちに解答への道筋を頭の中で組み立てること、この2点が最も大切であると考えています。
そのために必要なのは電卓の練習ではなく、答練などの問題をたくさん解いてとにかく経験を積むことです。
さらに問題を解くためにはその前提としてそれぞれの論点をしっかり理解するための学習が必要ですから、正直電卓の練習をしているような時間はありません。
ただこのコラムではある受験生のケースがあげられていて、その受験生はメモリー機能すら使えなかったと書かれているのですが、個人的にはさすがにそれはどうかと思います。
メモリー機能を使用しないとなると、試験問題を解く際には計算過程を別途手書きでメモする機会がどうしても出てきてしまいます。
その場合時間のロスはともかく、転記ミスなどが起こる可能性が高まります。
税理士試験では学習が合格レベルの水準にまで達していれば、試験本番で最も気を付けなければならなくなるのはケアレスミスです。
メモリー機能を用いてさえいれば計算過程での転記ミスのリスクはほとんど防げる訳ですから、それを活用しない手はありません。
それもメモリー機能の操作がとても難しいのであればともかく、一回覚えてしまえば簡単に使用できますし、かなり便利な機能ですので絶対に使うべきだと思います。
また電卓によっては存在するグランドトータル(「GT」などと書かれているボタンです)もおススメ機能ですので、これまで知らなかった方は是非使ってみて下さい。
すごく大袈裟に言えば、世界が変わると思います(笑)
今回は本題からそれて電卓のお話をしましたが、それもこれもヨシオが簿記の勉強を始めて以来かなりの電卓好きになってしまったからです。
現在は仕事用と勉強用で合計3台の電卓を使い分けていますが、メインでは高級電卓「CASIO S100」を愛用しています。
定価が3万円ほどもするとんでもない電卓なのですが、確かに高級感もあり操作性の良い電卓です。
さすがにこの価格では強くおススメはできませんが(笑)、持っているだけでも話題に出来る電卓ですのでご興味を持たれた方は思い切ってご購入されてはいかがでしょうか。
http://web.casio.jp/dentaku/sp/s100/
という訳で、今回はここまで。
次回もお楽しみに〜
掲載日:
※本コラムに掲載されている情報は、掲載した時点での情報です。
弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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